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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



ドイツ対アルゼンチン(6/30 ベルリン)
イングランド対ポルトガル(7/1 ゲルゼンキルヘン)

今大会の現地観戦は、いきなりPK戦の連続で始まった。

ホストが激闘の末のPK戦を制してから始まったパーティは、延々30分は続いただろうか。立錐の余地のないベルリン・オリンピック・スタジアム。ピッチではドイツ選手は躍り上がり、それにあわせてスタジアムも揺れ動く。W杯ホスト国の勝利という幸福の絶頂があった。そして、ドイツの優勝が現実のものとして見えてきた。

イングランドは、まるでホームのようなスタジアムで無念の涙を飲んだ。ポルトガルのC・ロナウドが最後のPKを決め後、センターサークルにイングランドの面々が沈み込んだ。イングランド魂の象徴、ランパード、ジェラードがPKを失敗した。ユーロ2004の雪辱をはらすことはできなかった。

日本でテレビで見ていた大会とは同じものとは思えない。グループリーグというサッカーの見本市から国の威信を賭けた死闘の場と変わっていることを実感した。

W杯が欧州に戻り、ぼくもW杯に戻ってきた。ちょっと偉そうだが、今のぼくの本心だ。


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