Feel The Need(#217)

2007年05月26日 | soul,r&b
Feel The Need

この曲を初めて聞いたのは1976年の事である、Soul TrainにGraham Central Stationが出てこの曲を歌ってたのである。もちろんこの時がGCSとの初遭遇だ。Larry Grahamが大股でBassを弾きながらバリトンボイスで歌っている姿に完壁にK.O.されたのであった。

USAでは1時間番組でやっていたSoul Train(もちろん後で知った)であるが、日本では30分ずつやっていた。ほんで次の週には『Release Yourself』をやっていた。
この2曲を知っている方は当時15~16歳の私がどんなにシビレたかお解りであろう。

後で知ったのはこの曲が『Detroit Emeralds』がオリジナルであったと言う事である。1973年に『Feel The Need』と言うアルバムからシングルカットした『Feel The Need In Me』がUKポップチャートで#4のヒットになったのだ。名前の通り彼らはDetroit出身(実はLittle Rock In Arkansas)であるが、UKではMotownを代表とするNorthern Soulに絶大な人気があったのだ。そのポップなメロディーとシンプルなビートがUKリスナーにウケたのであろう。


そんなThe Detroit Emeraldsのグレーテストヒッツである
Greatest Hits
Greatest HitsDetroit Emeralds Amazonで詳しく見る by G-Tools




2in1でおいしいアルバム『I'm In Love With You/Feel The Need』
I'm in Love with You/Feel the Need
I'm in Love with You/Feel the NeedDetroit Emeralds Amazonで詳しく見る by G-Tools




見事にK.O.されたGraham Central StationのFeel The Need収録、『Release Yourself』
Release YourselfRelease YourselfGraham Central Station Warner Bros. 1997-02-11Amazonで詳しく見る by G-Tools





ここで終わればただのSoulブログ...

























ちょっと笑えるディスコシングル特集復活!




そんな『Feel The Need』、

実は当時(70's)のUSのアイドル歌手『Leif Garrett』がカバーしていたのだ。



このLeif、日本でも結構人気があったが、実はこれのオリジナル曲

はLeifが歌ってたのであった。

『New York City Nights』と歌っているところを『バイバイ哀愁デイト』と歌っていたのである。若い人には何だか良くわからないかも知れないが、40歳前後以上の方なら知らない訳は無い。うむ、凄~い!



オリジナルはこちら



日本で売れたのはこれかな?外人タレント、『カイヤ』の旦那、『川崎麻世』がアイドル時代にカバーしている。




70年代の洋楽アイドルっていったらなんちゅ~ってもベイシティローラーズっすけど、レイフ・ギャレットもかなりウケてました。まあ男の子でしたが見た通りかなり可愛い子ちゃんでしたから、日本でも当時かなり人気がありました。





下はそんなLeifの1999年の画像、まあオヤジにはなったがそれなりに見えてます。まあ帽子かぶってるしなあ...




これは昨年(2006.1.14.)の話ですが、そのレイフ・ギャレットがロサンゼルス市内の地下鉄駅で逮捕されたと言う。 その容疑が「麻薬吸引容疑」と「地下鉄の切符を持っていなかった」という物。その結果、警察で取り調べてヘロインの不法所持って事で起訴されたそうです。

下はその時ニュースで公開された写真であろう、髪の毛が無いとは...


なんでも、以前もコカインで逮捕され現在仮釈放中だったらしい。

元々子役で俳優出身であった彼は、アイドルを卒業した後(80'sに入ってから)は映画俳優として活躍していたようであるが、なんか悲しくなるなあ。

ふう~、同年代だから身にしみる...