スカーレット手帖

機嫌のいい観客

まとめサイトってすごいよな

2012-03-03 | 好きなもの
2ちゃんねるにあまり詳しくないのでその奥深さはよくわからないけど、
最近、2ちゃんねるの「まとめサイト」という存在のすごさに圧倒されている。
ひまがあれば、まとめサイトばかりをみている。

あれ、すごいよね。
前日の夜中とかに繰り広げられたトピックがあっというまに編集され
かいつまんで読めるようになっているという…
誰がやっているのかは存じませんがすごい編集能力だと思う。

だって、
① いろいろスレッドがある中で「これおもろい」というのを見つける
② ある程度話の流れを読みつつ、まとめる(たぶんスレッドと同時進行)
③ サイトに掲載

という3つのフェーズが少なくとも必要でしょ。

分業しているのかもしれないし、いったいどういう人がやっているのかわからないけど、
とにかく早いのがすごい。クオリティがすごい。
①と②は結構な労力とセンスが要るだろう。(特にストーリー系のとき)
おい、ものすごい能力が発揮されているぞ。

外国のまとめサイト見たことないから断言できないが、
こういうちまちました編集を恒常的にある程度の水準でやり続けられる人がけっこういる
という日本人の知力の高さ、文章要約力、ひいては基礎学校教育というものの力 を感じる
最終的にはライトウイング的なほめ方になってしまったが、
そんな今日この頃なのです。

(vipperというものについてはいまいち理解していません)


<追記>
 よく考えたら、それを出来るのがニートというものなのだ ということかもしれないと思った。
 でも、すごい娯楽を提供しているという意味ではすばらしい存在じゃないの。
 身内にいたらちょっと困るかもしれんが。
 

いいね!ときみがいったから

2012-03-03 | 思ったこと
SNSが発達するにつれて、自分の世界が広がった部分もあるけれど
人付き合いの部分についてはより自分のポリシーつうか適性つうか の部分が
モロだしに反映されてきているような気がする。
ニアイコール リアル の世界ということ。

まあ、コミュニケーションについていろいろ言ったり調べたりするのは
本業でやっていることなので、今後も常時つらつらと考えていくと思う。


なので、それはそれとしてだな。
Facebookも一応やっているのですが、
個人的に、「いいね」を押すのが苦手です。
なんでかというと、
俵真智の名句集「サラダ記念日」の表題作でもある

 この味が いいねと君が言ったから 7月6日はサラダ記念日

が頭から離れなかったからです。
いいね押した瞬間にサラダ記念日認定になるからです(極端
まあそれはへりくつだとしても、
いいね という言葉になんか意味がありすぎて抵抗あったなぁ
ようやく最近その意味が洗い流されて、気軽にいいね押せるようになったけど。
わたしは基本保守派なので、殊、ことばについては新潮流をなかなか飲み込めない時があるのです。

今更談義すぎるけど、いいね って言わないでしょう、あまり。
いいですね とか よさげじゃん とか
ええなぁ とかいいたいじゃないか。
それはコメントで書けということか。了解しました。
いまやFBの「いいね」は
「へえ~」とか「みました」(=小学校の先生が連絡帳に押してくれるハンコ)
でしかないよね。形骸化おめでとうございます。


そういえば、余談ですが
先日読んだ販促会議かなんかでみたけど、
マクロミルの広告のしりあがり寿の漫画で
リサーチャーの課長がいいねボタンをみて

 「『いいね!』だけじゃなくて
  『非常にいいね!』『いいね!』『どちらでもないね!』
  『あまりよくないね!』『非常によくないね!』
  の5段階評価にしないと意味ないじゃないか!!」

と主張するというシュールな4コマがあったけど、
あれもなんか、ワカル~ って感じでございました。

まあ、そんなこんなでひなまつりだね!いいね!