Sim's blog

電子工作はじめてみました

秋月にFT2232変換モジュールが出ています

2009-05-27 22:09:04 | 電子工作
秋月の新商品に「FT2232D USB-シリアル2ch変換モジュール」(通販コード M-02990)が出ています。

これって、JTAGを作るのによく使われるFT2232と思えばいいんでしょうか?

変換モジュールシリーズがいつのまにか増えています。
RTL8019AS変換モジュール(通販コード I-02387)
VS1011E変換モジュール(通販コード I-02473)

MTM03に行ってきました2日目(3)

2009-05-26 23:49:37 | その他
MTM03に行ってきました2日目(2)の続きになります。

本館には暗い部屋があって、暗くないとできない展示をしていました。

光るひもが回転していました。手で触るとろくろみたく形を変えることができます。

暗いので写真をうまく撮れていませんが、本物はすごくきれいでした。

デジカメの夜景モードで取り直した写真です。


この部屋には、落ちる水滴がフラッシュ効果で見えるものや、回転木馬みたく回転するアニメーションがあったりしました。どちらも撮影失敗です。
水滴はバスクリンで着色しているとのことでした。

あのブロックです。

つっつくとコインが出ます。仮想現実というか、カメラを通してパソコンに現在の状況が映っているんですが、指とかでつっつくとパソコンの画面の方にはコインが出てきます。

回転する歯車のおもちゃです。

このあたりは、たぶん玩具プロジェクトさんです。

加速度センサーと連動してLEDが波のように光ります。

PSoCを使っているそうです。

指で靴をはいて、指で歩くと、歩いた音がしてました。



動く心臓です。

鼓動にあわせて、動き回ります。こっちに向かって近づいてくると怖いです。

別の角度から

こちらの展示の方は、看護婦さんの格好をした女性でした。他に鼓動に合わせて回転するジューサーミキサーがあって、トマトを粉砕していました。

こちらでは生物を使ったアートを展示していました。

この世界地図みたいなのは、何かの生物です(菌?)。最初、餌をまいておいて繁殖して、最後には死滅してしまうそうで、見れるのはある期間だけだそうです。展示には死滅した様子まで時系列で並べてありました。また、菌がもにょもにょ蠢いている動画を展示していました。顕微鏡で拡大して100倍くらいに高速化しているみたいでした(ちゃんとした数字は聞きそこないました)。

なぜか74シリーズのICを売っている方がおられました。


魚の骨のように見えるアートです。



骨が見えているからといって三枚におろしているわけではないそうです。
魚の筋肉を透明にする薬にずっとつけておいて、その後、骨に色をつける染料につけてと、かなり手間がかかっているそうです。たしか3ヶ月とか言っていたような気がします。

貼ってあった紙です。

元生き物が哀れをさそいます。

巨大なchumbyです(たぶん)


その横には巨大な球があって、人が近づくと目を開けていました。


かわいらしい楽器です。

弾くとパソコンの画面でもキャラクターが動きます。

お菓子のデコレーションの模型(?)です。

思わず食べてしまいたくなる出来でした。

拡大



体育館に戻ってきました。

潜水艦のラジコンです。

狭くて、ちょっと気の毒です。水中ロボコンのちらしを配っていました。

2ch盛り上がりテレビです。

2chの実況板で盛り上がっている番組に自動で合わせてくれるテレビです。


Arduinoを使っています。

テレビのチャンネルは赤外線LEDで制御しているそうです。

ヨネミンです。

楽しい電子楽器、自作のススメの著者さんが実演販売をされていました。

デイリーポータルZさんも来られていました。

持つだけでYouTubeのようになれる板


ストリートビューのようになるひも


活け作り?


OLPCです。世界聴診器さんのコーナーに置いてありました。


世界聴診器の即売もありました。

世界聴診器は、端子間の抵抗で聞こえる音の周波数が変わる装置です。色々なものの音が聞けます。教育とかによさそうです。昔はアナログ回路で作られていたそうなのですが、今はマイコンを使ってかなり小型になっていました。小さい方の写真、失敗してました。
Make誌でも取り上げられていました。

