花意匠 まわる型 バラ アジサイ ジャスミン

このブログは、私の生け花忘備録化してきています。
他にも以前同様活動しているのですが、時間が作れきれていません。

今日は久々に回る型を生けてみました。
庭のジャスミンをみて、回るでいこう！と思いました。

今日の花材３種、すべて庭からです。
それだけでかなり満足しています。

かなり自由に生けました。
バラと紫陽花は時計回りに、そしてジャスミンのほとんどは、逆回りにして変化をつけてみました。
オレンジに青、そして白って、とても合う色だと思いました。ジャスミンの若葉の黄緑もきれいです。

盛花 傾斜 アメリカマンサク ??(witch hazel) アジサイ

２か月ほど前に、ポールが拾って来てくれた枝を外に置いていたら、初々しい若葉が出てきました。
そして、わが家のアジサイもまだ小さいですが開花し始めました。

客枝のアジサイがもう少し大きければ・・と思いますが、シンプルで気に入っています。
主枝は、枝ぶりがＶ状なので自然の形を残すため、あまり整理していません。
主枝と副枝の間の中間枝、毎回なんでいるのだろうと思ってしまいます。
そして、長い中間枝、さす位置が難しいです。

アジサイは、茎が弱くて、なかなか思った角度で刺せませんでした。
上から茎を徐々に押さえつけて。

アイリス 再び！

庭のアイリスの美しさを出せなかったことを反省して、家でこんな風に生けてみました。
余っていたギボウシとのシンプルな組み合わせ。

アイリスさん、これでいいですか？

開く型 羊歯 ヤツデ アイリス 花大根（Dame's Rocket Hesperis matronalis）

庭にあるヤツデの若葉の色、そして柔らかい質感、そして羊歯のくるくるとした形を使いたくて。
アイリスは、かなり大きめでバランスがいまいちなのですが、今お庭で生えているもので
生けてみたくて。でも・・・バランスがかなり悪いですね。
客枝空間ゼロという感じで、詰まっている感が致命傷です。
実物を見たときは、ここまで詰まっている感はなかったのですが・・



お花の咲き具合が、３輪とも同じようであったため、面白みに欠けたので、高い位置のお花を
つぼみに変えてみて、それだと、バランス的に弱すぎるので、もう１本、つぼみを付けてみました。
多面的な型なので、後ろにも、１輪生けています。普通は、奇数が基本のようですが、今日は、客枝が４本。

花材によって、変えていかないといけないところが難しいですが、面白いところでもあります。
このアイリスの使い方は、長めに使ってあげるといいかもしれません。

文人調 スモモ？ 牡丹 ギボウシ

花材の選択が大事なようです。

珍花奇草。
初めて聞いた言葉です。
この枝物は庭から切ったものですが、果実がたくさん実っていて面白いと思ったので、使いました。
牡丹は先生のお庭から。
牡丹の位置なのですが、通常の型だともっと短めに使うのですが、いつもとはちょっと違う位置にということで
高めにいれました。
中心部が少し空きすぎたので、ぎぼうしを　入れてみました。　

花舞 ギボウシ 枝（ヘイゼルナッツ？）

枝の形が立体的で面白かったので、この枝にしました。
枝2本で、ギボウシを包み込んでいるようです。

枝とギボウシの距離感に変化をつけると、仲が悪くなったり、緊張していたりと、2つの花材にまるで心があるように
見えるのです。