そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

芦別名物「ガタタン」は、変幻自在の優れもの

2012年01月27日 | 空知の食
さて、前回「宝来軒」のお父さんにご紹介いただいた「ガタタンラーメン」を買いに、
道の駅「スタープラザ芦別」にやって来ました。




中にある観光物産センター(売店)をのぞいてみると、お~ありました。
以前から販売されている具材がすでに入ったバージョンは3人前で1500円。
その下に最近発売されたという麺とスープのみのセットも置いてあります。
こちらは2人前で300円、何ともお手頃な価格ですね~。
お味の方は、「芦別温泉 スターライトホテル」のシェフが監修しているそうです。






さっそくお家で作ってみることに。
「ガタタン」はそもそも飲食店の「まかない料理」が始まり、
残り物を上手に使って作っていたに違いありません。
ですから具材は何でもいいそうですが、取りあえず袋の裏に例として書いてあった材料でトライ。
豚肉、エビ、白菜、キクラゲは在庫がありました、これでいきましょう。
具を小さく切って炒め、分量の水で溶いたスープの素を入れてとろみがつくまで加熱します。
同時進行で茹でたラーメンを丼に入れて熱々のガタタンスープを注ぎます。
最後にネギをトッピングして、出来ました~。




参考までに、こちらは道の駅のレストラン「ラ・フルール」で出している
ガタタンラーメン(840円)。さすがに具だくさんです。
豚肉、エビ、白菜、キクラゲのほかにも、イカ、ナルト、シイタケ、ニンジン、ササダケ、ワラビ…。
それとやっぱりそこはプロ、盛りつけがとっても美しいですね。




でも、こっちのものも味は充分、レストランに負けていませんよ。
熱々でしみじみと美味しい。麺は透明感ある硬質の細麺、
熱いスープの中でも伸びにくく最後まで美味しくいただけました。
それにしても何か忘れてるような…。
あ~、しまったぁ、最後に溶き卵入れるの忘れてました。
とろとろのスープに漂うフワフワ柔らかな卵も美味しいのにぃ…。
まぁそれでも充分美味しかったんですが、次回は絶対忘れないようにリベンジです。

「ガタタン」はアレンジしやすいのも良いところと、飲食店の間でも好評です。
いろいろなアレンジメニューが生まれていることは前回もご紹介しましたが、
そのほかにも、いろんなガタタン関連商品が生まれています。

いつもは道の駅「スタープラザ芦別」で営業している人気の「たい焼き屋」さん、
冬の間はスキー場で営業しているんです。
ここ「国設芦別スキー場」は、巨大な観音様に守られたセーフティなスキー場?




この「たい焼き屋」さんの新メニューはガタタンの中身が入ったという「たこ焼き」、
その名も「ガタコ」(6個入りで300円)。タコ以外にも具がたくさん入っていて美味しいですね。
かつては、ガタタン入りの「たい焼き」というのもあったそうですが、
今は製造していませんとのこと、残念…。




これも幻のメニューのお宝写真、道の駅のレストラン「ラ・フルール」で
昨年のゴールデンウィーク限定で提供されていた芦別ザンギ「ガタチキ」(350円)。
鶏モモ肉1枚をガタタン風味のつけ込みダレにつけてから、
卵の衣をつけてカラリと揚げてあります。
どこがガタタン? というのはわかりにくいですが、
お肉がとてもジューシーに仕上がっていてパリッとした衣とのバランスも良く、
ボリュームも満点。とっても美味しかったですよ、また復活してくれないかなぁ。




中国と日本の融合で生まれた「ガタタン」は、柔軟で包容力に富んだメニュー。
これからもどんどん新しいバリエーションが生まれてきそうですね!


道の駅「スタープラザ芦別」
芦別市北4条東1丁目1番地
TEL 0124-23-1437
年末年始(12月31日、1月1日)休業
○観光物産センター
 9:00~19:30(11月から4月は18:00まで)
○レストラン「ラ・フルール」
 11:30~19:30(11月から4月は18:00まで)
http://www.city.ashibetsu.hokkaido.jp/syokokanko/kankou/kankou/michino_eki.html

国設芦別スキー場
芦別市旭町11番地
TEL 0124-22-3545
9:00~日没(ナイターは21:00まで)
※ 今シーズンの営業は3月20日まで

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