Squeak+Gainerです。

アラン・ケイのSqueakからGainerを使って電子おもちゃをつないだり、PC側のアニメーションを制御したりしていました。





マウスでアイコンを組み合わせてプログラミングしていくと、画面上のキャラクターの動作を色々変えることができます。

玉が転がっていくおもちゃです。

全部手作りみたいで、他にも色々並んでいました。小型のアイテムを作られることに情熱を燃やしている方で、工作精度がやたら精密でした。

パーツを組み替えると別の動きを楽しめます。



NoRA-Gainerです。

発売予定と書かれています。

NoRAduinoです。

同じく発売予定です。予定とかスペックとか聞こうと思ってたのに忘れてました。ぐぐっても出てきません。


この日もキットを買って電子工作をしていました。三色にLEDが光るマイコンボードです。初日のブレインマシンと違って、はんだづけだけなので簡単に作れました。





これは帰ってから撮った写真です。結構、雰囲気が出ていていい感じです。

写真を撮り忘れて残念だったのは、立体視とか、自転車でグーグルマップを旅する仮想現実のとか、転がるロボットとかです。


さてさて、ここで重要なことに気づきました。FPGAボードを見かけていないことです。本館に戻ってみると、撮影できますPさんのFPGAボードが展示してありました。このときはじめて、昼休みのことに気づきました。



ツンデレメトロノームを販売されていたので、速攻で買ってしまいました。

日曜日の午後はARマジックがあったみたいですが、もう一度、見落としたものを見て回る元気もなかったので、帰宅の途につきました。

とりあえず、やたら楽しかったです。文化祭のノリです。展示をされていた皆様方、スタッフの皆様方、本当にありがとうございました。ご紹介できなかった方、申し訳ありません。
オライリーの人に聞いてみたところ、次回は秋に開催したいとのことでした。次も楽しみです。

MTM03に行ってきました2日目(2)

2009-05-26 00:55:56 | その他
MTM03に行ってきました2日目(1)の続きになります。

ラピュタの飛行石です。

最初分からなくて、これが何か教えてもらいました。すみません、基礎からやりなおします。

色々な模様をトースターで作っていました。

最初アルミで作ったそうなんですが、作成に手間がかかるので、キッチンに置く銀色の紙(?)に変えたそうです。お子さんと遊ぶのによさそうです。

不思議な立つCDです。

横から撮ったので、何か分かりづらいのですが、裏のモーターで円盤を回してジャイロ効果で立つんだそうです。

ニキシー管時計です。


エレキモノサシです。

ちょうどお昼で誰もいなかったので、どのように使うものかは分かりませんでした。

桁をバラバラに配置できる時計です。

各桁はサーバーからの時刻情報を受信して、自分の担当する桁を表示する仕組みだそうです。通信には赤外線を使っているそうです。

ニコニコ動画を現実の世界に結びつけるアイテムです。

動画にコメントがつくと、ネギを振って教えてくれたり、コメントが電光掲示板を流れるそうです。

ビーズ(?)のようなもので作られた可愛らしい作品が飾られていました。


ニコ技の看板の下に置いてあったのは、レーザーハープでした。
遮ると音がなります。


POKENという名刺交換デバイスを痛くしたものだそうです(ASCIIの記事)。


ここまでがたぶん一番奥の部屋だと思います。
すみません、どの方の展示なのか、せっかく名刺を頂いたのに全く分からなくなってしまいました。

手作りの静電容量、近接センサーです。

木の板の両側に銅板が張ってありました。

センサーに手を近づけると対応するLEDが光ります。
この方はカメラ映像を影絵のように出力するデモもされていたのですが、うまく写真がとれていませんでした。

Twitterする植物

どういう原理なのかを聞き忘れましたが、おなかが空いたりすると、Twitterにしゃべるんだそうです。この前、はじめて登録してみただけの私より高級かもしれません。

スカウター(ドラゴンボールのアレですね)を自作している方がいました。

もちろん、まだ完成していないので、基礎技術の検討や開発をされているそうです。
試しに調べてもらったら、戦闘力が5000くらいあったので、ナッパくらいには勝てる?と思ったら、戦闘力は乱数だったそうです。

USBすらついていないような古いPCを利用する方法を研究している方がいました。

ホストコンピュータから画像を送ってもらうことで端末として再利用するようです。
ちなみに、こちらがホストコンピュータのMacBook(?)です。

昔からすると、格段にパソコンの性能が上がっていることが分かります。ホスト1台で5台くらいを制御していました。

linux環境でのキーバインド設定ユーティリティを開発している方です。

GUIで色々なモードに対応した複雑なルールを設定できるところが売りみたいでした。

ウソ発見器(?)を展示していました。

マトリックスLEDが光って、???な状態を教えてくれるみたいです。

ついでに、外にあるLED風車もチカチカ点滅します。


置いてあった説明です。

ちゃんと、説明とセットにして写真を撮っておかないと、いっぱいありすぎて、後で分からなくなります。しくしく、反省。

パラメトリックスピーカです。


キットも販売されていました。



廊下で電気通信大学の学生さんが展示をされていました。

プリンタヘッドで音楽を鳴らすカラリオンです。


その横では、ウマウマの踊りをする人形がいました。

動くので、うまく写真に撮れていません。あやつり人形みたく、吊るしてある糸を制御しているように見えました。

今回、見に行った中でお気に入りの一つです。
7セグ時計のように見えます。


数字の部分は10枚のアクリル板を重ねています。

アクリル板は各々0~9の傷がつけてあります。下から、LEDでどの板を光らせるのかを制御することで、見える数字が変わる仕組みになっています。
手前の2と奥の5では、光っている位置が異なっているのが分かると思います。おもしろい発想ですね。

