諸般あり、で更新も遅れ気味、乱れ気味。
俳句の旬刊誌『俳句α 12-1月号』(毎日新聞社)は、創刊100号となり、その記念特集に「芭蕉とはこんな人物だった」と「歳時記の季語はこれからどうなっていくのか」などを掲げた。
あるサイトで冬の季語でおもしろいものは、という問いに「納豆」がべストアンサーとして選ばれていた。
「納豆汁」は冬の季語だが、「納豆」は今のところ季語とはなっていない。たぶん勘違いであろう。
納豆は今なら1年中なので季語としては扱いにくいだろうが、「納豆汁」なら冬にふさわしい。
芭蕉をめぐる俗説に「芭蕉隠密説」があるが、彼自身に関してはそうではない、というのがアカデミックな回答である。
たしかに何を隠密して探っていたのか、後々になってもその影響が出てこないので、俗説である。