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90式戦車製作記 ~その7.下地塗装 & 基本塗装~

2012-02-25 20:13:56 | 模型について

またまた忙しさに感けてサボり癖が出てしまいました。

10日ぶりの更新です。

 

年度末を迎えて仕事の方がいよいよ忙しくなってきました。

先週は土曜日が出勤、日曜日が実家の手伝い。。。

明日は日曜出勤です。

まめ八の職場は休日出勤しても代休をくれない(・・・労働基準法違反?)ので休日出勤するとその1週間、とてもきつい上に何かすごく損をした気分になります。

 

まぁ、愚痴はコレ位にしておいてここ2週間、家族の都合が合わず、しかも天気もパッとしないので暫らく中断していた90式戦車の製作を再開!

 

工作の方は一応終了したので、次の工程はサーフェイサー吹きです。

工作が完了した時点では、苦労して取り付けたエッチングパーツが目立たなくなってしまうので半ば本気で塗装せずに飾っておこうかとも考えたのですが、『エッチングパーツ=完成後の精密感を上げるためのディテールアップパーツ』であることを考えるとこの状態で飾っておくのは本末転倒なので、やはりそういう訳にもいかないでしょう。。。

 

金色に輝くエッチングパーツを見るのもコレが最後となります。

 

 

 

サーフェイサーが被らないようにクリアパーツの部分にはマスキングしておきます。

 

 

 

サフ吹き完了。。。

 

 

 

あ~あ。。。苦労して取り付けたエッチングパーツも全部グレー一色になっちゃいました。

でも、このサフ吹きをやっておかないと金属であるエッチングパーツに模型用塗料が載ってくれません。

 

 

 

サーフェイサーが乾いてから、キズやヒケの確認を行います。

AFV模型の場合、サフ吹きにはもう一つ目的があります。

AFV模型の製作では仕上げ塗装時に、エナメル塗料を使ってウォッシングという作業を行いますが、この時に使う石油系溶剤がプラスチックを割ってしまう性質があります。

そこで、サーフェイサーによって塗膜を作ってやることによってウォッシングの際に石油系溶剤がプラスチックに直接触れないようにしてやるのです。

 

ちなみにまめ八は、GSIクレオスから販売されているスプレー缶の『Mr.SURFACER 1200』を使っています。

 

 

 

この後、足回りや陰になる部分、それから機銃など黒で塗る部分にラッカー溶剤で溶いたタミヤアクリルのフラットブラックをエアブラシを使って吹き付けます。

次に、同じくラッカー溶剤で溶いたタミヤアクリルのOD色(陸上自衛隊)を吹き残しが無いように確認しながらエアブラシで吹き付け塗装します。

 

 

 

ラック、ネット、スモークディスチャジャーのチェーン、道具箱のベルトも全てOD色になって目立たなくなってしまいました。

 

 

アレほど苦労した機銃もご覧の通り。。。

ナンか空しい。。。

 

 

めげずに先に進みます。

次は迷彩色の茶色を入れていきます。

まず、迷彩パターンをラッカー溶剤で薄めに溶いたタミヤアクリルの茶色(陸上自衛隊)を筆で描いていきます。

描き終えたら、ラインを描いたものよりも少し濃くした塗料をエアブラシを使って筆で描いた迷彩ラインをなぞるように塗っていきます。

ハンドピースのエア圧を落とし、細吹きでそのラインを少しずつ太らせていきます。こうしてあるラインが太くなったらエア圧を上げてラインの内側を均一に塗ります。

 

迷彩塗装完了!

 

 

 

上から見た所。。。

全体的に色味が明るいですが、ウォッシングをかけると明度が落ちて丁度良くなるハズ?です。

 

 

まだ玩具っぽさはありますが、ココまでくればそれらしく見えてきます。

 

 

さて、この後の工程は、細部の塗り分け、クリア吹き、ウォッシング、スミ入れ、ドライブラシ、ウェザリング、クリア吹き、金属色のドライブラシと続きます。

完成はいつになる事やら。。。

 

 

 

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ヴェル24 [2012年2月25日 22:21]
こんばんは。

とても久し振りな気がします。
お仕事がお忙しそうですね。体調を崩されないようお気をつけ下さい。

さて、塗装ですが、エッチングパーツのままでもとても綺麗で良かったと思うのですが、塗装すると本物のように見えて来ました。
成る程、細部にまでとても拘られたのは、このためか!?って、舌を巻きました。ジオラマの上に置いて写真撮ったら実物?って思いそうな迫力ですね!
宮ちゃんNO1 [2012年2月26日 9:24]
おはよ~ 宮ちゃんで~す!

