続・知青の丘

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野田遊三氏が「豈」の創刊同人だったとは!!

2022-06-03 19:24:56 | 俳句
トップページがいつまでも例の画面では
面白くないので花の写真を。
お向かいさんに頂いた竹蘭(?)
今はもう終わってしまいましたが~
 
これからは紫陽花ですね。
縮緬みたいですが
これも紫陽花。
よくみると

べつの種類

一時期は5種類ほど植えていたのですが
大事にしてあげないと
枯れて小さくなって
無くなってしまうみたいですね。

さて、本題に。
今度の「We」第14号の招待作家作品を
熊本在住の野田遊三さんにお願いしたのですが
今日、その原稿を入力していたら
『豈』創刊同人だったと書いてあったのです。
当時の名前は、野田裕三(いつからか遊三に改名)
今、私は「豈」に入会していますが
全く知りませんでした。
で、
大井恒行さんのブログをのぞいたら
ありました。
(ブログの内容について著作権は主張しないと
大井さんから直接聞いています。)
2014年2月7日の分に
『豈』創刊メンバーは
<総勢16名 平均年齢はおそらく30歳強>
      雪がふりはじめる象の死と話す       中烏健二
      野菊あり静かにからだ入れかえる      攝津幸彦
      海ひろがる乳首の尖へ黒い蝶        城貴代美
      もう狂へないのだと鵙が来ていふ      白木 忠
      直江津のドアの一つが姉に肖て       小海四海夫
      群れてめじろ木にもろもろの晴れ間つくる  しょうり大
      遠野市というひとすじの静脈を過ぎる    西川徹郎
      山羊の背に詩を書き山羊を射ち殺す     山下正雄
      裏庭にしほみづがあり姉飼ふ髑髏      馬場善樹
      仮の世のあるいは猫もみごもりぬ      田中三津矢
      血しぶきをあげて静かに春の家       野田裕三
      日の丸ああ〈トマトうさぎ〉に竹刺せば   立岡正幸
      夕凪集今朝(けさ)君の名は誰か問ふ  長岡裕一郎(回文句)
      ふと枯れた花の幹咲け不思議な冬   
      いるだろう頭上を水は十五階より流れて   大本義幸
      石か木か髪にくくられふたりいる      大井恒行
野田さんに電話したら
「自分の句は変わっていたから」
声掛けられたんだろうと。
他の皆さんのも前衛的で意欲的な感じがします~

『豈』創刊が1980年6月と書いてあるから
1943年生まれの野田さんは、当時37歳になるのかな。

野田さんは、今度の「We」には
男の老境の20句と短文。
いままで句集を一冊も出しておられなくて
当時の句をもっと読みたくなりました。


あじさいを折る肩コキンと和歌集が 知青
はい、おそまつでした!




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