月刊『図書』に連載の時枝正さんの息子のともちゃんの話である。ともかくもこのお父さんは言語学をやった上に、現在は数学者としてスタンフォードにいるらしい。奥様がイギリス人で、したがってともちゃんの発話も日本語と英語。まだ幼児なのに言葉が豊富。やることも面白い。
多分、連載が終わったら単行本になるのでしょうね。
5月号のエッセイのタイトルは『七つ道具』で、ともちゃんの愛用の道具などが紹介されている。ときには難しい言語学の紹介があってついて行けないのは、こちらが凡人のせい。
将来どんな子(から大人)になるのかな。ともちゃんの未来に祝福あれ。😍
・・・連載がはじまったときの評がウエッブ上にあったので紹介
「あかちゃんトキメキ言行録」と題して、ホモ・サピエンスが最初に発する「言葉」は何か、を考察している。歴史的実験としては、ヘロドトス「歴史」にあるらしいが、それは置いておこう。筆者の子ども「智ちゃん」について4pかけて書いているのが興味深い。通例は赤ちゃんは母を意味する単語を最初に発するらしいが、智ちゃんは如何に?この連載を始めたのが、言語学者でも人類学者でも文学者でもないところがミソかもしれない。数学者・時枝正が書いていた。 図書 2020年7月号 | 再出発日記 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)