ブレッドボード用の楽器だそうです。

マイコンのどの足にスピーカをつけるかで、音程が変わります。キーボードにつなげることもできます。ワンチップなのがおもしろいです。

大学のサークルみたいなところで、出展されたみたいです。電子工作な青春って、何かうらやましいです。


隣の部屋に入ってみました。

さっそく、しゃべるとLEDが点滅するマスクをしている方がお迎えくださいました。


フレキ基板で作られています。


ニキシー管時計がありました。

ニキシー管自体の販売もされていました。

エレキジャックNo.12に載っていた「ステップ・ゴーゴーゴーで階段ダンス!」が飾ってありました。

一円玉飛ばし機も体育館にあったので、エレキジャック巻頭の2つの実物を見れたことになります。

大きな電光掲示板がありました。


こちらのパンドラプロジェクトの応用作品ということみたいでした。


GPS時計です。

GPSから時刻情報だけを抜き出して表示しています。ブレッドボードです。レシピも配布されていました。GPSを使うことで、同期が速く頻度も多いので精度が高いとのことでした。

こちらはパラグライダー(空を飛ぶアレです)用のGPSモジュールです。

飛んでいる最中に見ると危ないので音で聞けるようになっているそうです。飛んでいる高度なんかも分かるそうです。展示されている方がパラグライダーをされるそうで、実際に使われているそうです。

テオ・ヤンセン風のペーパークラフトを作るワークショップが開かれていました。

このアイテムをいっぱい組み合わせて、大きなものにすることができるんだそうです。

MTM02にもあった、レゴで作ったスキャナーがバージョンアップしていました。

紙送り精度が高くなっています。実際にスキャンするところを見せていただきました。

このあたりで力尽きたのか、この後は写真がまばらになっていきます。90組の展示とはいいながら、1組が1つとは限らないので、見るものがいっぱいあります。
ちょうどお昼頃だったので、意外と空いていて丁寧に説明していただきました。ありがとうございます。
この時間帯に一時閉店されている方がおられたのに気づいたのは後のことでした。
今日は、もう眠いので明日に続きます。

MTM03に行ってきました2日目(1)

2009-05-25 23:14:19 | その他
MTM03に行ってきましたの続きになります。

1日目は、ほとんど何も見ないで工作してたので、2日目はまず見て回ってから遊ぼうと思いました。と思ったら、寝坊してしまい着いたのがお昼頃でした。失敗したのは、お昼時間に閉店されている展示があったのに気づかなかったことです。というわけで、撮れた写真だけでも載せておきます。

外にあった看板です。

なぜか1日目は存在に気づきませんでした。2日目も帰りにはじめて気づきました。

本館3Fの一番奥はニコニコ技術部さんです。



さりげなく、あの楽器が置いてあります。


こちらにも


この方も


あの方も

って、どの方なんでしょう?(元ネタ分からなくてすみません)


もちろん、ニコニコ技術部の定番、ネギ振りもいました。


こちらにも


あちらにも


なぜか、なまはげもいました。

もしかして、エレキジャックの記事の著者の方だったのでしょうか。

こちらは、コントローラを使ってコントロールできる本格派でした。


こちらは、プラズマ放電を振っていました。

なんか、雷の剣みたいでした。

こちらは、水流の渦を動力にしてネギを振っていました。


カルマン渦という物理現象を使っているみたいです。


こちらは、対戦型ネギ振りです。

ちょうど動いてなかったので、何を競うのか分かりませんでした。

1日目にサーボが壊れたそうです。


かわいらしいマウスです。


MTM02にもあった自転車に乗る初音さんです。


セグウェイ(?)にも乗っています。


タコルカというのを初めてみました。ぼーかろいどの一人だそうです。


ちゃんとタコ足になってます。


これは無限トクトクです。

ビンを傾けると、トクトクっと、おいしそうな音がします。いくらでも注げます。

昨日は帰ってから疲れて寝てしまったので、今日のアップになりました。
2日目は雨が降っていたのでグランドは使えなかったみたいです。午後になって晴れてから、少しだけ外に出ている方もいました。

