ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

津波警報が出た!!

2011-03-11 23:50:58 | 日記
遅めの昼食を炒飯と豆腐の味噌汁で済ませた後、いつもの様に『情報ライブ ミヤネ屋』を観ていた。

14時46分頃、画面にテロップが流れ宮城県で震度7を記録したとの地震速報。大阪のスタジオでも揺れを感じていた様で、すぐさま地震速報に切り替わった。

通常ならば暫くの間、地震の情報を流した後、番組は『ミヤネ屋』のスタジオに返される筈だが、この日ばかりは違っており、そのままなし崩しに地震速報番組に変更になった。

普段なら、『番組の内容を変更して地震情報を云々』との断りが有るもんだが、一切無し。各地から飛び込んで来る映像を次々に流し始めた。

その間CMは一切無し、民放がNHK状態になっていた。

そりゃそうだ、『震度7』といえば大災害だ。速報では、最初マグニチュード7.9と発表されていたが、程無く8.4に修正され、その後8.8に修正された。

あの関東大震災でさえM7.9なので、それを遥かに上回る規模の地震だ。

都内でも震度5を記録しており、数ヶ所で火災が発生。

浦安の東京ディズニーランドの駐車場が水浸しになった映像が流れる。

千葉の製油所では火災が発生していた。

TV画面から目が離せない。

ニュース速報のテロップで、12日に予定されていた九州新幹線の開通セレモニーが延期になった事を知る。そりゃそうだ、浮かれたイベントなんかやっている場合じゃ無い。

震源地近くでは高さ10mの津波が沿岸部を襲ったとの情報も有るが、今の所その映像は流れていない。

宮城県の女川原子力発電所の1、3号機が地震により停止したんだそうだ。福島第一原子力発電所では、冷却水循環系に異常が発生。半径3km以内の住民に避難指示が出されたとの報道。

冷却が出来なくなれば炉心溶融(メルトダウン)による放射能漏れの可能性が有る。下手すりゃ軽くとも『スリーマイル島原発事故』、酷けりゃ『チェルノブイリ原発事故』の二の舞になる可能性も有る。

夜遅く、外でサイレンが鳴り響いた。何かアナウンスを行なっている様だ。家人は『TV(の音声)なんじゃないの?』と言っていたが、気になったので縁側のガラス戸を開けアナウンスを確認する。

津波警報だった。

太平洋側に面してはいない県だし、仮に津波が来るにした所で海岸線から遥か離れているので大した事は無かろうと、勝手に判断する。用心に越した事は無かろうが…。

焼酎の緑茶割りを呑みながら、TVに観入る。

次々に飛び込んで来る新情報。仙台では海辺に、200~300人の溺死体と見られる遺体が流れ着いたらしい。

被害がどんどん報告されている。夜が明ける頃には更に甚大な被害になっているだろう。

東北地方で3月9日、10日に発生した地震が前震だった可能性が有るとの説が有るが、地震の予知には結び付かなかった様だ。

後日になってから、地震を予見させる様な地震雲の映像や、動物の異常行動なんかが報告されるんだろうね。

近い将来発生すると考えられている『東海地震』に対しては、防災体制の準備を怠ってはいなかったが、まさか東北地方でこんなでかい地震が発生するとは夢にも思っていなかっただろう。

