雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
気持ちほっこり そらぷちガーデン
キャンプ場のエントランスにあるそらぷちガーデンでは、キャンパーをはじめ訪れる皆さんに楽しんでいただけるよう花壇整備の真っ最中。芝桜やライラックはピークを過ぎましたが、アリウム(パープルセンセーション)がま~るく咲いていて、カラフルなルピナスもお目見えしました。
大雨が降っても土が流れ出ないよう設置した囲いをきれいに並べ直します。
アリウムの紫色のま~るい花が、風にゆ~らゆ~ら。
こちらはルピナス。同じ紫色でも、アリウムとは違った濃い紫。初夏にふさわしい鮮やかさです。
すぐそばにあるフキの上では、子どもバッタちゃんたちが夏本番に向け、葉っぱをモリモリ食べて成長中。
茶色の個体がいたり、緑の個体がいたりと自然界は個性豊か。大きくなるのが楽しみです。
エゾハルゼミの大合唱も始まり、ほんの数か月前までの静かで真っ白な世界がまるでうそのよう。森も緑にあふれていて、にぎやかで生命の力強さを感じる季節です。
ガーデンには例年、夏の花のひまわり、秋の花のコスモスの種をスタッフが植えているのですが、今年は6月にやって来るキャンパーの皆さんに種まきをしてもらおうということになりました。土を起こして肥料もやって、散水設備も設置して準備は完璧。あとはキャンプの日を待つばかり。種まきを楽しんでくれたらいいなぁ~。
さてさて、そんなそらぷちガーデンですが、写真を見て何か気づきませんか?
そうです、そうです、そうなんです。可愛らしい木のオブジェが置かれていますね。この個性豊かなオブジェたちが、キャンプ場を訪れる皆さんをほんわかとした雰囲気で笑顔にしてくれているんです。
これらはすべて、キャンプ場でボランティア作業をしていただいた皆さんが、やって来る子どもたちのことを想いながら心を込めて作ってくれた力作。同じものはふたつとない、まさに一点もの。ガーデンだけでなく、キャンプ場のあちらこちらで訪れる皆さんを楽しませてくれています。
クスッと笑ったり、やさしい気持ちになったり、ほんわかとした気分になったり。きれいな花とほっこりオブジェ。そらぷちガーデンでのひとときが、キャンプの楽しい思い出の一場面になってくれることと思います。