【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

リリース 手打ちをしてみると…

2020年05月29日 23時00分41秒 | スポーツ



実際に、手打ちでアプローチなり、軽いショットをしてみると
からだの回転で打つのとは いろいろと異なってきます。

まず、やはり 手順が異なります。
うーん 手順が異なる と言って良いのか
 手順が必要 と言って良いのか・・・。

リリース~刷毛塗_Moment


からだの回転で打つとなると
ダウンスイング…
 時間の区分、スイングの区分と言う意味でのダウンスイングになると
 ダウンスイングという今度は動作ですが、
それそのものが打撃です。

左腕を下げる というか 落とす というか
左半身と一体の動きですが、それソノモノが打撃で
比較をすると インパクトまでの時間は半分位な感じです。


一方、インパクト直前に 腕を伸ばして
 右手首の スナップアングルを失う形の 解放型リリース をするため には
一度、先にからだを 特に足、または腰をまわす、
上半身の上部、胸や肩、腕やクラブを置き去りにして
足~腰を動かし、少しボールとの距離感を詰めてから
解放リリースをする手順になってきます。
 インパクトまでの時間 としては 倍 位、長く感じます。

リリース~刷毛塗_Moment(5)


まあ これは物理的な差 ですが、
からだの回転で打つ場合、右手のスナップアングル
もしくは 左手首が手のひら側に少し折れているような状態で
インパクトを迎えているので
肩からクラブヘッドまでが 途中、手首で折れていますから
一直線 程の長さがありません。
ですので、からだ全体、特に 左サイドが
ボール方向 と 飛球線方向の それこそ シャンク方向に
近づいて行かないと 届きません。

一方、解放型のリリースは、
肩からヘッドまで 一直線 、最大の長さになりますので
逆に そのスペースを確保しておかないと、
手前をダふったり、シャンクになってしまいます。
よって ボールや飛球線方向から 離れながら
インパクトを迎えないといけません。


からだの回転で打つ【まわりかた】で 解放型リリースも
解放型リリースで打つ【まわりかた】で からだの回転で打つ
も 双方上手く行きません。



両方やってみると 感じるのですが、
からだの回転で打つ【まわりかた】は ダウンスイングの後半、
インパクトに近づいていく時、
からだの回転が、体さばきでボールに近づく感じ です。
からだの回転は、最後まで間断なく行っている、動いている感じです。

リリース~刷毛塗_Moment(4)


一方、解放型リリース(キャスティング)の場合、
ダウンスイングの後半、インパクトに近づく段階で
手さばき、リリースさばき、つまり 腕さばきで ボールに近づく 感じ
なので、逆にからだはある程度止めて置かないと 繰り返せません。

これを試していて 一番感じるのは
解放型リリース【手打ち、キャスティング】をする時、
左サイド、特に左肩の低さ が非常に邪魔で
左肩が上か、どこかにどいてくれないと
詰まってしまう感じがして 概ね、手前をダふります。

からだの回転は止めないと 解放型リリースは出来ない のに
左肩は逃げないと ヘッドの抜けどころ、腕やクラブの逃げ道が
なくなってしまう 前門の虎後門の狼 状態です


まだ、遅めの速度でやっているから 良いですが、
これを強いショット、もしくは 距離コントロール するとなると
それに応じた 左肩、左サイドの逃げ(特に上方向へ) は
傾斜や強弱の必要な現場では とても難易度が高いのではないでしょうか

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『オーバースイング』

2020年05月29日 13時08分01秒 | スポーツ

シャフトクロスと話が被る場合が多いですが、
オーバースイングも「手遅れ」の原因になります。

スナップショット 1 (2017-11-13 14-55)
オーバースイング自体 シャフトクロスと同じく
過度でなければ気にする必要はありませんが、
度合いが激しいと やはり ダウンスイングをするための
左腕のラインに乗るまで
 時間が掛かり 『手遅れ』になってしまいます。

