雄大な自然がひろがる北海道・滝川市丸加高原から、難病の子どもの自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動を紹介。
そらぷちブログ
キャンプの準備 進んでます!
キャンプ場がある滝川市江部乙町では、
田んぼに水が張られ、苗植えも始まりました。
そんな夕暮れ時、キャンプ場の見晴らしの丘に登ってみると、
水田が夕陽を反射してとてもきれいでした。
桜のひとときも「あっ」という間に終わり、江部乙の大地は菜の花の季節。
黄色に彩られた美しい風景が広がっています。
そんな春の訪れとともに、キャンプ場ではキャンパーの皆さんの
受け入れ準備が着々と進行中。
まずは、ちょっとコワオモテの「モンスターウルフ」くん。冬眠から目覚め、
活動を始めたヒグマさんたちがキャンプ場に入らないよう目を光らせ
(文字通り本当に目が赤く光るんです!)、首を振りながらいろいろな
警戒音で追い払います。
でも、合い間にはかわいい声でウェルカムアナウンス(もちろん人間に対して
ですよ…)もしてくれる、頼もしくも、ちょっとお茶目な私たちの相棒です。
続いての安全対策第2弾は電気柵。
キャンプ場の外周をぐるっと囲んで電流を流します。
触れると「ビリッ」と、かなりの衝撃・・・。
これには、森のくまさんもどってんこいて(北海道弁で「びっくりして」
の意味)侵入をあきらめてくれるはず。
決して試しに触ってみようなんて、思わないでくださいね~。
自然の中で暮らす以上、野生動物との共生は大きなテーマ。
札幌市の住宅街にも出没するなど、人間とヒグマの生活圏の境界線に変化
が生じてきているのかもしれません。
ヒグマさんたちが麓に降りて来なくても、
森の中で幸せに生活できる環境が保たれることを願うばかりですし、
私たちも野生動物同様、丸加高原の豊かな自然の中に生かされ、
その恵みのほんの一部を分けてもらっている、
そんな気持ちで生活していけたらなと思っています。
最後は、来場される皆さんへのおもてなしの準備のご紹介。
エントランス横のそらぷちガーデンに、ひまわりとコスモスの種をまきました。
以前は野菜を育てて、キャンパーに味覚でも楽しんでもらっていたガーデンですが、
残念ながらヒグマ対策として、食べられる植物の栽培はしばし休止しています。
枯れてしまった芝桜の苗を補植して、設定した時間に水をまいてくれる自動給水
装置も設置完了。夏には、訪れる皆さんの目を楽しませてくれることと思います。
5月末には、今シーズン最初のキャンプが予定されています。
いよいよ、新たなキャンプシーズン突入です!
訪れる皆さんに、少しでも多くの楽しい時間と
たくさんの思い出を持ち帰っていただけるよう、
ひとつひとつのキャンプ、準備万端、整えてまいります‼
2022年 新年のご挨拶
新春のおよろこびを申し上げます。
難病の子どもの医療ケア付自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動は、全国に約20万人いる重い病気や障がいをもつ子どもとその家族を、北海道滝川市丸加高原に建設した医療ケア付キャンプ場に無料で招待し、北海道の豊かな自然環境の中で病気や障がいのことを気にせず、かけがえのない時間を過ごしてもらうことを目指しています。2004年から活動を始めて、これまで1,100名を超える子どもと家族をキャンプ場に迎えることができました。ひとえに皆様のご支援ご協力によるものであり、心より御礼を申し上げます。
コロナ禍2年目の対応が求められた昨年の活動としては、闘病生活に「楽しさ」を届けるため、キャンプ場に積もった雪を冷凍空輸で贈る「スノーギフト」や子どもたちが病室で描いたイラストをオリジナルのTシャツ・エコバックにしてプレゼントする活動等を、全国各地の小児病院等の協力を得て新たに実施しました。
キャンプ事業としては、全国の感染状況を注視しながら、1家族ずつ招待する形、で計10回開催することができました。その内、6月、8月、11月、12月に実施した宿泊を伴う4回のキャンプでは、神奈川県や愛知県から招待することができました。参加家族それぞれ、様々なチャレンジをしながら明日へのエネルギーを持ち帰っていました。
難病とたたかう子どもを対象とする我々の事業は、これからも感染症対策を徹底した事業運営が不可欠です。それらの制限を様々な工夫で乗り越え、更に外出しにくくなっている子どもや家族のために、役職員一同、これからも精進して参る所存です。今後ともご支援ご協力を賜りますようお願いいたします。
最後に、皆様にとって穏やかな一年になることをご祈念申し上げます。
公益財団法人そらぷちキッズキャンプ
代表理事 細谷亮太
(聖路加国際病院顧問・小児科医)
そらぷち新年の挨拶
新春のおよろこびを申し上げます。
難病の子どもの医療ケア付自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」の活動は、全国に約20万人いる重い病気や障がいをもつ子どもとその家族を、滝川市丸加高原に建設した医療ケア付キャンプ場に無料で招待し、北海道の豊かな自然環境の中で病気や障がいのことを気にせず、かけがえのない時間を過ごしてもらうことを目指しています。2004年から活動を始めて、これまで1,000名を超える子どもと家族をキャンプ場に迎えることができました。ひとえに皆様のご支援ご協力によるものであり、心より御礼を申し上げます。
