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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<パリ・オリンピック雑感 2024/8/4-4>
泊っているホテルのメトロの最寄り駅から3駅隣のバスティーユ広場に、オリンピック・シンボル(五輪)とパラリンピックのアギトスが建てられていた。そして、バスティーユ広場の塔を背景に、オリンピック・シンボルに座ったり、ねそべったりしての記念撮影が行われていた。特に、係員がいないのに、順番にお行儀よく撮影をしていた。しかし、パラのアギトスの方は、誰も見向きもしない。せめて、シンボルの位置を低くして、人が絡みやすくすれば、記念撮影のしがいもあったのではないか。




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<パリ・オリンピック雑感 2024/8/4-3>
「パリ五輪&オリンピック文化プログラム」の検索結果で出てきた「MADAME ARTHUR CABARET&CLUB V」に行った。場所は、パリのナイトライフの中心地、ピガール。日本のショーパブのようなものか。開店は夜10時で、ステージが20時30分から約1時間。その後、クラブとして朝まで飲める。ステージの詳しい内容は、ネタバレにつながるので書かないが、男性3人、女性1人の4人が、猥雑な衣装を身に着け、トークし、歌い、演奏などをする。フランス語を理解できないので話のおもしろさはわからないが、その歌唱、ピアノとバイオリンの演奏によるパフォーマンスにはすっかり引き込まれた。せっかくパリに来たのなら、こんなステージを観てみるのもよいかもしれない。ただし、なかには、日本ではアウトとなるパフォーマンスもあった。「オリンピック文化プログラム」というよりは「大人の文化プログラム」だった。






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<パリ・オリンピック雑感 2024/8/4-2>
女子サッカー、準々決勝、なでしこジャパン対USAは、日本チームのまったく途切れることない集中力、緊張感が観客席までひしひしと伝わってくる試合だった。劣勢が予想された日本が堅守でUSAの攻撃をしのぎながら、カウンターで反撃した。日本のゲームプランどおりの展開だったのではないか。しかし、決定的チャンスの一歩手前ぐらいまで詰めることはあっても、結局ゴールを決めることができず、延長前半終了間際に決勝点となるゴールを奪われ、準々決勝での敗戦となった。「ゴールを決めなければ、勝てない」という、あたりまえのことを強く再認識させられた試合だった。試合後のピッチには、日本とUSAの2つの輪ができた。日本の輪の中では、どんな言葉がかわされたのだろうか。なでしこジャパンの次の目標は、2027年にブラジルで開催されるFIFA女子W杯だ。




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<パリ・オリンピック雑感 2024/8/4>
タイトルの日付がずれていたので、今日から修正。昨日は、午前中に、ポルト・ドレ宮殿のなかの博物館での特別展示「OLYMPISME UNE HISTORIE DU MUNDE(オリンピズム 世界の歴史)」を観に行った。オリンピック開催期間中のオリンピック文化プログラムに位置づけられるものだ。1896年アテネ大会から、各大会の模様を大会ポスター、当時の写真などで、わかりやすく紹介している。感心したのは、大会の「光」の部分だけでなく、「陰」もしっかりと取り上げていること。第1次、2次世界大戦で大会が開催できなかった期間では、戦争の悲惨さを語る写真が展示されていた。意外だったのは、日本が初参加した1912年のストックホルムから、特に初めのころの大会での日本の選手団の写真が多くあったこと。初期の大会での日本の存在感の大きさ、重要性を再認識させられた。また、1980年モスクワと1984年ロサンゼルスの両大会が、「ボイコット」というくくりで、セットで紹介されていたのも面白かった。少し急ぎ足で観たつもりだったが、いつのまにか1時間20分ほどたっていた。次の予定があり、貴重な映像を十分に見ることができなかったのが悔やまれる。日曜日の午前中、ぼくの他にも、大勢の方が観覧していたが、日本人を見かけることはなかった。






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