これにもポイントが②点ありますので
 気にされている方はトライしてみて下さい。


①クラブを起こすのが遅すぎ

 根本的に クラブヘッドは 移動方向、進行方向に面した部分がIMG_0058Trim (2)_Moment(3)
 打撃面~フェースになっていますから
 俗に言うコッキング、クラブのライ方向の動きは
 ボールをこすることになりかねません。
 ✋可能性はかなり高くなります✋
 いつの間にかの自然な形でのコッキングは構いませんが
 コッキングをする、ということは
 帰り~ダウンスイングには アンコッキングの方向にクラブを動かさねばならず
 人間の腕や肘は 逆には折ることが出来ませんから
 ひじや手首を痛める原因になってしまいます。
 クラブは 体の前傾姿勢通りの傾斜 が基本で
 腕でそれの角度を増やすに過ぎず
 行きも帰りもその軌道に沿った動きであるのならいざ知らず
 それに対して 垂直な関係にあるライ方向にクラブを動かせば
 余計な遠回りになり やはり『手遅れ』の原因になります。
 体であっても、腕であっても
 クラブはロフト方向にしか動かしてはいけません。
 だって ボールをフェースで打つんですから^^


 それはさておき
 オーバースイングを気にする人は
 スイングが大きいと思って
 上げるのを「抑えようとする意識を持つ」傾向にあります。
 それが逆にオーバースイングを生んだりします。

 弊社では ドリル として
 先に腕だけ動かし、後から体を回す を推奨していますが、
 (この場合、ライ方向に動かしてしまいますけどね…)
 オーバースイングの場合 まさにこの逆で
 体だけ先に回し   ・・・まあ 捩じっているんですが
 その慣性を利用して テークバックの後半に腕を動かします。
 慣性を使っているのですから
  当然 自分の動作プラスアルファ になります。

 コッキング動作・・・ライ方向のクラブの動きは
 こすり球の元になるので 全くもって推奨しませんが、
 どうしても するのなら
 先にクラブを起こし、後から体を回す意識を持ってください。



スナップショット 1 (2016-11-28 2-35)ce17f420













②左腕を動かしすぎ
 
 正しい意味で  『脇を締めろ』 とは
 体の側帯の前に腕を置いておくことです。

 お馬鹿さんだなー と思うのは
 よくテークバックで
 右わきを締めて、左わきをがら空きにしておくコトで
 それ以降、ダウンスイングのことを考えておらず
 意味も分からず その言葉は結構、頻繁に使われています。

 ダウンスイングは 右から左への動作、回転です。
 その一番 進行方向前にある 左腕がものすごく位置移動をしていて
 右腕が殆ど動いていない のですから
 前がつっかえる、渋滞になってしまいます。
 これでは利き腕である右腕が使えません。

 例えば アドレス時 両肘先端とそれに相応する脇腹 肋骨あたりに
 シールを張っておいたとしましょう。
 動作をしますから 肋骨のシールから肘先端までの距離は
 離れていきますが、その量が左右似ている必要があります。
 …だって 目的は動作の形を作ることではなく、ボールを打つコト ですから。

 今まで 左腕ばかりを動かして スイングを始めた人に
 いきなり それを辞めろ は厳しいかも知れませんが
 少なくとも意識 としては
 『㊧の肘から先とゴルフクラブは アドレスの位置に
  置いたまま テークバックを始めてください』

 実際には不可能ですが、
 右ひじをやや外目に張ることと同じく
 左ひじもやや外目に張る『意識』です。

 なんとなく胸を開く…そんな感じにも近いかも…です。






 まあ 個人的な感想ですが、
ヘッドの重さを利用してスイングしろ
と言う言葉を変な形で採用しているのかな…とも思います。
テークバック、上半身を捩じると、 その量はほとんど回っていない
 正面を向いたまま 左腕とクラブが 円を描いていきます。
テークバック初動でその動きが 数センチでもあれば
 もうどうにもなりません。 その時点で『手遅れ』確定です。

スイングなんて型なんかはどうでも良いと思いますが、
『手遅れ』で振ると ドライバーでロブショットを打つようなモノです。
飛ばすのには 鬼のような運動性能が必要で、
それに伴い、体が壊れる酷使するコト を
練習によって慣れさせている・・・と感じますね。

 

コメント
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