雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
スノーギフト Web交流イベントを実施
1月26~27日の2日間、キャンプ場と全国各地の病院(東京、千葉、栃木、茨城、
神奈川、奈良、大阪)をWeb中継で結ぶ相互交流イベントを実施し、約80人の
子どもたちに冬のキャンプ場の様子をお届けしました。今回参加いただいたのは、
キャンプ場に降ったばかりの雪を冷凍空輸で贈るスノーギフトの応募施設。
ギフトはWeb中継にジャストなタイミングで到着するよう指定し、雪のキャンプ場
の様子を見てもらいながら、手元に届いた雪を実際にさわってそらぷちの冬を体で
感じてもらおうという初の試みです。
雪が届いていますね~ ↓
発泡スチロールの箱から出して、ふわふわの雪の感触を楽しんでいます。
「氷と同じくらい冷たい!」などなど、元気な声が返ってきましたよー。
キャンプ場の様子を伝えてくれたのは、フジテレビアナウンサーの今湊敬樹さん。
フジテレビさんには、そらぷちの設立当初からさまざまな形で支援いただいており、
今回の中継も同社の全面バックアップにより実現しました。
中継の舞台は、ツリーハウスのあるきつつきの森。キャンプ場の現在の気温など
のほか、積もった雪の深さはどれくらいか雪原にジャンプしたり、濡れたタオル
を何回振り回せばカッチカチに凍るのかを実演したりなど、クイズを交えながら、
なかなか味わうことのない冬の北海道を楽しく紹介。
2日目はラッキーなことに、早朝にエゾユキウサギが遊びに来ていたようで、
中継現場には点々と続く足跡がくっきり。足跡の主は誰かを当てるクイズで盛り
上がったほか、ツリーハウスの中を紹介した場面では「行きたいな~」との羨望
の声も聞かれるなど、楽しい時間にみんなワクワク、画面にはたくさんの笑顔が
映し出されていました。
中継終了後には、こんなうれしいお便りも届きました。
「普段は自室から出たがらない子が、病室に戻りたくないと雪遊びを目一杯楽しん
でいたり、足がしびれているのも忘れて遊び続けたり、高校生・大学生のお兄さん
たちもハイクオリティな雪だるまを作っており、みんな非常に楽しい時間を過ごす
ことできたようでした」との感想も寄せられ、直筆のお礼もいただきました。
そして、こんな楽しそうな写真も!
雪だるまをつくったり、雪に足をつけてみたり。
みんな思い思いに北海道の雪を楽しんでくれたようです。
たくさんのお力添えにより、子どもたちに元気と笑顔を届けることができました。
中継に協力いただいたフジテレビの皆さん、宅配便の営業所から病院に雪を運んで
いただいた小野薬品工業株式会社の皆さん、そして参加いただいた病院の皆さん、
ご協力ありがとうございました。