今日の熊本は昼前からグングン気温が上がり、日中の最高気温はとうとう30.5℃まであがってしまいました。
今から30℃超えなら、7~8月はどうなるんだろうと心配になってきます。
さて、昨日の日曜日に、まめ八親子と、まめ八の母の5人で県南部にある“エコパークみなまた”で開催されていた“ローズフェスタ”を観に行きました。
水俣といえば、水俣病を思い起こされる方も多いと思います。
チッソ水俣工場が垂れ流した有機水銀によって発生した水俣病は、300名以上の犠牲者と数多くの患者を出した恐ろしい公害病で、今なお苦しんでいる患者も数多く存在されています。
この水俣病によって、“ミナマタ”という地名は、水銀公害の代名詞として世界的にも広く知れ渡る事になってしまいました
この悲惨な歴史の反省と、公害都市“ミナマタ”からの回生を誓って、水俣市は現在、“環境モデル都市”を宣言し、環境問題やエコ活動に積極的に取り組んでいます。
今回訪れた“エコパークみなまた”は、チッソ水俣工場から垂れ流された有機水銀が残存していた水俣湾を埋め立てた場所に造られています。
ここには各種のスポーツ施設やバラ園、道の駅“みなまた”などがあり、かつて、有機水銀に汚染されていた水俣湾も、市民の憩いの場として生まれ変わりました。
熊本市から九州道を南下。八代JTCから南九州自動車道に乗り換え、終点の芦北ICから国道3号線を30分ほど走ると“エコパークみなまた”に到着します。熊本市からだと片道1時間半ほどでしょうか・・・
ここのバラ園には、600種、5000株の薔薇が植えられていて、4月16日から5月16日までの間、“ローズフェスタ2010春”が開かれていました。
例年、まめ八は県立農業公園で開催される“薔薇祭り”に、母親を連れて出かけていたのですが、今年は少し足を延ばしてみることにしました。
この日は、晴天で、しかもフェスタ最終日とあってたくさんのお客さんが訪れていました。
会場一面に薔薇の花が植えられており、その数と種類の多さに圧倒されます。会場全体が薔薇の花のいい香りに包まれていました。
ここのバラ園には障がいをもった方がたくさん働いておられるそうで、これらの花々もその方々がお世話されているそうです。
入園料は無料。。。
ただ、協力金という形で寄附を募っていました。
まめ八も少しばかりですが寄附をさせて頂きました。
さて、まめ八は薔薇の品種についての知識を全く持ち合わせておりません。
そこで、これから後は、下手な写真で申し訳ないのですが、美しい薔薇の姿をお楽しみ下さい。
これも薔薇の一種なんだそうです。
一重で可愛らしい花をたくさん付けていました。
これなんか作り物みたいですよね。
これも薔薇なんだそうです。これだけは名前を覚えています。
その名は“ウエディング ディ”。。。
香りがお届けできないのがとても残念です。
この“エコパークみなまた”のバラ園は“ローズフェスタ”の期間以外にも一般開放されているようですから、まだ暫くは薔薇の花が楽しめることでしょう。
また、“ローズフェスタ”は、秋にも行われているみたいですから、今回行き損ねた方は秋に訪れてみられては如何でしょう?
心が癒される事間違いないですよ。
コメント
- yut666 [2010年5月18日 22:59]
- こんばんわ。
5月はバラの季節ですよね。
こちらにも京成バラ園というちょっと有名な所があり、以前見に行ったことがあります。
色々なバラがあって本当に美しいですよね。
でも、美しいものには棘があるので注意です。(^_^;) - まめ八 [2010年5月19日 20:38]
- yut666さん、こんばんわ。
続けてのコメント、有難うございます。
薔薇の花は、姿も美しいのですが、香りが良いので好きです。薔薇の香りって芳香剤の人工的な臭いではなく、嗅いでいると本当に優しく、幸せな気分にさせてくれます。
>でも、美しいものには棘があるので注意です
オオット!yut666にはそのようなご経験があるのでしょうか?!(^O^) - にーなな [2010年5月22日 9:28]
- おはようございます。
素敵な薔薇がたくさんですね。
以前、川崎にいたころ薔薇園に行ったことがありました。イメージ的にどうしても赤、白が浮かんできますが、いろいろな色、種類があるのですね。
とても癒されます。 - まめ八 [2010年5月23日 20:03]
- にーななさん、3連投、有難うございます。
薔薇にも色々な種類があるみたいですね。
以前は余り興味が無かったのですが、奥さんが薔薇にハマり始めてから私も知った次第です。
水俣というと、公害病のイメージが強いのですが、こうしたバラ園が街のイメージを変えてくれると良いと思います。 - きなこ [2010年5月26日 0:53]
- こんにちは。
本当に素晴らしい薔薇たちですね~。水俣というとまめ八さんも
仰ってましたが、やはり全国的には公害病の代名詞のようなものと
認識しています。でも今はこのような素晴らしい取り組みなどしているという
ところも知られていないのが現状かもしれませんね。
もっと自分が勉強した一面じゃなくてその後を知ろうとする姿勢って
大事なんだなぁって改めて思いました。
話がずれてしまい、申し訳ございません。 - まめ八 [2010年5月26日 21:11]
- きなこさん、こんばんわ。
続けてのコメント、有難うございます。
水俣病は、世界的に有名な公害病ですから、そのイメージを払拭するためには並大抵の努力では難しいでしょうね。
それでも、そこに住んでおられる方々は一生懸命に、色々な意味で水俣病と闘っておられます。
きなこさんのように、しっかりと考えて下さる方がいらっしゃる限り、水俣の方々も救われるのではないでしょうか。。。
私だって、たまたま熊本に住んでいるので水俣のこうした取組みを知っているのであって、例えば、四日市や神通川流域の方々が今現在、どのような事をされているのか全く知りません。
私も、きなこさんのご指摘を機会に、色々な世の中の出来事を一過性のものとして捉えるのではなく、しっかりと見据えていきたいと思いました。
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