<カタールW杯雑感+ 2022/12/11>
準々決勝2日目、モロッコとフランスが勝ち上がった。
モロッコは、アフリカらしい身体能力に欧州トップクラブで培われたサッカーIQが加わり、アラブ圏での開催というホーム的な環境を味方につけての快進撃。90分間、攻守の規律を守り続けた冷静な試合運びが見事だった。ポルトガルは、サッカーにつきものの「大勝利の反動」に見舞われたようだ。
フランス対イングランドは、決勝戦にしたいほど密度の濃い、高尚な試合だった。内容的にはイングランドが上回っていたが、フランスには、グリーズマンを起点に少ないチャンスを活かした勝負強さと「幸運」があった。
これで、ベスト4は、クロアチア、アルゼンチン、モロッコ、フランスとなった。この顔ぶれをみて、「強いチームが勝つのではない。勝ったチームが強いのだ」という言葉を思い起こした。
| Trackback ( )
|