陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

映画館で本のイベント

2018-04-25 11:51:36 | 日記
ノボシビルスクはロシア第3の都市です。札幌市と姉妹都市でもあります。

先週末に映画館で本のイベントがあると教えてもらいました。
主に児童書を扱う出版社がレクチャーをしたり、子供向けの本を販売するのだとか。



本の販売!
絵本や子供向けに書かれたやさしい本なら、私にも読み通せるかも☆
と、さっそく出かけました。

ところで、映画館で本のイベント??と思いますが、
この映画館は映画だけを上映しているのではないのですね。
1階が映画館がありますが、2階より上はちょっとした講堂のようになっています。

児童書はかなりいろんな種類が売られていました。
絵本はもちろん、事典のような鳥や植物の絵が描かれた本、コミック、挿絵程度はあるけれど高学年向けの字の多い本などさまざま。

灰谷健次郎の『兎の目』がありました。
この作品は小学校2年生のとき映画で見ました。家に本もあったのですが、読まないうちに大人になってしまいました…。



何を買って帰ろうかな。
余裕をもってごく簡単なものを選ぼう♪



砂浜に打ちあげられたくじらの絵が印象的で、これにしました。
だって、日本でもよくクジラやイルカが打ちあげられたってニュースがあるでしょう。
どんなストーリーか気になったのです。

他にも1冊100ルーブル(約200円)の小学校低学年向けの本を買いました。



ツルツルの厚紙でできた簡単な装丁のものです。

くじらの絵本の著者は、ベンジャン・デビスというイギリスの作家です。
ニックという小さな男の子のシリーズのひとつのようで、こんなの買ってきたよと見せると「あ、知ってる。このシリーズ好きなのよね」と言われました。



お父さんと6匹の猫と海の近くに暮らしているニックが、嵐の次の日小さなくじらを見つけます。
お父さんは魚を釣りに出かけています。
ニックはひとりでどうしたらいいのか考えて、くじらを家に連れて帰ります。
バスタブに小さなくじらを入れて、お父さんには内緒にしていますが・・・



子ども向けに書かれている文章ですから、ひとつひとつは短いのですが、知らない単語がたくさん出てきました。やっぱり文法の勉強だけでは知りえない言葉が出てきます。
絵を見ながら想像して、知っている単語から連想して。
分からない単語は辞書で調べて。

なんとなくはわかるけどそこで終わらないで、きちんと訳してみようと思い、丁寧に辞書をひきました。
わからないところにポストイットをつけて、次の日に日本語のわかるロシア人に教えてもらいました。

とても時間がかかりましたが、1冊の本を読み通した達成感はクセになりそう。
「やった!」という感覚をたくさん積み上げていくぞ~

















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