美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

晩秋賦5 花八手

2008年11月09日 | 風流

 自然界の花が減る今、存在を発揮する花が八手のこの地味なしかし個性的な花だ。

 実は季語では初冬にはいるのだが。

 この乳白色の花火のような花をめでる心は持ち続けたい。

 

      門前を訪ねし人や花八手  奏城

      

       掌八手の花を抱き見る     奏城