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貿易立国から投資立国だと^^

2012年01月31日 | 雲の日記

 財界ベッタリの国会議員は『財界党』に入るべし!


 『消費税増税に反対!』・『原発に反対!』です。

 




 皆さ~ん、おはようございま~す!^^
今日も冬晴れの良い日になりました。しかし気温は驚くほど低いですが...><;
本当に『寒い』です。服を厚くして、体を冷やさないようにお願いしますね。

さて..今日もいつものように朝食を食べながらノンビリしていました。BGMはNHK..
何故?NHKなのかと言うと特別な意味はなく、朝の時間を見るためとチャンネルチェンジが面倒なだけの結果です。

だから朝食の後には(時間的に)国会中継になる。国会中継がBGMである^^ だから耳に残ることは無いのですが、時々..呆れ返る国会議員の質問が私の大切な食後の寛ぎタイムを駄目にする。今朝もそうです。

民主党の吉○ 州司(きら し○○じ 大分一区)である。TPP参加への意見を述べていたのですが内容が凄いです。こんな人が大国日本の衆議院議員かと思うと愕然としてしまいますね。まるで財界の御用聞きか、広報担当か、区別がつかない.. こういう議員は相当数いるのだろうが、まとめて正しい名称の政党を作って、そこに所属してほしいですね。

その名も財界党.. 誰の利益を代表している政党なのか分かりやすくて良いだろう。

さて..その民主党の吉○ 州司(きら しゅ○○)衆議院議員の発言ですが、彼はこう言っています。

『貿易立国から投資立国へ』 だそうです。

さあ、何のことやら耳障りの良い言葉が出てきましたね^^ 何か日本経済が上向くことでもあるのでしょうか? 『貿易立国から投資立国へ』という言葉には期待してしまう響きがあります。

日本は自動車・家電に代表されるような『物を作り』海外に輸出して儲けていました(貿易)。しかし..2011年の日本の貿易収支は『31年ぶりに貿易赤字に転落』することになりました。“これは大変だ!”と慌てることはないし、それを騒がれて詰まらない財界支援策に同意させられることも無いと私は思います。

だって、そうでしょう??

2011年に起きた東北・関東大震災と原発事故です。日本の輸出が打撃を受けるのは仕方無いことです。そして緊急に大量のエネルギーを中心とする輸入が行われた。輸出が減り、輸入が増えれば..貿易が赤字になるのは当たり前のことなのです。根本的な問題で貿易赤字に転落したのではなくて、一過性の問題(大震災と原発事故)だということを理解する必要があると思います。震災の影響が沈静化すれば(関連する輸入が減れば)、必然的に貿易は黒字に戻るのです。

問題なのは、それを理由に『賃上げ』を抑えようとしたり、『増税』したり、『TPPに参加して貿易を有利に展開しようと囁かれること』の方です。『国民が一つになり、震災を乗り切ろう!』というキャッチフレーズは、国民に増税と我慢を強いる為の方便でしかないと私は思っています。マスコミが盛んに宣伝している『絆(きずな)』...絆で繋がっているのは国民だけで、震災被害をも利用して有利な立場を築こうとする財界(大企業)には恐れ入ってしまうばかりです。その手先とも見えるのが、先ほどの国会で『TPP参加』理由を述べていた国会議員ですね。

笑ってしまう『貿易立国から投資立国へ』...

この『投資』とは海外で出て投資を行う大企業の活動を指しているのです。大企業は海外に工場を作り、資材を買い、安い賃金で従業員を雇う。そうやって海外に投資を行っているです。新興国での投資に対する配当金の増加は著しく、とうとう所得黒字(配当金や金利)が貿易黒字を追い越してしまったのです。

(海外との物や金のやりとりの収支を示す)日本の2005年の経常収支では、海外への投資に伴う配当金や金利収入などの黒字額が、モノのやりとり(貿易)での黒字額を初めて上回った。日本は長い間、海外への製品輸出で外貨を獲得してきた『貿易立国』だったが、海外への投資でも外貨を稼ぐ『投資立国』に変わりつつあるのです。

民主党の吉○ 州司(きら ○○うじ)衆議院議員は、所得黒字を挙げて海外展開する大企業を支援するためにも『TPP参加』を積極的に推進するべきだと言っていました。ここまでなら..皆さんは日本経済のためにTPP参加を正しいことだと思ってしまうだろうか? それでは...

日本の国内経済は、どうなりますか??
日本国内の雇用は、どうなりますか??
日本の個人消費は、どうなりますか??

大企業は外国人を雇い海外で儲ける。国内は増税で雇用もない。当然..国内の個人消費は落ち込んだままです。国民の暮らしは、どうなると思いますか?

確かに大企業が海外展開した利益で『投資立国』は維持され『貿易黒字』は続くでしょう。なので表面上は日本経済は堅調な発展をするのかも知れないです。しかし、国内経済はガタガタです。

大企業が海外展開している限り...
日本国内に雇用は生まれない。
日本国内の労働者の所得は上がらない。
貧困層が拡大し、格差はますます広がるでしょう。

それでも良いと言っているのが、先の国会質問に立っていた民主党の吉○ 州司(きら し○○じ)衆議院議員の本音のように見えるのですが、皆さんはどう思いますか? 国会議員が政治をするとき、誰の為にしているのか?ということを見極めないと危険だと思います。この議員はテレビ中継される国会で堂々と国内経済が疲弊するだろうことを平気で述べている。彼の言う海外展開している立派な?大企業を(今)支援することは、国内経済を更に追い詰める可能性があることに気がついていない。

それは..この国会議員が海外展開している大企業中心の経済しか政治を考えていないからです。国内産業を支える中小零細企業や労働者のことを全く考えていないからです。こんな人が我が国の国会議員かと思うと情けなくなります。(同じ考えの議員は多いだろうが、ここまでハッキリ言えないくらいの常識は持っている議員が多いと思う)

何故?ここまでの円高を容認するのか不思議だったが、海外展開する大企業や金融機関が投資しやすいようにするには『円高』が一番だからですね。投資立国を支える為に『円高』容認は一番の支援になるだろう。そして儲けた外貨を国内に持ち込み円に換えるときだけ..為替介入して『円安』にしてあげる..至れり尽くせりの支援ですね。

そして国内経済は冷え込む一方になる。

まともな国会議員なら、まず初めに国内経済の建て直しをするべきではないだろうか? 国内に雇用を作り、国内に投資を誘導し、地域経済を活性化しようとするべきではないだろうか? その為に政府は大企業に対して協力を求めるべきではないだろうか?

ところが日本の政府は違う!! 国会議員も違う!!

政治献金欲しさに財界ベッタリの政治しかしない。

今、日本国民に増税することは更に国内経済を疲弊させてしまうから
私は『消費税増税』に反対なんです!