コロナ禍への対応が求められた昨年の活動としては、全国各地の小児病院へ、北海道に生息する動物を描いたウォールステッカーを贈りました。過去にキャンプに参加した子どもたちには、自宅の周りで自然を少しでも感じてもらいたいと、キャンプ用品をプレゼントしました。闘病生活に「楽しさ」を届けるため、今年も新たなギフトを準備しています。また、1日1家族限定の日帰りデイキャンプを、滝川旭川エリアに住む家族を対象に、12回開催することができました。宿泊を伴うキャンプは1回のみとなりましたが、茨城で小児がん治療中の1家族を主治医同行のもと、2泊3日で受け入れることができました。今後も全国の感染状況を注視しながら、慎重にキャンプを開催していく方針です。
コロナ禍の長期化が見込まれる中、我慢すべきことは充電期間と捉え我慢し、変わるべきことは、新たなことをチャレンジする、そんな精神で役職員一同、この試練を乗り越える所存ですので、今後ともご支援ご協力を賜りますようお願いいたします。
人間の英知は、この困難を必ず乗り越えることができると信じています。皆様に穏やかな日々が来ることをご祈念申し上げます。
公益財団法人そらぷちキッズキャンプ
代表理事 細谷亮太
(聖路加国際病院顧問・小児科医)
クラシエ様より絵本を寄贈いただきました
クラシエホールディングス株式会社では
投稿者の実話に基づいた思い出エピソードを
“世界で一つのオリジナル絵本”にしてお贈りする
「くらしえほんキャンペーン」を毎年行っています。
くらしえほんについては詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.kracie.jp/taisetsu/index.html
今回で12回目となり出来上がった絵本は全部で36冊となります。
このたびこの36冊の「くらしえほん」をキャンプ場に寄贈いただきました。
日本国内で全作品がそろっているのはクラシエ本社以外では3施設目となります。
2020年7月27日(木)にクラシエホールディングス本社において、
代表取締役社長の岩倉昌弘様より、
佐々木事務局長へ「くらしえほん」が贈呈されました。
くらしえほん専用の絵本棚ができました。
キャンプ場を訪れた子どもたちが、
室内でのんびりするときに活躍することと思います。
貴重なえほんを寄贈いただきありがとうございました。
新春のおよろこびを申し上げます。
新春のおよろこびを申し上げます。
わたしは、小児科医として、「ひとりでも多くの子どもを救いたい」と思って、長いあいだ病院で仕事をしてきました。今は、第一線を後輩に譲ったあとの小児科医として「難病とたたかう子どもと家族が、こころの底から楽しめてゆっくりできる場所を確保すること」が大事だと考え、そのことをライフワークにしています。
同じように思い行動してくれる仲間たちと支援者の皆様のおかげで、「外で遊びたい」と思っても中々それができない難病の子どもたちとその家族を受入れることができる、医療ケア付キャンプ場「そらぷちキッズキャンプ」ができあがりました。キャンプ場には看護師さんが常駐し、キャンプ期間中は専門の小児科医のお医者さんも一緒に寝泊りします。近隣にある滝川市立病院や砂川市立病院のサポートを得て、緊急時の医療支援体制も万全です。
このキャンプ場では、普段「できない」と思って諦めていることを、仲間たちと工夫をしてチャレンジしてもらおうと考えています。ここでのチャレンジや仲間たちとの思い出は、きっとこころの宝箱に大切にしまわれ、日常生活に戻ったときの“エネルギー”になると信じています。
昨年も多くの人に支えられて、全国各地から子どもたちと家族を、キャンプに無料で招待することができました。心より御礼を申し上げます。本年も更に多くの方々に、かけがえのない時間をプレゼントしたいと考えておりますので、ご支援ご協力よろしくお願いします。
最後に、皆様にとって、穏やかで実りある一年になりますことを、ご祈念申し上げます。
公益財団法人そらぷちキッズキャンプ 代表理事 細谷 亮太
ボランティア研修キャンプ2018春
2017年11月秋のボランティア研修キャンプ集合写真です。
3月23日(金)~3月25日(日)に行われるボランティア研修キャンプのお知らせです。
この研修は、毎年春と秋に実際に子ども達と家族が使うキャンプ場で行われています。
研修の目的は、キャンプに来る子ども達、家族のことを知り、キャンプ場での生活とアクティビティを体験し、安全で楽しいキャンプを提供できるボランティア技能の習得を目指しています。
3日間通して、そらぷちの目指していることやキャンプ場施設を知り、そらぷちへどのような関わり方があるか考えるきっかけにしてもらえたらと思っています。
既に本州からの参加、大学生、医療、福祉、教育、一般企業の方々の参加、出身も年齢も職種も多岐にわたっています。
そこで出会う様々な人との交流もボランティア研修の醍醐味のひとつです。
2次締切を3月14日(水)としましたので、
もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、参加をご検討ください。
下記のリンク先に案内チラシがありますので参加希望の方はご覧ください。
http://www.solaputi.jp/news/pdf/sola20171130.pdf
申込先/問合せ先
公益財団法人そらぷちキッズキャンプ 担当:金子
〒079-0461北海道滝川市江部乙町4264-1
tel:0125-75-3200 fax:0125-75-3211
email: volunteer@solaputi.jp
皆さんの参加をお待ちしています!
