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僥倖

2014年01月23日 | 雑記帳
 【僥倖】(ぎょうこう)

 思いがけないしあわせ。偶然の幸運。(広辞苑)




 昨日、校内研に講師としてお招きした佐藤正寿先生の著書の中に、何度かこの言葉が使われていた。


 意味は知っていたが、自分は使ったことがない。


 幸運であった出来事を、僥倖と表現するだけの語彙や精神がなかったのだと思う。


 正寿先生が書かれている「僥倖」は、私からみればそれは偶然ではなく、必然もしくは結実としての事象である。


 僥倖という感覚を真に持ち得るためには、きっと謙虚や精進、献身といった多くの要素が必要になる。

 自省させられる言葉だ。




 【2014読了】7冊目 ★★★
 『教師の力はトータルバランスで考える』(佐藤正寿 さくら社)

 【2014読了】8冊目 ★★★
 『価値ある出会いが教師を変える』(佐藤正寿 学事出版)

 【2014読了】9冊目 ★★★★
 『「力をつける授業」成功の原則』(佐藤正寿 ひまわり社)


2 コメント

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Unknown (サトマサ)
2014-01-23 21:23:30
話題にしてくださり、ありがとうございます。
私自身は教員としてのすばらしい出会いが今の自分を作ったと思っています。その出会いは、今考えると「思いがけない幸せ」即ち「僥倖」です。求めても出会いがないというのも現実として考えられますから。
ただ、「何度か使っている」ということは意識しませんでした。安易に使っているような気もしてきました…。
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Unknown (spring)
2014-01-24 05:13:33
クリスチャンではありませんが,ふと「求めよさらば与えられん」という言葉が浮かんできました。
「僥倖」と思える感覚は,おそらく生きる姿勢のようなものだと思います。
例えば「価値ある出会い」もそうですが,これはきっと出会いに価値があるのではなくて,出会いを価値に「する」ことができる…そうとらえるべきではないかと。
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