長くなってきたので続きます。



MTM03に行ってきました

2009-05-23 20:44:34 | その他
去年秋のMTM02に引き続いて、MTM03にも行ってきました。

都内でもインフルエンザが見つかったとのことで大丈夫かなと思いましたが、人でいっぱいでした。

今回は、モノレールには乗らず、小田急多摩センター駅からてくてく歩いていきました。

入り口の看板です。


受付です。


会場は、体育館、本館、グランドの3箇所です。
体育館の様子です。

人がいっぱいです。プレゼンテーション(講演会)やワークショップも体育館です。


プレゼンテーションの様子です。

講演されているのは、brain machineで有名なMitch Altmanさんです。


スイッチサイエンスさん(体育館)です。

イーサネットシールドバニラシールドを買っちゃいました。

なんでも、作っちゃうかも。さん(体育館)です。
Arduinoで作る電光掲示板です。


スタバカップアンプです。

makeブログにも出ていました。

P板.comのインフローさんも来ていました。


ユーザーの方の作品ということで、展示されていたUSBキーボードシミュレータの回路ArmUZKです。

2台のPCを並べて、一台でもう一台をコントロールするデモをしていました。2台目から見るとUSBキーボードデバイスのように見えているんだそうです。

Silriumさんの「60th LED Luminous CLOCK」です。

時計の周りに60個のチップLEDが並んでいて、とてもきれいでした。色々なパターンを出していました。明日(24日)に、このキットを作るワークショップを開催されるそうです。

エレキジャックにも載っていた一円玉飛ばし器です。

MTM02のときは故障していたのですが、今回はばっちりでした。試しに飛ばさせてもらったところ、2m以上飛び上がりました。かなり強力です。

Mitch Altmanさんの所に置いてあった、立体LEDです。チカチカ光ってきれいでした。


もあさんの所ではpepperを販売していました。


pepperです。

新しく、「もなか」というシリーズを作られていました。内部のファームウェアが一新されているんだそうです。

放課後の電子工作さんの所でTimpyの実物を見てきました。

とても小さいです。有機ELの小型ディスプレイがついていました。バッテリーも充電可能なリチウムポリマーだそうです。


もっと色々あったのですが、グランドに出ました。

体育館にいないと思ったら、hamayanさんはグランドにいました。

ATmarquinoをラジコンにした戦車で遊べるコーナーを作っていました。

コントローラです。


戦車の制御には2つのコントローラを使います。一つが移動用、もう一つが大砲の制御用です。上下角や左右回転、弾の発射ができます。


グランドでマッチ棒ロケットのワークショップ(r-man工房さん)をやっていました。参加して、2個作ったのですが、一つ目は、先が壊れてしまい、二つ目は、先端の銀紙だけが飛んでしまいました。


ここで、体育館に戻ってMitch Altmanさんのワークショップに参加しました。何かキットを買って、その場で作るというワークショップです。私は迷わずブレインマシンにしました。意外とてこずりました。

基板です。


サングラスに組み込んで完成です。


ブレインマシンができあがったのが閉会の6時5分前でした。結局、体育館の他の展示や本館を全く見にいけませんでした。ワークショップで作るにはブレインマシンは結構難易度が高いです。特にサングラスの穴開けが面倒です。POVとかRGB LEDとかくらいが無難です。

体育館は、土足厳禁なのでスリッパか何かもっていくといいです。みなさん、靴下で歩いていました。

外人さんが結構多かったです。ワークショップも半分くらいは外人さんでした。

結構、暑かったです。上着を着ていったのですが、Tシャツで十分でした。

本館を見にいけなかったので、明日もう一度行ってきます。

Make: Tokyo Meeting 03 (MTM03)のプログラムが公開されています。

2009-05-21 22:25:51 | その他
いよいよ明後日(5/23,24)に開催されるMake: Tokyo Meeting 03 (MTM03)ですが、プログラムが公開されています。

hamayanさんのATmarquino放課後の電子工作さんのTimpyもあさんのpeppergingerなんでも作っちゃう、かも。さんのスタバカップアンプの実物が見れちゃいます(リンク先はmake:japanの記事です)。
もちろん、ニコ技のあれやこれや色々も期待大です。

ブログ掲載等の注意事項がオライリージャパンの特設サイトにあります。プレスキットもダウンロードできるようになっています。

初回が30組、2回目が60組、3回目が90組と、回を重ねるごとに規模が大きくなっていきます。このペースでいけば第100回には3000組の出展が期待できます^^


ArduinoでSerial.printを使ってみる

2009-05-19 23:35:04 | AVR
ArduinoでCDSを使ってみるの続きになります。

Arduinoでは、Serial.ほにゃ、という命令を使って、PCと通信することができます。通信はArduinoをつないでいるUSBケーブル経由で、PCからはシリアルポートのように見えます。Arduino IDEはシリアルモニターボタンを押すことで通信端末になります。TeraTermとかの通信ソフトを使ってもいいです。

