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そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

岩見沢の特産品「高麗雉(こうらいきじ)」を知ってますか。

2011年07月01日 | 空知の食
岩見沢市には雉ケ森や雉橋など「雉」と名の付いた場所がたくさんあります。
この名の由来は、昭和の初めに農業の害獣となる野ねずみやヘビなどを
駆除するために高麗雉が放鳥されたことにあるようです。

高麗雉は、かつて上志文地区の農家の方々により、市の特産品として
生産されていましたが、人手不足やきつね等の害獣による被害のため、
平成8年頃に生産を中止、その後社会福祉法人岩見沢清丘園が受け継ぎ、
現在は、清丘園が開設した通所授産施設「ワークつかさ」が、
一羽一羽丹精込めて平飼いし、年間6000羽程度を生産しているそうです。

ここは、その雉肉料理が味わえる「炭火焼 喜地丸燻(きじまるくん)」です。
平成17年に障がいのある方の就労の場として、清丘園の敷地内に開店しました。




お店の一番人気は、きじ塩ラーメン(700円)。




雉のガラと道産野菜から抽出した黄金色のスープは、あっさり塩味ながら、
まろやかなコクと野菜の甘みが口の中一杯に広がります。
麺は岩見沢産小麦「キタノアカリ」を使用していて、コシがありスープがよく絡む縮れ麺です。
トッピングのチャーシューはもちろん雉肉、ゆで卵も雉の卵です。
まさに、雉を丸ごと味わえる一品ですね。

こちらは、二番人気のきじの親子丼(750円)。




ほどよい歯ごたえのお肉は、噛めば噛むほどコクと甘みがじんわり、
濃厚な卵との相性もバツグンです。
雉の卵は4~7月の産卵期以外には手に入らないのでこの親子丼は期間限定商品。
ラーメンのゆで卵もこの時期以外は鶏卵に変わります。
卵を味わうなら今ですよ~

この他、炭火の焼き肉やきじすき焼き鍋などメニューも豊富で宴会にも対応してくれます。
そう言えば、お店の名前は「炭火焼 喜地丸燻」、
メイン料理は雉の炭火焼きなんですよ~

さらに、燻製(半身)やソーセージの販売も行っていますので、
是非、喜地丸燻で岩見沢の特産品を味わってください。


炭火焼き喜地丸燻(きじまるくん)
岩見沢市日の出町604番地2
TEL 0126-22-1441
11:00~17:30(ラストオーダー17:00)
宴会は20:00まで(延長可)
水曜定休

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