すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

二月,驚き三題

2013年03月01日 | 雑記帳
 先日も書いたが,まずなんといっても雪の多さであった。
 そうでなくとも降り始めが早く,長く感じていた冬だったので疲労感を感じた人が多いことだろう。
 PTAの授業参観で「最近好きになったこと」として,「雪かき」「雪寄せ」と発表した二年生を見ていて,ああ若いっていいもんだな(笑)と思った。全体会でその話を導入につかったら,苦笑いの顔がたくさん見えた。
 会議で出かけた県都の道も酷かった。幹線道路以外はいくら広い道でも中央に雪が残っている。その固まっている雪を,家庭用除雪機で排雪しようとしてくれる方がいて,びっくり。
 いやあ親切心からだろうが,それは危険すぎるでしょう。


 先週初めに届いた教委からの調査ものに驚く。ある程度予想はしていたが,実際に目にしてみると,心が落ち込む。そしてその,自分が落ち込んだことにも少しびっくりする(わかっていなかったのか,おまえは!という感じでしょうか)。
 今までいろいろと推し進めてきたことの流れに位置づけられるが,さらに重い濁流のような気がする。少なくとも教師や学校を元気づけるものではないだろう。
 このじわりじわりと押し寄せる波の中で,どんな向きでどんな泳ぎをしようするのか常に問われる。
 対象や矜持を見失ってはいけないし,簡単に流されてはいけない。
 自分が示すものは案外大きい。


 昨春から専業主婦となった家人がアイロンがけしながら言う。
「このワイシャツ,いい加減に換えたら…」
 そういえば,と気づく。
 この冬シーズン,被服費の割合が妙に低い。というより街頭指導用のベンチコートと厚手の手袋,ネックウォーマーしか買っていないではないか。
 上着,シャツもそうだか,下着,靴下類まで考えても購入記憶がない。
 恐るべし,エンゲル係数の高騰。暖房のための電気代もかかったか。
 というより,この1~2月に,休みの日は,会議や子どもたちのイベント,大会以外は外に出なかったのだということに気づく。


 冬籠りは終わった。
 三月はもっとも大事な月だと思う。
 いろいろな策を練らねばならないし,話し合いも予定されている。
 のんびり驚いてばかりいないで,足を進めたい。

 その前にシャツを買え!
 なのかもしれない。