続・知青の丘

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熊本地震~我が家の場合・その1

2016-04-15 20:21:21 | 熊本地震


御心配のメールやお電話を頂き、ありがとうございました。
とてもうれしいです。
やはり気にかけて頂いている方々がおられるというのは心強いものです。

たいした被害はなく、片づけの方は、暫く保留にしています。

昨夜その時、私はなんと入浴中でした。
いつものようにすぐ収まると思ったら、どんどん揺れてきて大揺れ。
これはヤバいぞと、
急いで湯から出て震える手で拭って服を身につけ、リビングに行った。
そしたら、なんと五月人形用の博多人形(40センチ位のもの)がガラスケースごと粉々に。
他に低い棚からのものが、少しは散乱していましたが、
特に被害はないもよう。

でも、この人形は転勤族の私たちにとって、
長男誕生の34年ほど前に頂き大切に大切にしていたもの。
ずっと一緒に転居して来たもの。残念でした!
食器は少し落ちて割れてはいたものの、ちょうどよい具合の断捨離。
もっといえば、もう少し割れてもよかったのに。諦めがつくから~。

家の中は余震が酷く室内では怖くておれなくて、
家の前の団地内の6メートル道路に出たら、
御近所さんたちも出ていて、怖かったねえと語り合い・・。
余震が収まらないので、揺れの周期を見はかりつつ、
折りたたみ椅子を運びだし、その道路に4軒くらいで輪になって腰かけ、
おしゃべりしつつ、余震をやり過ごした。
脚の悪い独居の老女もみんなといたいからかててえ~と。
団地内を勝手に見まわっていた町内男性も話していかれた。

震源地が地下11キロだからなのか、
余震のたびに地面の震えが直に伝わり、
周りの家々のなにかの音もがちゃがちゃとー。
停電にならなくて幸いでした。

東北のあの地震をほんの少しですが、体感できたかなと思いました。
でも、津波までは経験しなくて済んだー。

23時過ぎ少し収まってきたように感じたので、
我が家に入り、みなさんにお茶を淹れた。
こういうときは、上等のお茶葉だ!と思い、いいお茶をお出ししたら、
皆さんがおいしいい~と言って下さり、こちらも嬉しくなった。

ところが、0時過ぎ、今度はかなり強い余震に見まわれた。
避難所に行って寝ようかと言う人も出てきました。
小学校3年生の女の子がとても怖がって眠れないようだったので、
隣に座り抱きしめていました。
勿論おかあさんもそばに居るから安心して私に身を預けてくれたのですが。
おばあちゃんになると、こういうことにも、なんとなく幸せを感じるものですネ。
その女の子の父親が病院勤務の準夜勤を終えて帰宅。

結局、26時頃までそのまま外で過ごし、
冷えてきたし疲れてきたしで、車の中で夫婦で寝ることにしました。
寝ていても、時々余震がありましたが、車内の揺れはちょっといい感じ。
見動きがとれず、腰が痛くなりました。

夜が明けて、かなり余震が弱まっているようだったので、家の中でまた眠りました。

ここは中央区に近いところ
益城町のほうは甚大な被害のようでお見舞い申し上げます。
赤ん坊が無傷で助け出された映像には、涙が出そうになりました。

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