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健康になる週間始まる

2018年10月27日 | 雑記帳
 FBでシェアされていたネット記事には目を惹かれた。「健康寿命には、運動よりも食事よりも〇〇が大事」。パッと思いついたのは、かつて読んだ石川善樹の本で、「人間関係」「友人の数」といったメンタルに関わるものだった。しかし、これが意外なことに「読書」の二文字であった。


 この調査は、ワンクリックアンケート(笑)とは違うビッグデータをもとにしたAI分析のようで信憑性は高いのだろう。どうして読書と健康が結びつくのか、にわかには思いつかない。トップに挙げられた山梨県は、運動実施率は全国最低という結果で、これも常識を覆しているようだ。



 記事では、専門家の推測として次の5つを挙げていた。

「図書館に行って本を探すことが運動になっている」
「知的な刺激を受けている」
「過去の記憶を呼び覚ますことにつながる」
「読書によって心が動き、それが行動につながる」
「そもそも、本を読むということは、それだけの活力があって、知的好奇心があるということ」


 一応、人並に読書はしているつもりだが、それが健康と結びついているのだろうか。確かに「知的な刺激」は当てはまる。「過去の記憶」も確かにあるが、読んでいる時が頻繁とは言えない気がする。下の二つは読書に限らないのではないか。そうすると冒頭の「本を探す」が面白い。


 山梨県は人口比における図書館設置率がトップだ。運動といっても探すための「歩く」だけではない気がする。つまり「見る」や「手にとる」「めくる」…文字に対するその動きが、全身にいい影響を与えると言ったら大げさか。このデータは追究しがいがある。今日から読書週間だ。

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