昨日はイースターで、普段は日曜に働く私も休みだった。
シュートメが、イースターに料理するメニューを決めており、
夕食は5時ということになった。
私は5時に間に合うように気を配っていたのに、夫がのんびりしていて、
5時になってもまだシャワーを浴びていた。
シュートメが呼びに来て、義父も来た。
ようやく私たちが義両親の側に行ったのは、5時を20分過ぎたころ。
シュートメはおらず、義父と3人でディナーを囲み、何もなかったように引き上げた。
シュートメは2階のオフィスで仕事をしているのだろうと夫は思い、私は義父と喧嘩をしたのだろうと思っていた。
今朝、5時半ごろに朝食の支度をしていたら、義父が来た。
「ママが怒ってる、ついでに僕も」
イースターのディナーのために、特別なサーモンを買いに行き、心を込めて料理したのに、約束の時間になっても私たちが来ない。
5時に美味しく食べられるように用意したものも、それを料理した自分の気持ちもないがしろにされた。
「ママはもう一切料理をしないと言ってる。7時15分前に謝罪に来てほしい」
朝食をとりながら、夫が溜息をつく。
「ぼくの人生、ずーっとコレだよ。なんだかよくわからないことで機嫌が悪くなったママの機嫌をとるんだ」
この時点で、義父も怒ってる、という部分は完全に忘れられていることに注目。
義父はただシュートメをハッピーにしたくて生きているだけで、義父自身が怒っているのではないのだ。
7時15分前に、二人で謝罪に行く。
「何も言わなくていいよ、ぼくが話す」
そりゃそうだ。アンタがのんびりしていたのが悪いんだ。
固い表情をしたシュートメに、夫が謝る。
「謝罪は受け入れたわ。誤解があったようね。でもこれで、和解よ」
しょげきった顔をしている(ように見せている)夫が
「アイラブユー ママ」
と言って、ハグをする。
「アイラブユー、トゥ、マイディア」
ここはばりばりアメリカだなー、とそれを眺めながら思う。
私はこの何年かで学んだことがある。
何がどれだけ嫌か、ということは人によって違うということだ。
そんなことが我慢できないのか、と思ったり、そんな些細なことで怒るなんて、と思っても、
それはその人でないとわからないのだから、どうしようもない。
「今日、仕事のあとに花束を買ってくるよ」
週に半分ほどは、義両親と夕食を共にしていたけれど、
もう一切料理しないと言っていることだし、以前のように完全に別々に食べようと言い合った。
そのほうが気も楽だし、私達が食べたいものが食べられる。
やれやれ。
今日が仕事でよかった。
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