というわけで今回は、前回作った回路をそのまま使って、センサーからの読み取り値をPC側に通信します。
AnalogInputのスケッチを改造しました。
// アナログ入力をシリアルで表示する
int cdsPin = 2;    // cdsをつないだアナログ入力ピンの番号
int val = 0;       // センサーから読み取った値を格納する変数

void setup() {              // 初期設定
  Serial.begin(9600);       // 通信速度は9600bps
}

void loop() {               // 無限ループ
  val = analogRead(cdsPin); // センサーから値を読む
  Serial.println(val);      // PCに送信する
  delay(300);               // 300ミリ秒待つ
}

と、このくらい書くとcdsで読み取った値をPCで見ることができます。
部屋の明かりで100くらい、手で影を作ると400くらい、手で覆ってやると700くらいになります。部屋を真っ暗にすると1000近い値が出ます。

Arduino IDEで通信している様子です。クリックすると大きくなります。


Serial.ほにゃの使い方はArduino日本語リファレンスのページに使い方が載っています。

中で何が起きているのか見ることができるので、デバッグに役立ちます。

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「万能USB-JTAGプログラマを近々リリース!」

2009-05-19 21:49:59 | FPGA
なひたふさんのブログで「万能USB-JTAGプログラマを近々リリース!」という記事が投稿されています。
USB接続で、Xilinx、Altera、Latticeと各社FPGAに、このケーブル一本で書き込みができるという、とてもうれしい仕様になっています。お値段も1万円を切るようがんばると書かれています。とても楽しみですね。
5/26~27に開催されるIPAX2009で展示されるとのことです。

ストロベリーリナックスさんの16x2行キャラクタ液晶モジュール

2009-05-19 21:40:51 | 電子工作
ストロベリーリナックスさんで16x2行キャラクタ液晶モジュール(3.3V I2C制御)という新商品の取扱いがはじまっています。
I2C制御なので、足の少ないマイコンでも平気、3.3V動作可能で低消費電力、といった特長があります。まだアプリケーションノートとかはないみたいなので、足がどんなピン配置になっているのか等の情報は分かりません。画像だと10ピンみたいなんですが、通信に使うのは2本で電源関係で2本、計4本なので、残る6ピン分は何なのか興味があります。裏に見える10ピンのフラットケーブルは、ピンの代わりにフラットケーブルでも接続できるということなんでしょうか?
データシートを見ると5Vも平気みたいな雰囲気です。


5/21 追記 ストロベリーリナックスさんに説明書やアプリケーションノートがアップロードされています。接続は5本(電源2本、リセット、通信2本)で、5本は未接続でいいそうです。特に未接続の2本はバックライトLED接続用ですが、この製品はバックライトがないので、将来の拡張用といった感じでしょうか。

キーワードベスト20 その2

2009-05-19 21:40:16 | その他
キーワードベスト20(2/26)の続きになります。

gooのあしあと解析を始めてから186日目です。過去90日分のアクセスデータが見れるので(90日を過ぎた分は捨てられる?)、残しておきます。
1  LPC2388                          881 (初登場)
2  ディジタル・デザイン・テクノロジ 817 (初登場)
3  HT7733A                          321 (前回 2位)
4  HT7733A                   250 (前回 6位)
5  pickit 3                         230 (前回 10位)
6  PICkit3                          212 (前回 17位)
7  sim's blog                       195 (前回 5位)
8  tl431                            195 (前回 9位)
9  eJackino                         174 (初登場)
10 lattice ダウンロードケーブル     166 (初登場)
11 PIC18F2550                       162 (前回 14位)
12 デジタルデザインテクノロジ       153 (初登場)
13 PDS5022S                 150 (初登場)
14 aitendo                          144 (前回 4位)
15 SG12864A                         142 (初登場)
16 rtc-8564nb                       137 (前回 12位)
17 ディジタルデザインテクノロジ     135 (初登場)
18 1.5V LED                         133 (初登場)
19 LT1172CN8               130 (前回19位)
20 pickit2 販売                     115 (初登場)

