続・知青の丘

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梅雨籠りには韓ドラで

2024-07-13 21:26:18 | 俳句
今アベマで観ているのは
多重人格を演じたチソン主演の『キルミー・ヒールミー』
2・3年前にも一度観ていて2回目。
チソンさんのは、『ラストダンスは私と一緒に』も
『被告人』も『医師ヨハン』も
その頃観たが、また観たいな
というくらい。
チソンさんの迫真の演技力と内面からにじみ出るものが
ストーリーにも反映されていて
佳い作品だと思う。
また、youtubeでは、
日本語で「ブルーライトヨコハマ」を歌っているのも観て
とても好感を持った。

今年観た他の韓ドラは、
『今からショータイム』
『胸部外科』
『マイシークレットホテル』(これも2回目)
『平日午後3時の恋人たち』
『私の国』
『イニョン王妃の男』
『30だけど17です』
『病院船』
『お嬢さまをお願い』
『太陽を抱く月』
『ホン・チョンギ』
『Dr.JIN』
『トキメキ☆成均館スキャンダル』
基本、ラブコメが気晴らしになりますね。

アベマばかり観ているわけではなく読書も

秋尾敏氏の慧眼によって
碧梧桐俳句の自然主義的書き方と
人間的な魅力がよく分かるご本でした。

これは↓高岡修氏から送られてきたもの。
今まで読んだことのない詩と詩人のご本です。
まだ読んでいる途中~
きょうも、コインランドリーに行き
待っている間に読んでいました。
(300円で36分間)

記憶にとどめておきたい
参考になった箇所は
愛敬浩一著『荒川洋治と石毛拓郎』の
宇佐美孝二評(P147)の中で、

愛敬が説くに、
荒川洋治が「≪庶民≫に語らせることにおいて、そこに貫かれているのは、≪実感≫である」という箇所と

「≪実感≫とは何か?『名も無き人々の、個別の』感情であり、その先に求めたのは≪ヘタウマ≫という”低さ”への希求であったという。荒川洋治の≪喩≫はそのように培われ、その上での≪新しさ≫、≪繊細や明快≫、さらには≪親近感≫、≪包容力≫であるとの分析は鋭い」
として、
愛敬の≪実感≫を用いた荒川洋治論を
宇佐美が褒めている箇所。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
昨夜から今日にかけてもかなりの降り、
古家なので家の中がベタベタしていて
早く梅雨明けしないかなあ~
と強く思うこの頃です。

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カメムシ~青翅羽衣~キアゲハの幼虫

2024-07-02 12:48:17 | つれづれ
このところ降り続いた雨が少し上がって
晴れ間も見えて、狭庭に出てみると
生命の営みは黙々と~

大根葉に来るカメムシ
次々に湧いて来る~

次のは
よく見かけますが
名前を知りませんでした~
スマホで撮って検索する機能を使ったのですが
「薄緑色の翅 虫」 
で検索した方が早く分かりました。

アオバハゴロモ(青翅羽衣)
Wiki先生によれば
”カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科(Flatidae)に属する昆虫である。
薄緑色の美しい昆虫だが、一部植物の害虫としても知られる。”

そうでしたか、カメムシ目でしたかー
キレイな名前ももらっていますね。

最後は、いつの間にか、
三つ葉に来ていたキアゲハの幼虫

話かわって
最近になって謎が解けたことがあります。
干した洗濯物を取り込むときに
時々
カナブンが付いているんです。
カメムシなら一般的にもよくあることだから
分かるのですが
フシギでした。

で、
答えは柔軟剤でした。
薔薇の香りのそれを使っていて
それに誘われて来ていたんですねえ~

小学生低学年の虫好きの子たちが
カナブンの取りっこをしていたという話を聞いて
カナブンをですかい?
と思いました。
よほど、綺麗な翅だったんですかね。

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悲しいお知らせです 竹岡一郎氏急逝(追記あり)

2024-06-27 09:34:52 | 俳句
こういう報は
どこにも書きたくないことですが
一応お知らせ致します。

2024年6月21日深夜、
竹岡一郎氏が急逝されました。

昨日26日
葬儀も無事に済まされたそうです。

その日、5時間程前まで
俳句のことでやり取りを断続的にやってましたので
ご家族から訃報を23日午前に貰ったもらったときは
わるい冗談じゃない?と一瞬思ったくらいで
ショックはまだ続いています。
脱力感・・・

ご本人が一番無念だったと思います。

私は、8歳上ですから
私が先に逝くものとばかり思っていました。

それに、師友だったので
この7月に出す拙句集『情死一擲』の跋文を
書いてもらっていました。
それもお見せできなかったこと
悔しいかぎりです。

倉田明彦さんの句がおもわれます。

星流る星にとっても不意のこと
(句集『卵』より) 

もうこれ以上ここには
書きたくないので
終わりにします。

なお、竹岡さんにご縁のあった方で
追悼したい方は
追悼句を1~3句
(何か一言あればそれも可)
7月10日までに
加藤まで



*俳句結社「鷹」の方は
そちらのほうで~

追記:
誰からだったか、竹岡さんは追悼句は書かない人だ、
と聞いたような気がしますが、
竹岡さんが書いた京アニ放火事件への追悼句あります。
涼宮ハルヒ号泣の梅雨明けにけり 
『鷹』誌に載せた句だということでした。



