読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

サイクリング(4月29日)

2020年04月30日 | 日記
午前中は曇り空。昼前から雨。午後には晴れ。
一応、雨具を持って7:50過ぎに出発。
O川の河川敷を上流に登る。途中、花の公園に立ち寄ったらトイレが閉鎖。コロナ騒ぎで訪問者を拒否しているのか?
さらに上って行って、坂にあるトンネルを2つ抜けてやっと空港入り口の交差点にたどり着く。最初はトンネル手前から自転車を降りて歩いて抜けたけど、今や、なんとか足をつけずに登り切っている。進歩したなぁ~q(~o~)p
中央公園で一休み。トイレ休憩とお菓子を食べて、下りは工業団地を抜けて、(無人?)駅横から国道を登って市内へ戻る。距離は46.67km
久しぶりに快走でした。11:00前に、自宅へ帰る。
帰宅後、雨となったのでラッキー。。。。
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「ギリシャ神話を知っていますか」

2020年04月28日 | 日記
 阿刀田高(新潮文庫)

 確か、ブックオフで安く買ったような気がする。古典を読みやすく、それでいて阿刀田流のひねりというか解説風の風味の加わった「作品」になっており、とても楽しめた。
 
 内容紹介は
『むかしむかし、神さまはこんなに人間らしかった。
元祖「おもしろくて、ためになる」古典ダイジェストの決定版!

聖書と並ぶ古典中の古典、ギリシア神話は、世界の思想、芸術、文芸に多大の影響を及ぼしている。本書では、多彩豊富な物語の膨大な枝葉を巧みに整理し、著名なエピソードを取りあげてわかりやすく解説する。エロス、オイディプス、パンドラ、アンドロメダ……
神話中のヒーローとヒロインの運命を、作家的想像力で興味深く語ったこの一冊で、あなたはもう“ギリシア神話通"。

目次
I トロイアのカッサンドラ
II 嘆きのアンドロマケ
III 貞淑なアルクメネ
IV 恋はエロスの戯れ
V オイディプスの血
VI 闇のエウリュディケ
VII アリアドネの糸
VIII パンドラの壺
IX 狂恋のメディア
X 幽愁のペネロペイア
XI 星空とアンドロメダ
XII 古代へのぬくもり
解説 伊藤 洋
地図・カット 和田 誠

本書「解説」より
本書の神々や人間たちの語るせりふが生き生きしているのは、阿刀田氏のこれまでの小説作歴からいっても当然かもしれない。しかも各編をほとんど自分との関わりから説き起こして、神話をより身近なものと感じとらせる工夫もされていてあざやかである。特に「XII 古代へのぬくもり」には彼自身の生い立ちもまじえられ興味深い。
本書の読者はおそらく小説、随想、評論の入りまじったものを読みながら、知らず知らずのうちにギリシア神話の森に分け入っているだろう。
――伊藤洋(早稲田大学教授)

阿刀田高(あとうだ・たかし)
1935(昭和10)年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995(平成7)年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。他に『ギリシア神話を知っていますか』『源氏物語を知っていますか』『知的創造の作法』『アンブラッセ』『地下水路の夜』など著書多数。   』

・・・和田誠のちょっとした挿絵も楽しめる。少ししかないけど。
・・・簡単にさわりの知識が得られる。「古代へのぬくもり」の章で久しぶりにシュリーマンの話が出ていて懐かしかった。
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「西洋美術史入門<実践編>」

2020年04月28日 | 日記
 池上 英洋(ちくまプーリー新書)

 内容紹介は
『「美術品の「物理的側面」と「精神的側面」を鑑賞しその社会性を読み解く、これが美術史の実践です。本書ではエジプト美術から現代絵画まで多くの実践例を紹介。前著『西洋美術史入門』から、もう一歩奥の世界へ誘います。

