やわらか煮っ記 オレはA−KING

地震災害、豪雨被害にあわれた皆様の一日も早い復興を願っています。

ガッチャン

2013年04月28日 08時51分43秒 | Weblog
俺が自分で最初に飼った犬。
「ガッチャン」
横浜に住んでいたとき、動物病院で里親を探していたメス犬をもらった。
全身黒、胸のあたりが少し白い毛。
良く甘ガミしてくるので、「ガッチャン」と名づけた。

とても頭のいい犬だった。
猫と遊ぶのが好きで、木の上まで上っていったり、塀の上にも飛び乗った。
運動神経もいい犬だった。

子供もたくさん生んだ。

もう何年も前に死んでしまったけど。

夕べ、どういうわけか、夢に出てきた。
とても悲しい夢だった。

夢の中で、ガッチャンは、俺の元から知人の家に引き取られて暮らしていた。
ある日、その知人から呼ばれてたずねていくと、ガッちゃんは病気か老衰かで、もう長くないという。

苦しそうに横たわっていたガッちゃん。
動けないはずが、俺が知人の部屋にいると、いつの間にか足元に来ていた。

ガッチャンは俺に話しかけた。
何を言っていたかは覚えてないけど。

俺はガッチャンの手を取り、答えた。
「大丈夫だよ。絶対にガッチャンのこと、忘れたりしないよ。」
ガッチャンは嬉しそうな表情で息をひきとった。

俺は泣きながら目が覚めた。

実際のガッチャンは最後まで俺の元にいたけど。
死んでから20年近く、夢に出てきたことなんてなかったのに、どうして?

夢だけど、久しぶりにガッチャンに会えて、懐かしかったよ。

夢の中で俺がガッチャンに言ったセリフ。
「忘れたりしないよ。」じゃなくて、「もうすぐ会えるよ。」だったような気もする。

迎えに来たのか?
そしたら向こうでまた遊べるなぁ。ガッチャン。


そして今日も頭が痛い日曜日。

仕事して、ソフトして、仕事して、肉食おう!
コメント
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