今年の後の月は10月20日。
中秋無月の名誉挽回とばかりに
阿蘇の十三夜を愛でようではありませんかと~。
会場には、俳句仲間の千原蘇堂氏の
日本画の個展開催中の阿蘇高原ホテルを。
下見にも行き、いろいろと一応段取りし、後はお天気まかせ。
今回の句会には、大分から有村王志氏と福岡から伊佐利子氏という
bigなお客様もお迎えし、お教えを請う宿泊勉強会にもしたいのである。
我が句会の代表は、あの有名な句、
秋比叡湖(うみ)から歩いてきた青年、の野田信章氏。
天気 曇り(十三夜は拝めず)
参加者10名(うち1名欠)
投句3句・締切(17時半)
一句次会(18時~21時)
赤鶏のつみれ鍋を主にした根子岳プラン(3000円)という
鍋会席。食べきれないほどの鶏つみれに舌鼓をうちつつ・・・・
がまずみの実を噛み砕く阿蘇落暉(利)
宿題をはみ出してくる兜虫(王)
桃の絵の奥一すじの月光や(信)
あの月の半分は犬が食べた(博)
白い道残せるものなく虫を聞く(喜)
画鉛筆鰯雲には泳ぐ音(臣)
高胸坂の涅槃像にも秋の暮(蘇)
大柿ひとつ婆の笑み付き二百円(幸)
女郎ぐも垂れて曇天の露天商(知)
≪欠≫ これはこれはおとこおんなの十三夜(サ)
二次句会(22時~27時)・・・やはり十三夜は拝めず
投句2句
場所をツインの部屋に移し、宿泊組6名の参加。
一献かたむけつつ・・・・・
話ははずみにはずみ、午前三時まで。
大変勉強になり、儲かった感じ!
外輪の風が生み出す草の絮(蘇)
火の山に酔筆を請ふ十三夜(利)
天辺に柚子の黄徘徊(もとほ)る人は地に(信)
蛇石神社揺れぬコスモスという晩年(王)
菜乏しき広々の畑に枯葡萄(幸)
秋湿る子ども神楽のゆるい振り(知)
勉強会で印象に残った句~
友の死へ雨の裸灯でありたい僕(金子兜太)
白い人影はるばる田を行く消えるために(々)
オホーツク落暉は大陸焼く貌だ(有村王志)
病む人に雪かととわれ灼け瓦(伊佐利子)
あとは、忘れました・・・
(19)
中秋無月の名誉挽回とばかりに
阿蘇の十三夜を愛でようではありませんかと~。
会場には、俳句仲間の千原蘇堂氏の
日本画の個展開催中の阿蘇高原ホテルを。
下見にも行き、いろいろと一応段取りし、後はお天気まかせ。
今回の句会には、大分から有村王志氏と福岡から伊佐利子氏という
bigなお客様もお迎えし、お教えを請う宿泊勉強会にもしたいのである。
我が句会の代表は、あの有名な句、
秋比叡湖(うみ)から歩いてきた青年、の野田信章氏。
天気 曇り(十三夜は拝めず)
参加者10名(うち1名欠)
投句3句・締切(17時半)
一句次会(18時~21時)
赤鶏のつみれ鍋を主にした根子岳プラン(3000円)という
鍋会席。食べきれないほどの鶏つみれに舌鼓をうちつつ・・・・
がまずみの実を噛み砕く阿蘇落暉(利)
宿題をはみ出してくる兜虫(王)
桃の絵の奥一すじの月光や(信)
あの月の半分は犬が食べた(博)
白い道残せるものなく虫を聞く(喜)
画鉛筆鰯雲には泳ぐ音(臣)
高胸坂の涅槃像にも秋の暮(蘇)
大柿ひとつ婆の笑み付き二百円(幸)
女郎ぐも垂れて曇天の露天商(知)
≪欠≫ これはこれはおとこおんなの十三夜(サ)
二次句会(22時~27時)・・・やはり十三夜は拝めず
投句2句
場所をツインの部屋に移し、宿泊組6名の参加。
一献かたむけつつ・・・・・
話ははずみにはずみ、午前三時まで。
大変勉強になり、儲かった感じ!
外輪の風が生み出す草の絮(蘇)
火の山に酔筆を請ふ十三夜(利)
天辺に柚子の黄徘徊(もとほ)る人は地に(信)
蛇石神社揺れぬコスモスという晩年(王)
菜乏しき広々の畑に枯葡萄(幸)
秋湿る子ども神楽のゆるい振り(知)
勉強会で印象に残った句~
友の死へ雨の裸灯でありたい僕(金子兜太)
白い人影はるばる田を行く消えるために(々)
オホーツク落暉は大陸焼く貌だ(有村王志)
病む人に雪かととわれ灼け瓦(伊佐利子)
あとは、忘れました・・・
(19)