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2024年度日本詩歌文学館常設展 「インテリアと詩歌」

2024-06-22 21:40:23 | 俳句
2024年6月13日から
日本現代詩歌文学館(岩手県北上市)で
既に開催されているようです。
入場無料。

詩歌は、
「家具」をモチーフにした
詩と短歌、俳句、川柳の各作品

出品作家は↓にありますが
読めますかね~


わたくしのつたない句
花野螺鈿にすめらぎの手ざわり
(第2句集『櫨の実の混沌より始む』より)
を色紙に揮毫したのも展示してくださっているので
こういう機会がないと
なかなか東北まではいかないと思うので
行きたいのはやまやまですが
今はその状況にはなく・・・

来年3月9日まで開催のようです。
(12月~3月の月曜日と年末年始は休館)

展示作品を収録した冊子も頂いているので
観覧したら貰えるのかしら?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
やっとこちらは、
梅雨模様の雨降りになりました。
やはり来るべきものは時期がきたら
来てもらわないと
なんとなく落ち着かない。

梅雨堪能(笑)

ある場所のロビーに置いてあった植物
名前は知らないけれど
葉脈が綺麗。


7月中旬までには、
私の第4句集『情死一擲』が刷り上がってくるはずなので
待ち遠しい~

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俳句短歌誌『We』第17号「 古・難・珍季語集(11)」 より

2024-06-20 10:14:34 | 俳句
★地吹雪/じふぶき/冬

    地吹雪は遠く花屋に花満ちて       泉風信子
 地吹雪の顔もて集ふ仲間かな       成田千空
 病枕地吹雪ときに火の音して       寺田京子
 地吹雪の津軽三味線蔵に閉づ       小田桐妙女
 地吹雪は、一度降り積もった雪が強い風で上空に吹き上げられること。一面が真っ白になる。冬の雪国、天候の悪い時は日中でもクルマのライトを点けて運転する。そのライトすら見えないくらいである。私も何度か経験したことがあるが、非常に危険なのだ。そんな地吹雪を角巻・もんぺ・かんじきを身に着けて体験するイベントがある。開催されるのは青森県五所川原市金木町。太宰治と津軽三味線芸能を育んだ地として知られている。
 津軽三味線と言えば、高橋竹山が有名である。幼少の頃、麻疹をこじらせて半失明する。その後近在のボサマ(盲目の門付芸人)から三味線と唄を習い、十七歳頃から東北近県を門付けして歩いた。イタコをしていたナヨと結婚。渋谷ジャンジャンなどのライブで多くの若者の心を捉え、アメリカ公演も行い、世界に津軽三味線の名を知らしめる元となった。晩年は衰えを自覚しながらも現役を退かなかった。戒名は「風雪院調絃竹山居士」。
 津輕三味線を聴くと激しい地吹雪を思い出す。真っ赤なほっぺたの冷たさ、霜焼け、ここに故郷がある。竹山の言葉、「おらの三味線、くうための三味線だ」。 (小田桐妙女記)

★蝮/まむし/三夏 

 蝮の子頭くだかれ尾で怒る        西東三鬼
 仏壇に位牌と並ぶ蝮酒          稲葉千尋
 カサと蝮わがため息に身構える      竹本 仰
 小生の住む淡路島の西海岸は夕景がきれいなので、散歩は夕方と決めて日の落ちるころ山道を歩くのだが、困ったことに夏のその時刻、マムシたちの散歩によく出くわす。
 彼らの特徴は太短くて動かないことだ。死んでいるのかと思って近づいてはいけない。その一撃は俊敏である。知らんぷりをして通過し、振り返るともういない。静かなのは擬態で、彼らの温感センサーでは我々は射程距離内にいる訳だ。擬態といえば、また彼らはカメレオンのように皮膚の色を周辺に合わすのだ。何だ泥かと思って或る土塊を見ていると泥の色に変色した彼の形を見出したりする。農家の方も緑に変色した彼らを何度も目撃したという。日本を代表する毒蛇、といって警戒しすぎるには及ばない。
 自ら攻撃するのはとぐろを巻いている時、それに出産期の雌だ。マムシは体内で子を産み口から出すため、牙がジャマなのでどこかにかぶりついてそれを折らねばならないからだ。噛まれるケースで一番多いのは彼らの狭いテリトリーに入り、踏んづけたり触ったりする場合で、すぐ牙が飛んでくる。その噛んだ後は一生残る。現に知り合いの九十を越えたある老人は十才で噛まれた跡が未だにくっきり残っていた。彼らも必死で生きているのだ。 (竹本仰記)

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命の誕生はこんなところでも~

2,024年6月15日18:57、庭石

蟬生まれ石ある方へ這ひにけり 原石鼎


2024年6月3日8:46 狭庭
鳥が運んだ種から育った山椒の
小さな木に揚羽が卵産み付け
何匹か幼虫がいたのですが
(写真上部の白と黒の模様のはあおむしになる前)
葉が足りないので
他のは別の場所
(食べないかもしれないけれど三つ葉でも食べてと)
に移しました。

そして、こんなにふとっちょになりました。
『はらべこあおむし』と同じです~
かわいいですね~

が、突然いなくなり
目出度く、さなぎから蝶になって
羽搏いたかどうかは全く分かりません。

鳥とかカマキリに食べられていなければ
またうちの庭にやってくるでしょうかね。


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