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ヤークトパンテル製作記 ~その7.塗り分け&デカール貼り終了~

2012-04-14 14:02:04 | 模型について

90式戦車が完成したので、既に迷彩塗装まで終わっていたヤークトパンテルの製作を再開しました。

4月に入ってもまとまった製作時間がなかなかとることが出来ないので、仕事から帰宅して30分~1時間程度ずつ作業を進めていきました。

ヤークトパンテルは転輪の数が多いので、ゴムラバーの修正だけで大変な手間です。

足回りの塗り分けが終了したところで覆帯を履かせました。

このヤークトパンテル初期型のキットには出来の良いベルト式覆帯が付属しています。

ベルト式覆帯はタダ巻き付けるだけなので工作的には楽なのですが、ディテールの面では連結式の覆帯に劣ります。

ところがこのキットの覆帯は、ベルト式なのにセンターガイドの穴まできちんと開いている等、ディテールの面でも連結式に全くヒケを取らない出来である事に驚きました。

最近のドラゴンの成型技術は完全にタミヤを凌駕してしまった感があります。

 

 

ただ、いざ取り付けてみると起動輪の歯と覆帯の合いがイマイチで起動輪から覆帯が浮いてしまうというハプニングが。。。

流し込み接着剤と瞬間接着剤を使って無理やりどうにか修正しましたが、ドラゴンのキットって素晴らしい技術を持ちながらこんなトコロがダメなんですよネ。

足回りの後は車外装備品などの塗り分けをアクリル塗料で行っていきます。

ハンマーの柄の部分のアップ。

アクリルのデッキタンで下地を塗り、ガンダムマーカーの0.5㎜で木目を描きます。その後、アクリルのクリアオレンジを被せて仕上げます。

文章にするとハードルの高いテクのように思われるかもしれませんが、実際にやってみると案外簡単に出来てしまいます。

ココまでアップしてしまうとちょっとワザとらしく見えますが離れてみればそれらしく見えます。

 

 

塗り分け完了です。

 

 

・・・と思いきや、ここでフロントフェンダーの抑え(赤丸の部分)を取り付けていない事が発覚!

しかもこのパーツにはツィンメリットコーティングがモールドされていない。。。

慌ててランナーからパーツを探しだし、ポリパテでツィンメリットコーティングのパターンを刻んでそれらしく仕上げ、筆塗りで塗装をする羽目に。。。

組立説明書はしっかりとチェックしないといけませんね。(反省

 

今度こそ本当に塗り分け完了!

 

 

この後、まめ八が苦手としているデカール貼りの工程に入ります。

毎回、毎回、この工程で痛い目に遭っているので、今回は強力な助っ人に登場して貰う事にしました。

Mr.マークセッターです。

左の青色がマークセッター、右のグリーンがコレまで使ってきたマークソフターです。

 

 

この二つのアイテムを使ってデカール貼りを行ったところ、アッサリと上手くいきました。

まぁ、上手くいったのは最近のドラゴン製キットのデカールが質の良いカルトグラフ製であるお蔭かもしれませんが。。。

でも、こんなことだったらもっと早く使っておけば良かった!

 

・・・という訳で、デカール貼りも終了!

 

 

 

 

コレから最終工程に入ります。

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

宮ちゃんNO1 [2012年4月14日 17:05]
こんにちは~ 宮ちゃんで~す!

毎回驚かされる・・・まめ八さんの拘り
でも・・・組み立て作業が細かいだけに
見落としも有るんですネ!(笑)
エッ~・・・まだ最終工程が有るんデスね~

ヴェル24 [2012年4月14日 20:33]
こんばんは。

ハンマーの柄の部分のガラなどはまめ八さんのセンスですよね。普段から細部にまで注意して観察されているのが解りますね。
プラモデルって奥が深いなァ・・・。(汗)
TSM [2012年4月14日 23:15]
>ベルト式なのにセンターガイドの穴まできちんと開いている等、ディテールの面でも連結式に全くヒケを取らない…恐るべしドラゴン!!日本の金型技術が流出してるんでしょうかね?。
>ガンダムマーカーの0.5㎜で木目を描きます。…私の模型仲間にWWⅠ機のペラの木目を色鉛筆で超リアルに描く人がいますよ。参考までに(私は出来ませんけど・笑)。


EP82-SW20 [2012年4月14日 23:48]
こんばんは。

おお、この履帯、連結式と見間違えますよ(・o・)
でも、おっしゃるように、ベルトらしい不自然なたわみが出ちゃうのですよね(^^;)
上から4枚目の軌道輪の下がとても不自然で、最後にきちんと修正されているのがさすがw
ハンマーの柄も木に見えます(^^)
ビックなトトロ [2012年4月15日 7:13]
おはようございます。

職人技ですね~。
まめ八様だったら米粒に絵がかけるのでは・・・(^_^)
こだわりがよく出てます。
私には到底マネ出来ませんねσ(^_^;)
でもこれ程 細かな作業でしたら、また温泉いかないと(^_-)-☆
まめ八 [2012年4月16日 8:57]
宮ちゃん、お早うございます。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

パーツの付け忘れ。。。
いやぁ~。。。言い訳のしようのない初歩的ミスです(^_^;)
ただ、敢えて言い訳させて頂ければドラゴンの組み立て説明書ってゴチャゴチャしていてとても分かりにくいんですよ。
おまけに誤植、誤記、ヌケなんて当たり前。。。
せっかく高い射出成型技術を持ちながらドラゴンがタミヤに勝てない理由はこうしたトコロにあるのかもしれません。
まめ八 [2012年4月16日 9:03]
ヴェル24さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

模型を作る際のヒントって意外と身近な所にどれだけでも転がっているものです。運転中でもバスやトラックの汚れ方、錆や泥の付き方等々。。。
実物の戦車は、見たくてもそうは簡単に見ることが出来ませんが、戦車と言えどもパーツの寄り集まりですから日常生活の中でそうしたパーツ単位を探していけば参考となるものが意外と身近に存在するものなんです。(^0^*
まめ八 [2012年4月16日 9:12]
TSMさん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

日本の金型技術が中国の模型メーカーに流れてしまった事は間違えないでしょうね。。。
トラぺなどはあからさまにタミヤのコピー商品作って自社ブランドで販売していた位ですから。。。(^_^;)
ただ、最近の中国メーカーの射出成型技術は、完全に日本のメーカーのそれを凌駕してしまっています。
例えば、スライド金具を使って機銃口を開けたり、靴裏のモールドや極限まで薄い防弾版等々。。。
これで組み立て説明書とか、アフターサービスの体制が整えば日本のメーカーもヤバイでしょうね。

油性色鉛筆。。。知りませんでした!
早速、次の製作の際に試してみたいと思います。

まめ八 [2012年4月17日 18:39]
EP82-SW20さん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

凄いディテールでしょう?
縦方向だけでなく横方向のディテールまでこのようにカチッと再現できるのですからドラゴンの金型技術って凄いと思います。
ご指摘の箇所は、例えベルト式でもタミヤのように精度が高い物は巻き付けの際にも自然なたわみになってくれるのですが、このキットの覆帯がスプロケットホイールの歯と合わず、食い込みが浅かった事から生じた現象です。
ココの箇所は力技で乗り切りました。(^_^)
まめ八 [2012年4月17日 18:43]
ビックなトトロさん、こんばんわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

う~ん、米粒かちょっとキツイかなぁ。。。
でも、1/35フィギュアの顔の大きさから考えると小豆位だったら何とかいけるかも。。。(;^_^A
まぁ、好きでやっている事なので仕事よりは肩こりも余程少ないですよ。ъ( ゚ー^)


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