白虎隊

６日、７日と二日に渡り、ドラマ　白虎隊　を楽しみました。
ＮＥＷＳの「山下」君とＫＡＴ－ＴＵＮの「田中」君が出演！ということで見逃すわけにはいかない私です。

ご存知のように白虎隊は会津藩の16歳～18歳の若い男子によって構成された部隊。

1868年の戊辰戦争において若松城を固守せよと前線に投入されるが、新政府軍の攻撃に遭い、多くの者が命を落としたことで知られる。

本来は交戦を得意とする部隊ではなかったが、新政府軍の軍勢に比べて会津藩側が手薄であったために若い彼らも敵軍を迎え討つ形となり、多くの隊士が悲劇的な運命にさらされる事となる。

一昨年の９月に会津を訪れ「飯盛山」も見てきた私、大変興味もありました。

今回のドラマは「母と息子」の関係を軸としています。

「山下智久」演じる隊士 「酒井峰治 」の母は「薬師丸ひろ子」
自分が体が弱いので、そんな母に心を残し死ねないといけない、ということで息子に冷たくあたります。
でも本当は息子を愛しているからこその行為。

一方「田中聖」演じる 「篠田儀三郎 」の母は「若村麻由美 」
息子を愛することを態度にだすことを拒まない「あなたの全てをうけいれる」という母。

そんな二組の親子を対照的に描いています。

出陣の前に「いざという時のお金」を持たせる際にも
峰冶の母は「埋葬用」として
一方、儀三郎の母は「生きて帰る為の食料と薬代」として渡します。

「立派に死ね」と送り出す母。
「母は待ってるよ」と出陣の息子に声をかける母。
「あなたならどっち？」と問いかけられているよう。
私は当然「何があっても生きて帰って来い！」と大声をかける！

ところが「死ね」と言われた「峰冶」は生還し、「生きろ」と言われた「儀三郎」は死んでしまいます。
生き残った山下君が「自分は生きてこの事実を必ず伝えていく」と言います。

「よく生きてよく死んだことを伝えられれば、それだけで生まれてきた意味がある」
「成人の日」の今日、新成人に捧げる言葉とします。

感動的なドラマでした。
ありがとう！山ピー！

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