平成19年8月5日(日)
中村裕(なかむらゆたか)氏の俳句の本はこれが2冊目。1冊目は同じく新書版の『やつあたり俳句入門』であった。この本はきわめて痛快な本で,一気に読み終えた。
今回のものは彼によるアンソロジーなのだが,その手法は季語による分類ではなく,実生活による身近な分類による。たとえば,第1章は「流離う人々」で,分類は“家・道・地名・旅・時・遊”である。新興俳句の流れに身を置く氏ならではのものとなっている。
平成19年8月5日(日)
中村裕(なかむらゆたか)氏の俳句の本はこれが2冊目。1冊目は同じく新書版の『やつあたり俳句入門』であった。この本はきわめて痛快な本で,一気に読み終えた。
今回のものは彼によるアンソロジーなのだが,その手法は季語による分類ではなく,実生活による身近な分類による。たとえば,第1章は「流離う人々」で,分類は“家・道・地名・旅・時・遊”である。新興俳句の流れに身を置く氏ならではのものとなっている。