第1章 ひとつの作品をじっくりと読んでみよう(サンティニャーツィオ教会の天井画
四つの大陸のイメージ ほか)
第2章 美術作品の何を見るか―一次調査と「主題と社会」(美術作品とはなにか
「いつ、どこで、誰が」 ほか)
第3章 さまざまな視点―美術品と社会の関わりをみる実践例から(比較からわかること―ツタンカーメンとネフェルティティ
絵画はどのように見られたか―鑑賞方法が生み出す違い ほか)
第4章 まとめ―より深い鑑賞のために(一枚の絵を前にして、何をすべきか

 著者紹介
イケガミ ヒデヒロ
1967年広島県生まれ。美術史家、東京造形大学教授。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。著書に『Due Voltidell’Anamorfosi』(Clueb, イタリア)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(小学館)、『イタリア 24の都市の物語』(光文社)、『神のごときミケランジェロ』(新潮社)、『?失われた名画?の展覧会』(大和書房)、『西洋美術史入門』『西洋美術史入門〈実践編〉』『死と復活』『官能美術史』『残酷美術史』『美少年美術史』(筑摩書房)など。』

・・・なかなか勉強になりましたよ。展覧会や美術館に行って、何を見るのか、考えさせられます。
・・・どこまでが「作品」なのかは、修復の話と絡んで興味深かった。
・・・素人にもわかりやすくて、お勧めです。
・・・ネットの素直な?感想文を引用します。「前作の入門編の流れを受けて、より個々の作品を掘り下げた内容になっています。騙し絵、遠近法、彫像、宗教画、ジャポニズム、退廃芸術など、テーマは多岐にわたっています。「何を持って作品を完成とし、どの時代まで遡った修復をするのか?」など問題提起もあり読み応えがありました。詳しい参考文献や、美術史研究を実践していく手順が記してあり、大学などで美術史を専攻する方や、作品鑑賞にあたって西洋美術史を学びたいという方に最適の入門書だと思いました。」








 
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「ユダヤ人と近代美術」

2020年04月21日 | 日記
 圀府寺 司(光文社新書)

 珍しい分野の研究書でしょう。確かに近代ないし現代美術の分野には、ユダヤ人の作家が目立つ。また、第二次世界大戦の過程でアメリカに逃れたユダヤ人や作家も多い。
それらの結果、アメリカが戦後の現代美術の中心二なり得たという側面があろう。それにしても、ホロコーストの影響はかくも美術史に大きな跡を残したと思える。

 内容紹介は
『あなたはいかなる像も造ってはならない(「出エジプト記」4‐5)―。ユダヤ教では偶像崇拝が厳しく禁じられていた。しかし、啓蒙主義思想が浸透しはじめた19世紀以降、ユダヤ人の画家や彫刻家は一気に増えていく。本書に登場するのは、時代と場所に恵まれ、才能と運に恵まれ、歴史に名を残すことになった一握りのユダヤ系芸術家たちである。有史以来、離散、追放、移住、迫害を余儀なくされてきた人々は、どのようにして美術という世界と関わり、そこに自らの生を託してきたのか―。これまで、いくつかの理由で語られることのなかった“美術をめぐる静かな闘争”を綴った貴重な物語。

 著者略歴
 圀府寺/司
1957年大阪府生まれ。大阪大学文学研究科教授。大阪大学文学部卒業。1981~’88年、アムステルダム大学美術史研究所に留学、文学博士号を取得。広島大学総合科学部助教授を経て現職。専門は西洋美術史。オランダ・エラスムス財団よりエラスムス研究賞を受賞    』

・・・面白い分野の本を読んだ。そんな感想です。
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サイクリング

2020年04月20日 | 日記
土曜に約14km、日曜に30kmほど走って、気分爽快でした。
土曜日は、街中をならし運転、タイヤが25mmになったので、少し安定感が増したような気がする。サドルも進化しているようで、久しぶりのバイクにもかかわらず、お尻が全く痛くならない。
日曜は軽い山登り。登りで降りてきた人に2人出会う。帰りの下りでは暮れから登る人に6人出会った。みんな天気に誘われて出てきたようだ。

(新車の画像が貼り付けできない。残念)
 
 RALEIGH / ラレーの赤です。
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