図書館へ行こう!

 本は私の人生の友・・・

映画『ブリッジ・オブ・スパイ』

2016年01月23日 | 映画
監督 スティーブン・スピルバーグ
主演 トム・ハンクス

1950~60年代の米ソ冷戦下で起こった実話を描いたサスペンスドラマ。
保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバン(トム・ハンクス)は、
ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼される。
敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、
弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと、
祖国への忠義を貫くアベル。
2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。
死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、裁判は終わるが、
それから5年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズが、
ソ連に捕らえられる事態が発生。
両国はアベルとパワーズの交換を画策し、
ドノバンはその交渉役という大役を任じられる・・・

アベルとパワーズの交換の舞台となったのがドイツですが、
ベルリンの壁が作られつつあった時代の荒廃したドイツの描写が印象的でした。
トム・ハンクスは いつものように素晴らしい演技でしたが、
ソ連のスパイ・アベルを演じたマーク・ライランスも良かったですよ。


               

夫にお供して観た『007 スペクター』は、
メキシコのお祭り「死者の日」の現地ロケから始まり、
スケールの大きさに圧倒されました。
映画を観た後日、テレビ録画していた映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』を観ましたが、
主演のレア・セドゥーが今回のボンド・ガールだったことに気が付きました。

2011年に急逝した森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』の
その後を描いた『の・ようなもの の ようなもの』は、
心が温かくなる映画でした。

・・・1月は既に映画館に4回 足を運んでいました。
映画は観るとクセになり、また観たくなりますよ。
この記事についてブログを書く
« 『長いお別れ』 | トップ | 『王とサーカス』 »