まずすべき生存者の救出か。続いて被災者の保護。

予算が無ければ、子供手当てと高校無償化を廃止してその分の予算を被災者への保護に廻すべきだな。

マニフェストが云々とか言っている場合じゃ無いぞ。

文句を言う輩もそうおるまい。

土肥隆一議員『竹島はそりゃあもう、日本の領土ですよ』と釈明。菅首相は、土肥氏の行動を厳しく批判。

2011-03-11 15:36:44 | 日記
イソップ寓話の中の一篇、『卑怯なコウモリ』のコウモリみたいな輩だね。

『民主党の土肥隆一議員が2月、韓国を訪問した際、日本政府に竹島の領有権主張を中止する様求める共同宣言に署名し、韓国の議員と共に共同記者会見を行っていた事が判った。共同記者会見は、2月27日に韓国・ソウルで行われ、土肥氏は、「日韓キリスト教議員連盟」の日本側会長として出席していた。この中で韓国側の出席者は、日本政府に対し、「竹島の領有権主張を直ちに中止すべきだ」とする共同宣言文を読み上げた。土肥氏は、代表者の1人として、この宣言文に署名している。土肥氏は9日夜、FNNの取材に対し、「内容に付いては十分議論する暇が無くて。軽率だったと思いますよ。(竹島は)そりゃあもう、日本の領土ですよ」と釈明したが、野党は、国会で追及する構え。自民党の大島副総裁は「そういう風な考え方が、民主党の体質として有るのではないかと。もしそうだとするならば、許される行為では御座いません」と述べた。菅首相は「大変遺憾に思っています。竹島は日本固有の領土で有って、その立場は全く変わりません」と述べた。土肥氏は、菅首相が主宰するグループの幹部で、菅首相は9日夜、土肥氏の行動を厳しく批判した上で、「しかるべき形で対応する事が必要だ」と強調した。』

主張している事がコロコロ変わるな。

この事実を知ったのは9日の昼下がり、報道でどんな扱いになるかを知りたくて、夕方からの報道番組を全て視聴してみたが、『スーパーJチャンネル』も『報道ステーション』も『ニュースZERO』もこの件に関しては一ッ言も触れていなかった。地上波で唯一扱った番組が『ニュースJAPAN』。おいらが確認した範囲ではね。

第一報を報じた産経新聞の取材には『個人的には、竹島は日本の領土とは一概には言えないのではと思っている」と語っていたくせに、騒ぎが大きくなった途端、公式ウェブサイトを閉鎖し逃亡。

FNNの『ニュースJAPAN』では『そりゃあもう、(竹島は)日本の領土ですよ』とか180度主張が引っ繰り返っていたな。

FNNへのインタビュー以前を確認すると、インタビューの回を追う毎に主張が徐々に変化している。

『個人的には竹島は日本の領土とは一概には言えないと思っている。日韓両国が互いに自国の領土と主張すれば、問題はいつまでも解決しない』→朝日新聞。

『(竹島は)政治的には日本の領土だが、話し合いはすべきだ』→時事通信。

『竹島は日本の領土との認識に変わりは無いが、日韓双方の主張が有り、韓国側の主張にも納得出来る部分も有る』→読売新聞。

で、最終的に『そりゃあもう、(竹島は)日本の領土ですよ』との発言。

事の重大さに徐々に気が付いた様だ。

翌日10日には、各TV局も朝からワイドショー等で情報を発信する様になっていた。

民主党内からも批判が相次ぎ、窮地に追い込まれている様だ。

昨日の段階で全ての役職を辞任したらしいが、国会議員で有り続けようする限り、野党からは議員辞職を求められるだろう。勿論民主党内からも…。

支持者を別として、国会議員と日本国民からソッポを向かれる事は必至。離れていく支持者も多かろう。

韓国でも大きく報道されている様なので、同じ様な扱いになるだろうね。『嘘付き』呼ばわりされて…。

まさにイソップ寓話のコウモリその物だ。

民主党が瓦解する日は近いぞ。

池に車転落、そこへクレーン車…10分で救助。

2011-03-11 13:42:27 | 日記
これは運が…、いい方だよねぇ?

『10日正午頃、盛岡市湯沢の県道近くで、氷の張った為池に乗用車が飛び込む事故が有り、クレーン付きの大型トラックで通り掛かった男性会社員が、車内から運転していた50歳代の男性を助け出した。人命救助から僅か10分後には、車もクレーン吊り上げて回収した。救助と事故処理を短時間でやってのけたのは、同市仙北町、会社員山本さん(60)。実は、事故車両の回収等を主な仕事にしているという。山本さんは当時勤務中で会社に向かう途中だった。事故直後に現場を通りかかった山本さんは、車体上部を残して水没した車を、何人かが見ているのに気付きトラックを止めた。車内に人がいる事が判り、トラック内に積んでいたハンマーを手に、作業服のまま氷が張った池に飛び込んだ。車の窓を割り、ドアを開けると、男性は既に肩まで水に浸かっていた。寒さで全身が震え、話も出来ない状態で病院に運ばれたが、軽症で済んだ。山本さんはすぐに、駆け付けて来た紫波署員の手も借りず、クレーンを操作して車を吊り上げトラックの荷台へ。そのまま男性の家族に引き渡した。居合わせた署員らは、余りの手際の見事さに、あっけに取られて一部始終を見ていた。同署は山本さんの表彰を検討している。山本さんは「寒さは感じなかった。(事故処理で)10年近く車を吊り上げて来たので、技術が役に立って良かった」と喜んでいた。』

