ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

『死刑の「絞首」は残虐。違憲だ!』弁護団が主張。客5人死亡のパチンコ屋放火殺人、初公判。

2011-09-06 14:35:03 | 日記
え? 裁判の争点はソコなの?

『大阪市此花区のパチンコ店で平成21年、客ら5人が死亡した放火殺人事件で、殺人や現住建造物等放火等の罪に問われた無職、高見素直被告(43)の裁判員裁判の初公判が6日、大阪地裁(和田真裁判長)で開かれた。高見被告は罪状認否で「間違い有りません」と述べ、起訴内容を認めた。弁護側も起訴内容を認めた上で、「病気で判断能力が低下していた」と心神耗弱による減刑を求めた。又、検察側の死刑求刑を見据え、現行の絞首刑は残虐な刑罰を禁じた憲法に違反するとして、「高見被告に絞首刑を選択すべきでは無い」と主張した。地裁は2日に裁判員6人と補充裁判員3人を選任。在任期間は10月31日の判決迄60日間に及び、過去最長となる。異例の長期審理に加え、裁判員は極刑か否かという判断を迫られる事が予想される。公判前整理手続きで絞られた争点は、(1)犯行時の高見被告の刑事責任能力、(2)死刑の違憲性。検察側は公判前に実施した精神鑑定の結果を踏まえ、「完全責任能力が有った」と主張する方針。一方、弁護側は「妄想性の精神障害で責任能力は限定的」と訴える他、「絞首刑では頭部が切断されるケースも有る」と指摘、死刑は残虐な刑を禁じた憲法36条に違反するとしている。起訴状によると、高見被告は21年7月5日、此花区のパチンコ店「cross-ニコニコ」にガソリンを撒いてマッチで放火し、客ら5人を殺害、10人に重軽傷を負わせたとされる。』

事前にガソリンを購入し、パチ屋にブチ撒けた後、マッチにて放火。思いっ切り冷静で計画的な犯行。刑事責任の能力が無かったとの主張をするらしいが、幾ら何でもそりゃあ無理だろう。

しかも、死刑の違憲性とか言い出したよ。こりゃあ、死刑判決は回避出来ないと考えた弁護側が捨て鉢になっているとしか思えないな。

絞首刑が駄目だとすれば、他にどうやって死刑を執行するの? 電気椅子? 薬殺? 何れにせよ、勝手に決められず執行する事は出来ないから、刑法を改正する必要が有る。その間数年間、喧々諤々が繰り返される事になるな。

要するに死刑判決が決定しても、刑が執行される迄の延命策を図っているだけな感じがする。

どうせ国選弁護人。やっつけ仕事なのか、それとも名を挙げ、次回以降の依頼人からガッポリと踏んだくるつもりなのか?

フツーに考えて、無関係な人間を5人も焼き殺したら死刑は間違い無い。

この国では、弁護士に関して言えば、正義なんか有りはしないんだな。