サッカーマガジンを長年愛読してきたが、ここ何年かの間、編集長が交代するたびに、読みたい記事が少なくなってきたように感じていた。ぼくが読みたい記事とは、サッカーマガジン編集部の記者が書いている試合のレポートなどではなく、社外のフリーのライターやベテラン記者による、独自の視点をもった記事やコラムである。
えのきどいちろうさんのコラムが終了し、望月三起也さんのコーナーも、先週号であと2回と終了予告がされていた。そして、まだ誌上では発表されていないが、40年間続いた超ベテラン記者の時評も今月で終わるらしい。
インターネットにおされて苦戦をしている週刊誌が、新たな方向を模索しなければならないことは十分に理解できる。そして、その方向の先に、すなわち、これからのサッカーマガジンのターゲット(=想定購買読者)として、自分のようなオールドファンが設定されていないだろうことも。
いよいよ、サッカーマガジンとのお別れのときがきたようだ。
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