ボランティア研修キャンプ締切間近!!
2016年春のボランティア研修集合写真です。
11月3日(金・祝)~11月5日(日)に行われるボランティア研修キャンプの締め切りが10月25日(水)と迫ってきました。
この研修は、毎年春と秋に実際に子ども達と家族が使うキャンプ場で行われています。
研修の目的は、キャンプに来る子ども達、家族のことを知り、キャンプ場での生活とアクティビティを体験し、安全で楽しいキャンプを提供できるボランティア技能の習得を目指しています。
3日間通して、そらぷちのミッションやキャンプ場施設を知り、そらぷちへどのような関わり方があるか考えるきっかけにしてもらえたらと思っています。
既に本州からの参加、大学生、医療、福祉、教育、一般企業の方々の参加、出身も年齢も職種も多岐にわたっています。
そこで出会う様々な人との交流もボランティア研修の醍醐味のひとつです。
2次締切を10月25日(水)としましたので、
もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、参加をご検討ください。
下記のリンク先に案内チラシがありますので参加希望の方はご覧ください。
http://www.solaputi.jp/news/pdf/sola20171103_2.pdf
申込先/問合せ先
公益財団法人そらぷちキッズキャンプ 担当:金子
〒079-0461北海道滝川市江部乙町4264-1
tel:0125-75-3200 fax:0125-75-3211
email: volunteer@solaputi.jp
皆さんの参加をお待ちしています!
熊本の重症心身障がい児や家族の支援(募集)
このたびの熊本地震により被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。
キャンプ場にも来てくれた、
熊本の島津智之先生が代表を務めておられる、
認定NPO法人NEXTEPが、重症心身障害児やそのご家族に対して、
被災生活のサポートと、今後、通常の生活に戻れるよう必要な各種支援を行うため、
災害支援金の募集(お願い)を行っています。
http://www.nextep-k.com/2016/04/17/3900
そらぷちとしても、被災された方々のために、できることを考え、動き出しました。
そらぷちブログをご覧のみなさま、今後も上記HPを注視ください。
どうぞよろしくお願いします。(以前キャンプに来た子どもが描いてくれた絵です)
TRY-F チャリティボクシング開催(報告)
2013年7月15日(月)海の日の祝日に第2回TRY-Fチャリティーボクシングが開催され、会場の新宿FACEは、立ち見が出るほどのすごい盛り上がりでした。
「Fighting for the future(通称TRY-F)」は、元日本ジュニア・フェザー級1位、打越昌弘氏(帝拳)の呼びかけにより、プロボクシングOBを中心に立ち上げられた、チャリティーボクシングの集まりです。詳細活動は、http://www.try-f.net/をご覧ください。
第1回につづき、第2回も、そらぷちキッズキャンプを、チャリティ先に選んでくださり、今回も100万円を超えるご寄付をいただきました。
先日、東京事務所にお越しいただき、御礼とともにキャンプ場の様子、子どもたちのメッセージを伝えさせていただきました。代表の打越さんからは、チャリティボクシングやTRY-F、そらぷちへの想いをお話いただきました。(写真は、東京事務所での記念撮影)
頂戴したご寄付は、「外で遊びたい」と願う、難病とたたかう子どもたちの夢のキャンプ運営に使わせていただきます。
出場されたボクサーの皆様、会場にお越しいただいた皆様、遠くからイベントを支援していただいた皆様、そしてTRY-Fスタッフの皆様に、厚く御礼申し上げます。
収穫の秋恒例! そらぷち農産品ボックス チャリティ販売開始
収穫の秋恒例 そらぷち農産品ボックス チャリティ販売開始!
ボックスの中に入っているのは・・。
・お米 ・じゃがいも ・たまねぎ ・ごぼう ・長いも ・りんご ・お楽しみ品
3,500円 ※送料別 (収益のすべてが「そらぷち」に役立てられます。)
毎年、近隣の農家さんたちが協力してくれて、
(そらぷちファーマーズ)
そらぷち農産品ボックスをチャリティ販売しています。
(チラシhttp://www.solaputi.jp/news/pdf/news111107.pdf)
北海道農産品を食べて、そらぷちを支援してもらう、おもしろい仕組みです。
ご購入及びお知り合いへのご案内のご協力をお願いします。
(締め切りは、11月21日(月)です。)
400箱限定なので、お早めに。(残数は随時ブログで報告)
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