すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

何を羨ましがってそんな言葉を

2009年05月30日 | 雑記帳
 昨日は2年生の遠足の引率。
 JRの切符を買ったり、乗車したりする活動もあるので、近くの駅から子どもたちと一緒に乗り込む。
 シーズンでもあるので他校の低学年の子も多かった。

 その同じ電車に乗り合わせた、数人の女子高生。
 本校の子どもたちを見ながら、盛んに「かわいい~」を連発している。
 制服を着て平日のこの時間帯に連れ合って乗るということは、何かの試験でもあるのだろうか。
 言葉そのものは、まあよくあることで、きっと自分たちもそういう時を過ごした頃を懐かしみ、今の境遇を慰めて?いる、そんな感じだろうか。

 四つほどの駅を通過して、到着駅についたとき、降りる子どもたちを見て、一人の女子高生はこう言い放ったものである(もちろん、笑顔)。

「かわいいぞ、このやろう。」

 なるほどね、罵倒する言葉を使ったかと思いながら、そこまで羨ましがるほどの齢でもないのになあ、と一人微笑んでいたら、前をいく本校の子どもたちが、ホームの階段を上りながら、こんな会話をする。

「かわいいぞ、このやろうって、どういうことかな」

「へんだよねえ」

「そうだよねえ、おかしいねえ」

 わかるまではちょっと時間がかかるかなあ。
 なお「このやろう」たちの写真は、学校ブログで。

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