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放射能拡散予測、先に米軍へ

2012年01月20日 | 雲の日記
 皆さ~ん、こんばんはぁ~^^

何だか力の抜ける話ですけど、今日UPするつもりだったので掲載します。
記事を見に行けば無い。。無い。。ナイ。。 記事が削除されている。通常一週間は見られると言うのに無い。。無い。。無いのです。何かの圧力がかかり大急ぎで削除してしまったのか??
コピーしていたので心配ご無用ですが^^

(引用始まり)
『拡散予測 先に米軍へ 住民公表9日遅れ』

文部科学省の渡辺格科学技術・学術政策局次長は16日、福島第一原発から放射性物質がどう拡散するか緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による試算結果を、事故直後の昨年3月14日、外務省を通じて米軍に提供していたことを明らかにした。

試算結果が公表されたのは、米軍への提供より9日も遅い3月23日のことだった。公表が遅れたため、住民の避難が遅れ、放射性物質が拡散する方面に避難した人もおり、無用の被ばくを招いたと批判されてきた。その一方で、米国側には早い段階で連絡していたことになる。

16日に開かれた国会の事故調査委員会で、委員からの質問に答える形で、渡辺氏が明らかにした。
 
渡辺氏は「(事故対応を)米軍に支援してもらうためだった。公表という認識ではなかった。(住民ら国内への公表は)原子力災害対策本部で検討しており遅くなった」と釈明した。
(1月17日 東京新聞)


なんだかねぇ~。。。 日本政府は一体誰のためにあるのかね?

『緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による試算結果を事故直後の昨年3月14日、外務省を通じて米軍に提供し』したとしている。ところが日本国民への発表は3月23日なのである。その差9日間で日本国民はどれだけの被曝をしたのだろうか? 『すぐに人体に影響を及ぼす量でないから大丈夫!』とは、当時よく聞いた言葉である。即死しなきゃいいのだろうか??

地震発生は3月11日14時46分である。

『11日19時30分に1号機の燃料は蒸発による水位低下で全露出して炉心溶融が始まり、所内での直流小電源融通で動かしていた非常用復水器も翌12日1時48分に機能停止、翌12日明方6時頃には全燃料がメルトダウンに至ったとみられる。1号機は上記の経緯で、地震発生後5時間で燃料が露出したとみられ、15時間ほどでメルトダウンしたと思われる。』(Wikipediaより)

原発事故の被害を小さく小さく見せようとするマスメディアの中で、隠しようの無い『不都合な事実』が次々に明らかにされて来ています。あの日、私は風向きが我が家に向かっているのを天気予報を見て知っていた。でも公園で遊ぶ親子に『危ないから避難して!』とは何故か言えなかった。騒ぐ私の方が異常に見えるくらい、誰も気にしていなかったからです。言えなかったことを今でも後悔しています。

『日本政府は8月、大気中に放出された各放射性物質ごとの試算値をまとめた。福島第一原発から放出されたセシウム137総量は6月時点で、広島原爆の約168個分であると...』(Wikipediaより)

『東京電力は12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1~4号機取水口付近の海底土から放射性物質のストロンチウム90が事故前の最大値の7000倍を上回る濃度で検出されたと発表しました。生体への影響が大きいストロンチウム90の海洋汚染の深刻さを示しています。』(1月14日 しんぶん赤旗)

日本政府が最優先で取り組まなければならないことは『国民の生命を守る』ことです。
政府は誰の為に仕事をしているのか?













オマケが多い韓国個人商店

2012年01月20日 | 雲の日記
大企業だけが成長を続ける韓国社会に格差が広がる!

『国民の生活が一番』と言う政党が消費税増税をしてはいけない!




 皆さ~ん、おはようございま~す!^^

中高年のオバサマたちが大好きな韓国..表面からは見えない韓国の実態を19日の朝日新聞が捉えています。韓国の下町を歩くと(日本とは比較にならない程)愛想が良くて一生懸命に売ろうとする店主や従業員に遭遇します。買い物をすれば『オマケ』は日常的に貰えます。初めから買い物カゴに入っていることさえありますね。

韓国社会では『オマケ』は当たり前の習慣なのです。まあ..『オマケ』と言っていますが初めから価格に入っているでしょうから純粋に『オマケ』と言えるかどうかは疑問ですが..^^ それでも韓国人がオマケ好きなのは確かなようです。

そんな『オマケ』が沢山貰えるお店は大抵の場合、個人商店のようなお店になります。何故なら最近の韓国は日本と同じように(大手資本の場合:ロッテ・Eマートなど)『値札』が付いているようになったからです。商品そのものに最初からオマケがくっ付いている物もありますが、それは日本でも同じでしょう。

皆さんが感動するほどオマケが貰える店は、殆どが個人商店になります。競争が激しいからでしょうね^^ 私は韓国に行き始めた頃に『ぼられる』ことが余りに多かったので(今ほど日本人も多くなかったし)、それ以降は『値札』の付いているお店以外では買わないことにしています。交渉も苦手だし、買い物はサッサと終わらせたい主義だからです。勿論『オマケ』は好きですが..^^

日本人が行きそうなソウルの街を歩いていると個人経営のお店が殆どだと分かると思います。お買い物をする時の大きいお店と言えば各デパートに外資系のスーパーマーケットでしょうか。後はオマケのサービスが魅力的な個人商店..(大きなテナントビルの中も実は個人商店が入っている) 観光客の韓国での買い物の楽しさに大きく貢献しているのが個人商店だと分かります。

実は韓国には大企業と個人商店しかないのです。中小企業がない!