数年前、近所で同じ様な事故が起きた事が有ったな。確か夏場だったと思う。

近場のディスカウント・ショップで発泡酒のレギュラー缶を箱買いで2ケース買い込んだ後、自宅に戻った所、門の前に人集り。

何だぁ? と、思い彼等が見ている方向に視線をやると、クレーン車が堤から車を引き上げている状態で有った。

あぁ、事故か。と思いそのまま自宅内へ。

暫くして外から戻って来た家人に状況を訪ねた所、近所のおっちゃんが車に乗ったまんま堤に飛び込んでしまったらしい。

日曜日の17時前後だったろうか? ちょっとした飲酒付きの会合先から自宅に帰って来たおっちゃん夫婦。車の運転は嫁さんがやっていたらしいが、この嫁さん、車庫入れが苦手。よしっ、じゃあ俺が、ってんでおっちゃんが運転を変わったんだそうだ。嫁さんはこの時点で車外に移動。

バックで車庫に入れば何の問題も無く車庫入れが完了し、そのまま家に入って『笑点』でも観れたんだろうが、残念な事にギアはバックに入っていなかった。更におっちゃんには多少のアルコールが入っていた。しかも慣れた行為だったんで、碌に確認もせずにいきなり速度を上げて発進したらしい。

思っていた方向とは真逆の方向、前方に車は発進し、そのまま前方に有る堤にざっぽ~ん。暫くの間車は浮いていたらしいが、徐々に堤に沈んで行ったそうだ。

おっちゃんも何が何だか理解出来なかったんだろう。ドアを開けようとする訳で無し、窓を開けようとする訳で無し、只静かに車は沈んで行ったらしい。

堤の底に沈んだ後、車の中からやっとどんな状況に陥ったのかを悟ったおっちゃんの叫び声が外に迄響いたんだと。

この時点では電気系統も既に死んでいるので、パワー・ウィンドウは使えない。ドアは水圧の関係で当然ながら開かない。外からの救助が無ければ絶対に助からない状態。

家の中にいた成人している息子が、一度堤に飛び込んで救出しようとしたらしいが、やはりドアが開けられず途中で断念せざる得なかった様だ。

こうなると助ける為にはレスキューの専門家が必要だが、ウロが来た嫁さんは自宅から電話する事無く、近所の家を数件廻って『電話を貸して欲しい』と頼んで歩き回っていたという。

その後、レスキューは来たらしいが、これが又ヘタレなレスキューで、碌な救出道具準備していなかった様で、結局車内からおっちゃんを助け出す事が出来なかった。

おっちゃんが車外に出れたのは、クレーンを使って車を堤から引き揚げた後。

おいらが、自宅に帰り着いた後だな。

水没からかなりの時間が経過していた為、おっちゃんは既に心肺停止状態。蘇生措置が行われたかどうか迄は聞いていないが、そのまま死亡が確認された。

通夜だったか、葬式だったか。参列した家人によると兎に角嫁さんが取り乱していて大変だったらしい。『見ちゃいられない』状態だったそうだ。

車が水面に浮いている間、ドアを開く事は無理でも、窓を開けてそこから這い出る事は可能だった筈。

ギアの切り換えを確認していなくとも、ソロソロとした速度で車を発進させていたら途中で気が付いた筈だし、未然に防げた事故なんだよなぁ。

全ては自己責任の範疇では有るが、運の悪い人ってーのはいるもんだ。

山本△~。

でも、やっぱ事故を起こした男性側に請求書は発行するんだろうなぁ。