続・知青の丘

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

今年の目標~「守拙」

2015-01-02 16:30:18 | 俳句

鎌研坂(かまとぎざか)を上ったところに
夏目漱石の句碑

「木瓜咲くや漱石拙を守るべく  漱石」


その右隣に作家半藤一利による句評の碑

碑曰く、
*「拙を守る」とは、漱石がもっとも好んだ言葉であり、終生持ち続けた生き方の基本である。
出所は、陶淵明の詩の「拙を守りて園田に帰る」か、「老子」の「大功は拙のごとし」かである。世渡りの下手なことを自覚しながら、それをよしとして敢て節を曲げない愚直な生き方をいう。*
・・・後は省略します。

漱石来熊百年の平成8年10月に建てられた漱石句碑だそうです。

そうはいうものの、漱石は意に反してというか、大文豪になりましたね!!
ヒットメーカーですよね。

『草枕』に
「世間には拙を守ると云う人がある。
此人が来世に生まれ変わると屹度木瓜になる。
余も木瓜になりたい。」とあります。
而して、掲句となるのかな。


「降りやんで蜜柑まだらに雪の舟」

有明海が見える蜜柑畑に沿った道路(オレンジロード)の端にあります。


さてさて、
このブログをご覧頂いている皆さま
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

毎年思う。
お正月は嫌いだ!
子どもが小さい時ほど大変ではないけれど
年用意が苦になります。

おせちは買ったのは口に合わないから買わないけれど、
結構手抜きしています。

とはいえ、餅搗きは兄のところで一緒にしましたし、
黒豆やら数の子、するめの醤油漬、なますなどは
前もって作りましたがね。


節目だから仕方ないね・・・・

コメント (1)