待ってました~(笑)

う~ん・・・折角苦労したのに・・・って思いますが
コレばかりは・・・塗装しないワケには行きませんよね~
しかし・・・塗装一つにしても
クオリティを高める為の地道な作業・・・敬服致します・・・
自分にはムリだ~(爆)

EP82-SW20 [2012年2月26日 23:29]
こんばんは。

おお、確かに、メタル色が無くなって、迷彩するまでは「プラモデル」的に見えちゃいますね(^^;)
この後、どこまでリアルっぽくなるか、楽しみです(^^)
まめ八 [2012年2月27日 9:04]
ヴェル24さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。
其方の方になかなかお邪魔できずに申し訳ございません。
3月も中旬になると少しは楽になると思うのですが。。。
さて、90式戦車の方ですが何とかココまでもっていきました。
我が家には屋内でエアブラシを使うために必要な塗装ブース(塗装用換気扇)が無いので、どうしてもエアブラシを使う塗装工程で作業が滞ってしまいます。(T△T)
でも、今回一気にエアブラシの作業を進めることが出来たので後は筆塗りになり、屋内でちょっとした時間でも塗装できるので作業が出来るのでゴールが何となく見えてきました。
この後の展開にもご期待下さい。
まめ八 [2012年2月27日 9:14]
宮ちゃん、こんにちわ。
御無沙汰しております。ホント、ゴメンなさい!

最近の模型作りは塗装を何層にもわたって行うので時間がかかります。塗装を重ねることによって色に厚みが出て、しかも良い色味になり完成後の見栄えがまるで違ってくるので、面倒でもこうした作業になってしまいます。
エアブラシを使った工程が終わりましたので時間さえ許せば完成も意外と早いかもしれません。
まめ八 [2012年2月27日 9:20]
EP82-SW20さん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

この後の工程としては、細部の塗り分け(コレが意外と面倒臭い)を終えた後、ウォッシングとスミ入れ、ドライブラシ、ウェザリングによって使い込まれた感じと重量感を出していきます。
こえからどれ位実感を出せるか。。。
見守って下さい。!(^O^)
ビックなトトロ [2012年2月27日 21:29]
こんばんは~~。

やっぱり塗装ですね。
しかしエッジングパーツはいいですね。
塗装しても存在感でますね。
細かい部分が本物そっくりに・・・
苦労も忘れさせますね(笑)
それにしても細かい塗装・・・私には真似出来ません(爆)
いつも塗装だけは苦手です(涙)
うまくなるコツ教えて~~って感じですね。
まめ八 [2012年2月28日 9:25]
ビッグなトトロさん、こんにちわ。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

>塗装しても存在感でますね。
いぁ~そう言って頂けると救われます。
同じ色になってしまうと単なる全体の一部になってしまいますから苦労した身としては其処に目を向けて頂くだけで嬉しいです。
塗装における細かい作業は実はコレからなんですよ。(;^_^A

塗装が上手くなるコツですか。。。
私自身、下手っぴなので為にならない答えかも知れませんが、①一度に塗ってしまおうとせず、薄めの塗料で重ね塗りしていく ②色はなるべく数色を混ぜる ③失敗を恐れずに色々新しいことにチャレンジしてみる でしょうか?
おぺ [2012年3月11日 0:09]
こんばんは、久しぶりのコメントとなってしまいました。
製作のの進度が加速してますね.(ノ^∇^)ノ゚ 自分もモチベーションあがります。サフした図、いいですねっ!全体的にも局所てきにも精密感がすごく伝わってきます。エッチングの効果バツグンといったところですかね。
瞬間接着剤の跡(ハミだし汚れ)も皆無ですばらしい。エッチングが白濁してサフをかけても目立つときがありますが、防止策をなにかおもちでしょうか?
まめ八 [2012年3月13日 18:17]
おぺさん、お久しぶりです。
いつもコメントを頂き、有難うございます。

このところ休日の度に雨続きなので外出が出来ない事を良い事にせっせと手を動かしています。
今年こそは溜まる一方のストックを減らしていきたいと思っています。
さて、瞬着のはみ出した所の処理ですが、私は400番位の紙やすりとデザインナイフで均して処理しています。
瞬着の白濁については特に何も行っていません。
AFV模型の場合、フラット塗装なので塗装後は表面がかなりザラつくので最終的には目立たなくなってしまいますから。。。(;^_^A
その点、カーモデルのようなツヤ有りの場合より楽ですよ。!(^O^)


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