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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



女子ワールドカップ杯ドイツ大会
なでしこジャパン 2対1 ニュージーランド

2011年6月27日(NHK-BS1)

女子W杯ドイツ大会のなでしこジャパンの初戦。後半の途中から出場した岩渕真奈が得意のドリブル突破やゴール前でのチャンスに絡み、勝利に大きく貢献した。

決勝点となった2点目のきっかけとなった、ゴール正面で大柄なNZディフェンダー2人を抜きにかかってファウルをもらった場面もすばらしかったが、岩渕の特徴が表れていたのは、それとは別の場面にあった。

右サイドのタッチライン沿いで、相手選手に体を寄せられ、当たられながらも倒れずに、ドリブルを続け、突破したプレーだ。(結果的に2人目をかわしたところで、相手のファウルになって、プレーはとめられてしまったが…)

今大会の直前に、元なでしこジャパンの四方菜穂さん、中地舞さんらによる公開シンポジウム「なでしこ!しなやかに、つよく~女子サッカーの現在と未来を語る~」を開催した。そのなかで、岩渕選手に関して、四方さんが、こう言っていた。

「(岩渕は)速いうえに、あたっても転ばないんです。というか、バランスを崩しても、変な体勢のまま走るんですよ(笑)。 まっすぐ走ってて、あたられて体勢を崩されてもそのまま走るんですよ」

ユースW杯でMVPをとった少女が、大人の大会で、その持ち味を発揮し、大きく羽ばたこうとしている。



※2011年6月28日にFacebookに掲載したものを転載しました。



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