美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

「芭蕉とはこんな人物だった」

2008年11月29日 | 読書もどき

 諸般あり、で更新も遅れ気味、乱れ気味。

 俳句の旬刊誌『俳句α 12-1月号』(毎日新聞社)は、創刊100号となり、その記念特集に「芭蕉とはこんな人物だった」と「歳時記の季語はこれからどうなっていくのか」などを掲げた。

 

 あるサイトで冬の季語でおもしろいものは、という問いに「納豆」がべストアンサーとして選ばれていた。

 「納豆汁」は冬の季語だが、「納豆」は今のところ季語とはなっていない。たぶん勘違いであろう。

 

 納豆は今なら1年中なので季語としては扱いにくいだろうが、「納豆汁」なら冬にふさわしい。

 

 芭蕉をめぐる俗説に「芭蕉隠密説」があるが、彼自身に関してはそうではない、というのがアカデミックな回答である。

 たしかに何を隠密して探っていたのか、後々になってもその影響が出てこないので、俗説である。

 


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