そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

朝鮮料理でおしゃれな女子会 2 ~ 岩見沢「精養軒」

2012年02月28日 | 空知の食
前回に引き続き、「精養軒」さんのご紹介です。

お肉の次に出てきたのは、「和牛肉とクリームチーズ入り韓国海苔巻き」。
韓国ではキムパップと言って、手軽につまめる軽食です。
日本の海苔巻きとの違いはご飯が酢飯ではなく、ごま油を使っていること。




「自家製スンドゥブ・チゲ」、先ほどの寄せ豆腐が入ったチゲ(鍋)です。
タレは自家製の朝鮮味噌と日本のお味噌をブレンドしたのだそう。
ワタリガニの出汁が効いていて何とも言えない味わい、
程よい辛さで体もぽかぽかです。




こちらは、冷たくてさっぱりとした「手打ちサラダ麺」、盛りつけもきれいですね~
麺は岩見沢産小麦キタノカオリと道産ジャガイモの澱粉で打っているそうです。
シコシコで美味しい。






さて、お料理の締めは、出ました!「自家製サムゲタン」、
丸鶏の中にもち米、高麗人参、栗、ナツメ、松の実、ニンニクなどを入れて煮込んだ料理です。
本場のサムゲタンは鶏のスープをしっかり取るためにかなり煮込むそうですが、
精養軒さんは鶏肉の美味しさを残すために煮込み時間は控えめに、
その分スープを補うため岩見沢特産の高麗きじとのWスープにしているそうです。
高麗きじはコラーゲンもたっぷり、明日のお肌はぷるっぷる?




最後は女子にはうれしいデザート、
岩見沢産青大豆の豆乳ブラン・マンジェ、三重県産メイヤーレモンのアイスケーキ、
五味子(オミジャ)のアイスクリーム、チョコレートのフローズンムースの中から
お選びくださいとあります。全部もらってみんなで少しずつ味見♪










あ~お腹がいっぱい、なんという幸せな気分、
美味しいものを少しずつつまみたいという女性の気持ちを
しっかり押さえてるオーナーの高さん、本当にありがとうございました。

お店の出口のところでおもしろい地図を発見しました。
なんと50年前の岩見沢市内の地図だそうです。
50年前と言えば、周辺の炭鉱の開発ともに、
交通の要衝として岩見沢が最も発展を遂げていた時代。
地図上も建物がびっしりで、空き店舗なんて見あたりませんね。
空知総合振興局は「空知支庁」として5条にありました。
「○○がこんなところに」「郵便局はここだったのかぁ」など、話に花が咲きました。






ちなみに、今回のコースはお料理のみで3千円、びっくりのお値段ですね。
予約して来店したお客様のお料理は全て記録してあって、
次回に同じメニューが被らないように工夫しているそうです。
このお値段で、このお料理とこの心遣いは素晴らしい!
何度も訪れたい岩見沢の名店です。


焼肉・成吉思汗・朝鮮料理の店「精養軒」
岩見沢市3条東1丁目8-9
TEL 0126-22-9222
http://seiyouken.moo.jp/index.html

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