最近70's Soul Vocal GroupのLive DVDがどんどん発売されている。前回のRay, Goodman & Brownの来日情報の記事内で彼らのDVDの紹介をしたが、他にもSpinners、The Chi-Lites、The Delfonics、The Blue Notes、TheDells、The Temptations等は未だに活動を続けていて、最近のLive映像がDVD化され発売になっている。
その中でもDiscoサウンドにも適合して80'sに大ブレイクした【The Whispers】のDVDも発売されている。
Scotty&Walterの双子のScott兄弟がメインボーカルを務める、L.A.出身のVocal GroupであるThe Whispers、結成は1964年と結構古い。しかし中心メンバーが1943～44年生まれであるから、1stアルバムを発表したのが'73年と言う事は結構遅咲きであった。70'sにもまあまあヒットを飛ばしてはいたものの、最初のR&Bチャート#1ヒットである"And The Beat Goes On"は'80年であるからさらに時間がかかっている。しかしその後10年は年に一度はTop-10を記録する超人気グループとして君臨した。90'sも"Innocent"や"My Heart Your Heart"等が#3、#4を記録する等あいかわらずの人気である。
Live From Las Vegas
このDVD、非常にうれしいのは80's以降のヒットナンバーが網羅されてるのはもちろん、あのDonny Hathawayに捧げたナンバー"Song For Donny"が収録されているところだ。この曲は元々Donnyの曲で、"This Christmas"として発表したものだ。ひとつ残念なのは'76年のヒット"One For The Money"が収録されていないことだ。あの【Babyface】が出世するきっかけにもなった"Rock Steady"はアンコール？でやっているぞ。
とにかくチビな双子ちゃん（失礼！）である【Scott Brothers】の声がたまらないのだ。BluesやGospelの色よりはJazzスタンダード的なスムースな唱法が特徴。それもかなりのハイトーンがスムースなのである。これがきっと白人層にもウケる要因となったのであろう。彼らの映像はSoul Trainでしか見た事が無かったのでホントにうれしい限りである。
おすすめのアルバムです。
↓
The Whispers（1979）
R&B#1の”And The Beat Goes On"、#3の"Lady"、前出の"Song For Donny"、テンプスの名曲をDiscoバージョンにしたMy Girl等収録。超名盤！
Imagination
シングル化はされなかったものの、Discoで人気が高かったImagination、R&B#2の”It's A Love Thing”等収録。これもかなり良い！
This Kind of Lovin'
これには"This Kind Of Lovin'ぐらいしか収録されていないが、かなりクオリティーが高いアルバム。
この後もかなりのクオリティーで作品を出し続けている。
その中でもDiscoサウンドにも適合して80'sに大ブレイクした【The Whispers】のDVDも発売されている。
Scotty&Walterの双子のScott兄弟がメインボーカルを務める、L.A.出身のVocal GroupであるThe Whispers、結成は1964年と結構古い。しかし中心メンバーが1943～44年生まれであるから、1stアルバムを発表したのが'73年と言う事は結構遅咲きであった。70'sにもまあまあヒットを飛ばしてはいたものの、最初のR&Bチャート#1ヒットである"And The Beat Goes On"は'80年であるからさらに時間がかかっている。しかしその後10年は年に一度はTop-10を記録する超人気グループとして君臨した。90'sも"Innocent"や"My Heart Your Heart"等が#3、#4を記録する等あいかわらずの人気である。
Live From Las Vegas
このDVD、非常にうれしいのは80's以降のヒットナンバーが網羅されてるのはもちろん、あのDonny Hathawayに捧げたナンバー"Song For Donny"が収録されているところだ。この曲は元々Donnyの曲で、"This Christmas"として発表したものだ。ひとつ残念なのは'76年のヒット"One For The Money"が収録されていないことだ。あの【Babyface】が出世するきっかけにもなった"Rock Steady"はアンコール？でやっているぞ。
とにかくチビな双子ちゃん（失礼！）である【Scott Brothers】の声がたまらないのだ。BluesやGospelの色よりはJazzスタンダード的なスムースな唱法が特徴。それもかなりのハイトーンがスムースなのである。これがきっと白人層にもウケる要因となったのであろう。彼らの映像はSoul Trainでしか見た事が無かったのでホントにうれしい限りである。
おすすめのアルバムです。
↓
The Whispers（1979）
R&B#1の”And The Beat Goes On"、#3の"Lady"、前出の"Song For Donny"、テンプスの名曲をDiscoバージョンにしたMy Girl等収録。超名盤！
Imagination
シングル化はされなかったものの、Discoで人気が高かったImagination、R&B#2の”It's A Love Thing”等収録。これもかなり良い！
This Kind of Lovin'
これには"This Kind Of Lovin'ぐらいしか収録されていないが、かなりクオリティーが高いアルバム。
この後もかなりのクオリティーで作品を出し続けている。
ウィスパーズの入り口は私の場合、双子兄弟ソロ作からなんですが余りの素晴らしい内容に借りた友達に「売ってくれ」と懇願までしました。何せ二人のシルキーヴォイスは最高っすね。どのアルバムもハズレ無しちゃうか？とまで思っちゃいます。
彼らの声はアナログな音でもデジタルなサウンドでも合ってしまう、ハイブリッドな声ですね。正直あまりSoulっぽくはないのですが、聞いてて心地よく飽きない。
だから特にハズレは無いのかも知れません。
この曲を作ったBabyfaceが、この７年ほど後にEric Claptonの『Change The World』をプロデュースするなんて、当時は想像もつかなかったっすね。