あいかわらず部品とか電子工作関係だけですね。
前回1位だった千石電商はランク外の23位になっています。
あいかわらずHT7733Aは力強いです。
今回の特徴はディジタル・デザイン・テクノロジの健闘です。微妙につづりの違うランクインが複数あります。全部足すと1位が逆転します。lattice関係がはいっているのも、DD誌のせいですね。
秋月オシロ(PDS5022S)さらに値下げ」でPDS5022S(通販コードM-01873)が32000円に値下げになっていることを書きましたが、現在では31000円になっています。
pickit3はマルツでの取り扱いが始まっています。実物を見て思ったのは、トランスペアレントな赤なので、弐号機とも専用ザクとも違った感じになっています。
HT7733Aは共立エレショップ以外に秋月でも取扱いがはじまりました。またHT7750Aは秋月マルツでの取り扱いもはじまりました。HT7737が新しく共立エレショップでの取り扱いがはじまっています。

2/25にカウンターをつけたので、現在のを記録しておきます。閲覧 173,079PV 訪問者 53,588IP。いっぱい見てくださってるんですね。ありがとうございます。


ArduinoでCDSを使ってみる

2009-05-19 00:39:21 | AVR
せっかくチップワンストップさんからArduino Duemilanoveをいただいたので、何か簡単なことをしてみます。この前のセミナーで何度か名前が出ていたCDSを使ってみます。

CDSは光が当たると抵抗値が小さく、暗いと抵抗値が大きくなる素子です。Arduinoには、アナログ入力がありますが、直接抵抗値を読むことができないので、抵抗値を電圧に変換してやる必要があります。電圧変換は次のような回路にしました。



さっそくブレッドボードで回路を作ってみました。

抵抗はCDSの影にいます。

近づいてみると、こんな感じです。


ブレッドボードの配線図です。


元の回路図を折りたたんだみたいな感じですが、ブレッドボードに配線するときには、回路図を変形しないといけないことが多いです。パズルみたいな感じで楽しめます。

ハードはできたので、次はソフトです。ささっとスケッチを・・・Examplesからコピーしました。File→SketchBook→Analog→AnalogInputというスケッチを使います。このスケッチはアナログ入力2から読み取った値を使ってArduino上のLED(ディジタル出力の13番)を点滅させます。大きな値を読むと遅く、小さな値を読むと速く点滅します。実際はdelay(val);として読み取った値を直接ディレイにしているだけです。

今回のCDSを使った回路ですが、以下のような動作を行います。

明るい→CDSの抵抗が小さい→電圧が低い→小さな値が読める→速く点滅する
暗い →CDSの抵抗が大きい→電圧が高い→大きな値が読める→遅く点滅する

スケッチを改造すれば、明るいときと暗いときで動作を変えたりとか、明るくなると何かする、といったことも可能になります。ただし、明るいのと暗いのを判別するといった用途だと、読み取った値を元に明るいのか暗いのかを判断してやる必要があります。具体的には、あるしきい値より小さければ明るいと判断します。このしきい値ですが、CDSによって値が色々違うので試行錯誤して決めてやる必要があります。

抵抗の値はいいかげんに決めています。CDSのとる抵抗値の範囲によっては、抵抗値を調節してやる必要があるかもしれません。

部品の入手先です。
CDS 秋月 5mm 40円(I-00110)、11mm 150円(I-00247)
抵抗 10kΩ バラだと10円くらい?秋月だと100本100円。
ブレッドボード 秋月 EIC-801 250円(P-00315)
ブレッドボードジャンパーワイヤー 秋月 300円(P-00288) 本数の少ない250円のもあります。
ブレッドボード用ジャンプワイヤー 千石電商 サンハヤト100mm 420円

ジャンパーワイヤーを安く買うなら、こちらが安いです。
色々な抵抗の値をとりあえず入手したいときは、抵抗セットがお手軽です。私はサトー電気さんで買いました。エレ工房さくらいさんのも安いです。減り具合を見ていると自分がよく使う抵抗値が分かってくるので、まとめて買うことになります。私は100、1k、10kをよく使うみたいです。

さてさて、次は何をしましょう。

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ESECに行ってきました

2009-05-14 06:20:10 | その他
第12回組み込みシステム開発技術展(ESEC)に行ってきました。たしか去年も行ったような気がするんですが、ブログには何も書いていませんでした。一昨年のはありました。

今年は・・・、ザイリンクスがいないー、アルテラもいないー、TIもAtmelもFreeScale、Cypressもいないー><。テクトロもレクロイもアジレントもいないー。
というわけで、行く前に確認してけばよかったー、と後悔がひとしきり・・・。

