親和会サロン 2017年2月4日 於畑自治会館 内科医師 柳澤孝雄先生
①薬の服用について
②医療機関のより良いかかり方 についていろいろ説明があり
オックスフォード辞書の昨年の言葉は post truth(偽真実「客観的な事実が重視されず、感情的な訴えが政治的に影響を与える状況」)日本の昨年の言葉は「神っている」だいぶレベルが違いますね。今の時代はSNS、インターネット、TVのワイドショー等で情報過多。これらは本当に正しいのでしょうか?面白可笑しくするためや感情を煽るために情報はどんどん過激化してきています。政治の世界もこの方向で動いています。大事なことは、情報を鵜呑みにしないことです。特にTVは全く信用できません。自分で情報を集め、考え、判断することが大切と思います。病気については、情報を集めることが難しいですが、解らない時は自分の直感を信じることだと思います。自分でこれはヤバいと思った時はかかりつけ医に相談が一番と思います。当たり前のことですが日々の生活習慣の見直しはとても大切です。検診やドックは100%ではないですが、定期的に受けることが大事です。
超高齢化社会と医療・介護の問題はとても複雑で良い答えが見つかりません。先々もいろいろな不安があります。これからの時代何が良い老後なのでしょうか?
「健康長寿」が謳われています。良い言葉ですが、本当は「健康長寿+幸福感+感謝の気持ち」が理想ではないでしょうか?