やわらか煮っ記 オレはA−KING

地震災害、豪雨被害にあわれた皆様の一日も早い復興を願っています。

そして夜

2018年06月15日 23時45分24秒 | Weblog
迎えに行った。

そしたら昼よりも落ち着いていて見た目普通に寝ていた。

ただし、腕には昼間、血管が細すぎて刺せなかった点滴の管が、少し回復して血管が太くなって刺せていた。

せっかくだから今夜一晩入院することになった。
それでも回復の見込みは薄いという。

明日の朝行って連れてくる。
その朝までも、もってくれるかどうか。

ガンバれ!
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少し安定

2018年06月15日 14時43分06秒 | Weblog
昼に病院に行った。

子猫は朝よりも大分安定して眠っていた。

呼吸も普通にしていた。

まだ安心できるところまではいっていない。

それに、体は回復したとしても、やはり脳への障害が残るかもしれないとのこと。

蘇生をしているとき、俺も考えていた。

もしこれで生き返ったとしても、もしかしたら2度死ぬことになるだけじゃないのか?
それでこの子は幸せなのか?
それでも今生きたいと思っているのか?と。

今夜病院から1度連れて帰ることになる。
もしその後目が覚めなければ食事をすることもできず、最終的にまた死んでしまう。

仕方のないこと、と覚悟はできている。

この子猫は俺に拾われたことで、生き延びることができるのか、それとも結局死んでしまうのか、どちらでも俺は最後まで見届ける。

出会った者の責任として。
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朝からER

2018年06月15日 10時03分53秒 | Weblog
朝、子猫が静かすぎるので様子を見に起きた。

死んでいた。

元気はあったとはいえ、走り回るほどではなかったし、拾ったときがすでに弱々しかったからどうかな、とは思っていたけどこんなに早くとはなぁ。

たぶん夜中に亡くなったんだな。

そう思いながら眺めていたら、1度痙攣した。

あっ!これはまだ死んで(この状態になって)それほど経ってない!蘇生できるかも!

手にとっても体は冷たい。が、硬直には至ってない。

体全体をタオルで繰るんで、心臓あたりを指でマッサージ。
口に息を吹き込む。

10分くらい続けていると、痙攣のような反応の感覚が短くなってきた。

これは戻るかもしれない!

せめて自発呼吸してくれれば・・・

その後も10分くらい続けた。

なんか心臓あたりの反発が強くなった気が。

行ける行ける!

時折、カハッと呼吸のような動き。それが多くなる。
さっきまで全くなかったのに。

それから5分くらいすると声を出すようになった。
鳴くというよりはうめくような声。
手足も動かすように。
反応はよくなってる。

もう少しだ!

少しすると自発呼吸を始めた。まだ弱い呼吸。

反応も悪い。

体は少し暖かくなってる。
血液が回り始めたか。

油断はできないがなんとか戻った。

ただし見つけてから、心拍再開まで時間がかかりすぎてる。
持ち直してもその先はわからない。

その後も体を暖めながら全体をマッサージするようにして、病院の開く時間にあわせて連れていった。

すぐドクターが見てくれたが、俺の状況説明と、子猫の状態を見て、処置をしながら
「はっきり言って90%助からないと思ってください。」
と言われた。

1度は心配停止だったんだ。
覚悟はできてる。
ただここまで戻ったこの子の生命力に期待したいのと、俺のところに拾われてきたことになにか理由があるんじゃないか、あの頃のチビのように。

そう思うからなんとか助かってくれることを祈る。

午前中病院に預けて治療を続けてもらい、昼に行って様子を見る。

ブドウ糖液は口に垂らすとなめていたのでほんの少し期待は持てる。
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