今年よく見かけたのはAtom搭載ボードとタッチパネルです。
入り口に撮影禁止と大きく書いてあったので写真は撮っていません。

マイコン関連です。
- ルネサスRXシリーズのカタログが置いてありました。
- SILICON LABのC8051関連の展示がありました。EZRadioという無線通信関係みたいでした。
- ディジインターナショナルさんでZigBeeの開発キット1万円格安販売をしていました。思わず買おうと思ったら、既に売り切れでした。
- Sunhayatoのブースがありました。USB電池ボックスの実物を見てきました。
- Atmelはいませんでしたが、ミスポさんのところにAVR32のボードが置いてありました。現在のラインナップであるUC3AシリーズとUC3Bシリーズに続いてUC3Cシリーズ、UC3Dシリーズ、UC3Lシリーズが出るそうです。Atmelのページにもまだ載っていない(?)情報みたいです。
- 東芝のARMがありました。去年の秋頃からARMチップの製造販売を始めたそうです。サードパーティの評価基板がいくつも並んでいました。

FPGA関連です。
- Xilinxはいなかったのですが、沖情報システムのブースでSpartan 6の評価ボードを展示していました。まだ、エンジニアリングサンプルも出ていないような状況らしく世界最初と言っていました。パッケージになっていなくて、蓋付きのソケットの中に入っていました。ボードはSpartan 6 starter kitといった感じでした。Spartan 6はDDR3のメモリコントローラを積んでいるそうです。
- Alteraはいなかったのですが、CycloneIIIのボードはいくつも見ました。Xilinxより多かった気がします。
- Applistarさんで、ASICのプロトタイピング用のFPGAボードを展示していました。Virtex 5やStratix 3を惜しげもなく並べた贅沢な基板です。聞いてみるとASIC換算で100Mゲート相当の回路規模を実装できるそうです。
- XilinxもAlteraもいなかったのですが、なんとLatticeだけはいました。
富士エレクトロニクスさんのlatticexp2基板を見てきました。ホームページでは、2009年1月リリース予定となっていますが、とっくの昔にできあがっていたようです。
ホームページからコピーしてきた基板画像です。

もらってきたパンフレットから仕様を抜粋します。
ボード名称 LatticeXP2 Training Board ~比叡~
・FPGA LatticeXP2-17 QFP208pin
・SRAM 4Mbit
・ADC/DAC 16bitステレオコーディック
・I/O スイッチ3 LED16
・拡張I/O 60
・電源 DC5V 2.1mmDCジャック
・基板サイズ 70mm×110mm
(抜粋ここまで)
価格は19800円(税込み20790円)だそうです。オンボードで32.768MHzのクロックが搭載されています。
このボードの素敵な所は、ボード上にCPLDでダウンロードケーブルの機能が実装されているので、USBをつなぐだけでプログラミングできることです。また、搭載されているLatticeXP2も17なので、回路がいっぱい入ります。ダウンロードケーブルを買うだけで2~3万円くらいするので、このボードだけで済むのは安くつきます。汎用のI/Oが60本というのもポイント高いです。それも普通の2.54mmピッチです。
その場で販売していたら、すかさず衝動買いしていたはずです。基本は代理店を通してのB2Bの販売みたいですが、個人向けの販売も考えている最中とのことでした。会場にいた富士エレクトロニクスの方には、マルツだとか、個人向けのチャンネルを開いて欲しいとお願いしました。

とりあえず、やたら広いので疲れました。

ハイテク日時計

2009-05-12 23:44:57 | 電子工作
昨日の帰りの電車の中で考えていたことです。

イメージ的にはこんな感じなんですが、ハイテクな日時計を作れないかと考えていました。影を光センサ(絵の緑)で読み取るあたりが無駄にハイテクです。棒が細いと光センサにかからなくなるので太くしてあります。
緯度や経度の補正が必要なのでGPSを搭載していて、向きも必要なので電子コンパスが載っています。どうせなら太陽電池で動いて、ってここまで書いて気づいたんですが、この時計には表示部分がないですね。補正というと、季節によっても変わりそうですが、バッテリーバックアップ付きのRTCを搭載するのは反則な気がするし、何か手はないかな。
Arduinoだとアナログ入力は6個です。調べてみると74HC4051が8対1のアナログセレクタです。光センサというとCDSあたりでしょうか。そういえばLEDを光センサにするという話もありました。形状を工夫して光センサの数を減らすことはできないでしょうか。
いっそのことカメラを搭載して影を画像認識するとかもありかもしれません。かなり細い影でも平気になりそうです。どうせカメラを載せるなら、太陽の位置を直接観測して季節補正まで一気にしちゃうとか。
とりあえず考えてみただけです。

「オープンソースハードウェアセミナーvol.1 ~今日からはじめるArduino~」に行ってきました

2009-05-12 00:31:45 | AVR
オープンソースハードウェアセミナーvol.1 ~今日からはじめるArduino~」というセミナーに行ってきました(前回の記事)。