..しかないと言うと語弊があるかもしれないが、韓国は大企業のみを支援することで早い経済成長を目指したのです。(トリクルダウン)1月19日の朝日新聞には“格差にすくむ「優等生」”という見出しで『韓国』が特集されています。数年前から記事にあるような状態は続いているのだから『遅かりし』の感はありますが、私が知っている韓国と同じ状況が書かれているので記事は正確だと思います。記事の始まりは...

(引用始まり)
『仕事をつくり、物価を安定させることに渾身の力をこめる』。韓国の李明博大統領は新年の演説で力説した。13日に開いた経済対策会議でも『政府の今年の目標は雇用と物価』と強調した。生活の安定を求める切実な声と政権への批判が強まっているからだ。
(引用終わり) (1月19日 朝日新聞)


金大中元大統領・盧武鉉前大統領と続いた韓国の民主化と経済成長は目を見張るものがあったと私は思っている。大企業に特化した経済戦略は『通貨危機』を乗り越える為に仕方なかったと評価できるし、何よりwon安により国民の暮らしが打撃を受けないように公共交通・食料品・光熱費を抑える政策をしていた。以前の韓国は移住したくなるくらいに(庶民にとって)住み易い国だったと思います。

ところが経済が安定してくると大企業に関連したミニお金持ちが増え、彼らに支えられた富裕層は政権批判をしてくる。経済の立ち直りと共に価格が上昇した住宅の価格を抑える為に2件目からの所有には税率を高くし、住宅価格の上昇を抑えようとした。私も本来は国民が住むための住宅と賃貸などで所有するための住宅とでは別にするべきだと思っていたので大いに賛成だったのですが、韓国民の俄か富裕層は気に入らなかったようです。

前政権批判の中心は、この政策だったと記憶しています。そして財閥出身の李明博氏が大統領に選ばれるのです。この時点で私はこれからの韓国は庶民にとって住みにくい社会になるだろうと予感していました。

案の定..
物価は高騰し、
輸出系大企業の為にWON安誘導を抑えず、
20代の失業率は20%、
労働者の半数近くが非正規雇用、20代では90%が非正規雇用です。
アルバイトの時給は韓国最低賃金の4320won(約290円)に満たない所が2/3もある。
...

格差が広がり貧困層が拡大するということは、その分の富が一握りの富裕層に集まっているということを意味します。政府が大企業支援・富裕層の優遇を続ける限り、韓国の庶民は苦しい生活を強いられると言う訳です。財閥出身の大統領がいる限り、韓国の格差は広がるばかりだと私は思っています。誰の為に政治をするかの違いです。

ただし..この記事を見る時は注意が必要です。この手の記事を見ていると何故か『日本の方がまだマシだ!』という印象を持つ人がいる。それは間違いです。日本よりもっともっと暮らし易い国はあるし、豊かに暮らせる国もある。何より人間らしく暮らせる国が他にあるからです。日本より酷い国を出してきて『ほら..日本の方がまだマシだろう!』と思わせるのは一番“タチの悪い”方法だと私は思っています。皆さんもご用心を!!^^

(引用始まり)
 韓国は1997年、ウォンが暴落する通貨危機に見舞われた。資金が海外に流出して外貨不足に陥り、国際通貨基金(IMF)に支援を求めた。

...すぐに韓国はIMFにしたがって、経済の立て直しを進める。財閥の経営改革や金融機関の再編などに踏み切り、2万社を超える倒産と200万人の失業者という痛みを受け入れた。2年もたたずに景気回復を果たし、『IMFの優等生』とたたえられた。
 支えたのは、サムスン電子や現代自動車といった財閥グループ企業だ。競合する大手や中堅・中小企業の倒産で国内市場を『独占』し、安定した国内収益とウォン安を背に輸出を伸ばした。韓国の寡占は進み、昨年一年間に売れた新車の80%近くは現代自グループ製という状況になている。
 世界有数の輸出企業を支援し、経済を底上げしていく-------。通貨危機以来の戦略に沿って、昨年11月には、野党の強い反対を押し切って、米国との自由貿易協定(FTA)を結んだ。
...
(引用終わり) (1月19日 朝日新聞)


現在のwonは1万円=約147000wonです。(1:14.7) 最近は150000won前後にいることが多いですね。これはリーマンショック後のレートと殆ど変らないことになります。

私は10年くらい前から毎年韓国を訪問していますが、通貨危機から立ち直った韓国が訪問するたびにwon高になっていくのを確認していました。旅行者の私としては当然won安の方が両替時に助かりますが、経済が繁栄していく様子を感じるのは嬉しいものでした。リーマンショック直前では1万円=約75000(1:7.5)でした。それが今では倍です。幾らなんでも韓国の実態とは合わないと思いませんか? 輸出に頼った経済をしている国だから『won安』は即..利益に繋がるのです。勿論、価格競争にも断然有利ですからね。私から見たら今の韓国政府のやり方は、汚いという気がしますね。

政府支援とwon安を背景に韓国大企業は儲けに儲けている筈です。にも関わらず韓国社会は失業者と非正規雇用が増え、格差社会が問題になっている。

これは儲けたお金を社会に還元しないからです。そして雇用を海外の安い労働力で賄っているから自国民に失業者が出るのです。韓国政府の支援を前面に受けながら、利益を国内に還元しない大企業たち.. どこか日本と似ていませんか? 

少なくとも今の日本と韓国には『トリクルダウン』は無いのです。

★★トリクルダウン理論(trickle-down theory)とは、「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が浸透(トリクルダウン)する」とする政治思想である。「金持ちを儲けさせれば貧乏人もおこぼれに与れる」と主張することから、「おこぼれ経済」とも通称される。(Wikipediaより)