場所は都内某所。メールで申し込んだ人に返事の形で開催案内が送られてきました。

実は今日申し込んでしまいました。ギリギリで申し訳なかったです。

内容は、以下です。

- Arduinoの概要
ArduinoやDuemlanoveの読み方を実演してくれました。アーディーノみたいな読み方でした。
また、他のオープンソースハードウェアの名前を色々出していました。聞いたこともないものばかりでした。

- デモ1「2ch実況板連動テレビ」
2chの実況板で人気のあるテレビチャンネルをRSSで受け取って、イーサネットシールド付きのArduinoサーバにチャンネル番号を送信すると、赤外線リモコンでテレビのチャンネルを切り替えるというデモの実演と、中身の解説。赤外線リモコンの通信をオシロで読み取ってリバースエンジニアリングみたいなことをして解析していました。

DEMOの仕組み


波形を見てリバースエンジニアリングしたそうです。

隣の席にいたhamayanさんは、オシロの画面を見た瞬間にテクトロだと見切っていました。さすがです。

2ch実況板で人気のある番組にチャンネルが切り替わっています。



- デモ2。3分間ライブコーディング「Twitter送信」
Twitterというのは、短いブログというか、つぶやきというか、チャットというか、なんかそんな感じのwebサービスです。私も今日知りました。詳しくはwikiをご覧ください。
Arduino + イーサネットシールドで、Twitterにメッセージを勝手に送るプログラムを作っていました。といっても、サンプルのメッセージをちょこっと変えたくらいです。Twitter用のArduinoライブラリが公開されているそうです。

ライブコーディングの様子。

Arduino用のTwitterDHCPライブラリは0.1は不安定だったが、0.4になってかなり安定しているとのことでした。

途中、GPIOは何の略?と聞かれて困っていましたが、General Purpose I/O(汎用I/O)の略ですね(wiki)。
また、Arduino IDEでフォントを大きくするには、fileメニューのpreferenceから変更可能です。

予想通りというか、hamayanさんにお会いしました(hamayanさんの記事)。直接ATmarquinoのお礼を言うことができました。
CDSはチップワンストップでも売ってる?との発言のときに、すかさずRoHSだからないんじゃと突っ込みをいれてました。

質疑応答では、Windowsでの開発は可能か?とか、vol.2はあるのか?、Arduinoにつなげると楽しいセンサーは何か?といった質問が出ていました。また、実際の製品にするときはどうするのか?といった、するどい質問も出ていました。実はArduinoで作ったプロトタイプって、hexファイルをそのまま焼けば別のAVRマイコン基板で動かせるんですが、そのあたりの話をしてほしかったです。

モニター募集は、ブログで取り上げることや、バナーを貼るといった、いくつかの条件があるみたいでした。せっかく行ったので一応申し込みしましたが、既に持ってるし、ちょっと気の毒かな、という気もしました。MTM02のときにスイッチサイエンスさんの出店で買っちゃいました。割引購入券をもらっていたので、出血価格でした。

今回は、Cerevoという会社の方が二人で掛け合い漫才みたいな感じでプレゼンしてくれました。ペアプログラミングならぬペアプレゼンテーションでした。ブログを見ると、BeagleBoardやChumby、MSP430等、色々な話題がいっぱいです。

今回のスポンサーのチップワンストップでも、Arduinoの取扱いを始めているみたいです。

会場では無線LANが使えるようになっていました。分からない言葉が出てきたら、すかさずwikiを調べたりとかできて便利でした。NB100は輝度を最低に落として使っていましたが、2時間のセミナーでほぼ半分くらいバッテリーが残っていました。輝度を落とすと無線LANを使っても4時間くらい使えるみたいです。
UQ WiMAXも試してみましたが室内だったせいもあって100kbpsくらいと遅かったです。窓から一番遠い席だったこともあると思います。

さてさて、バナーの貼り方を調べないとモニターになれないですね。


5/12 追記
メールでバナーの付け方が送られてきたので貼り付けてみました。

Arduinoモニタープログラム参加中
電子部品・半導体の通販サイト - チップワンストップ


gooのブログは改行の扱いが何か違うみたいで、メールで送られてきたものから改行コードを取り除いて、適当に空白を挟んでみました。hamayanさんは既に貼り付けています。確かにサイドに貼り付けるにはサイズが大きいですね。

左側にバナーを貼ることができました。gooブログの編集メニューでテンプレート編集を選んでから、オリジナルモジュールの新規追加というボタンを押して追加してやりました。場所はドラッグ&ドロップで上下できました。めでたしめでたし