Sim's blog

電子工作はじめてみました

MTM03に行ってきました2日目(3)

2009-05-26 23:49:37 | その他
MTM03に行ってきました2日目(2)の続きになります。

本館には暗い部屋があって、暗くないとできない展示をしていました。

光るひもが回転していました。手で触るとろくろみたく形を変えることができます。

暗いので写真をうまく撮れていませんが、本物はすごくきれいでした。

デジカメの夜景モードで取り直した写真です。


この部屋には、落ちる水滴がフラッシュ効果で見えるものや、回転木馬みたく回転するアニメーションがあったりしました。どちらも撮影失敗です。
水滴はバスクリンで着色しているとのことでした。

あのブロックです。

つっつくとコインが出ます。仮想現実というか、カメラを通してパソコンに現在の状況が映っているんですが、指とかでつっつくとパソコンの画面の方にはコインが出てきます。

回転する歯車のおもちゃです。

このあたりは、たぶん玩具プロジェクトさんです。

加速度センサーと連動してLEDが波のように光ります。

PSoCを使っているそうです。

指で靴をはいて、指で歩くと、歩いた音がしてました。



動く心臓です。

鼓動にあわせて、動き回ります。こっちに向かって近づいてくると怖いです。

別の角度から

こちらの展示の方は、看護婦さんの格好をした女性でした。他に鼓動に合わせて回転するジューサーミキサーがあって、トマトを粉砕していました。

こちらでは生物を使ったアートを展示していました。

この世界地図みたいなのは、何かの生物です(菌?)。最初、餌をまいておいて繁殖して、最後には死滅してしまうそうで、見れるのはある期間だけだそうです。展示には死滅した様子まで時系列で並べてありました。また、菌がもにょもにょ蠢いている動画を展示していました。顕微鏡で拡大して100倍くらいに高速化しているみたいでした(ちゃんとした数字は聞きそこないました)。

なぜか74シリーズのICを売っている方がおられました。


魚の骨のように見えるアートです。



骨が見えているからといって三枚におろしているわけではないそうです。
魚の筋肉を透明にする薬にずっとつけておいて、その後、骨に色をつける染料につけてと、かなり手間がかかっているそうです。たしか3ヶ月とか言っていたような気がします。

貼ってあった紙です。

元生き物が哀れをさそいます。

巨大なchumbyです(たぶん)


その横には巨大な球があって、人が近づくと目を開けていました。


かわいらしい楽器です。

弾くとパソコンの画面でもキャラクターが動きます。

お菓子のデコレーションの模型(?)です。

思わず食べてしまいたくなる出来でした。

拡大



体育館に戻ってきました。

潜水艦のラジコンです。

狭くて、ちょっと気の毒です。水中ロボコンのちらしを配っていました。

2ch盛り上がりテレビです。

2chの実況板で盛り上がっている番組に自動で合わせてくれるテレビです。


Arduinoを使っています。

テレビのチャンネルは赤外線LEDで制御しているそうです。

ヨネミンです。

楽しい電子楽器、自作のススメの著者さんが実演販売をされていました。

デイリーポータルZさんも来られていました。

持つだけでYouTubeのようになれる板


ストリートビューのようになるひも


活け作り?


OLPCです。世界聴診器さんのコーナーに置いてありました。


世界聴診器の即売もありました。

世界聴診器は、端子間の抵抗で聞こえる音の周波数が変わる装置です。色々なものの音が聞けます。教育とかによさそうです。昔はアナログ回路で作られていたそうなのですが、今はマイコンを使ってかなり小型になっていました。小さい方の写真、失敗してました。
Make誌でも取り上げられていました。

Squeak+Gainerです。

アラン・ケイのSqueakからGainerを使って電子おもちゃをつないだり、PC側のアニメーションを制御したりしていました。





マウスでアイコンを組み合わせてプログラミングしていくと、画面上のキャラクターの動作を色々変えることができます。

玉が転がっていくおもちゃです。

全部手作りみたいで、他にも色々並んでいました。小型のアイテムを作られることに情熱を燃やしている方で、工作精度がやたら精密でした。

パーツを組み替えると別の動きを楽しめます。



NoRA-Gainerです。

発売予定と書かれています。

NoRAduinoです。

同じく発売予定です。予定とかスペックとか聞こうと思ってたのに忘れてました。ぐぐっても出てきません。


この日もキットを買って電子工作をしていました。三色にLEDが光るマイコンボードです。初日のブレインマシンと違って、はんだづけだけなので簡単に作れました。





これは帰ってから撮った写真です。結構、雰囲気が出ていていい感じです。

写真を撮り忘れて残念だったのは、立体視とか、自転車でグーグルマップを旅する仮想現実のとか、転がるロボットとかです。


さてさて、ここで重要なことに気づきました。FPGAボードを見かけていないことです。本館に戻ってみると、撮影できますPさんのFPGAボードが展示してありました。このときはじめて、昼休みのことに気づきました。



ツンデレメトロノームを販売されていたので、速攻で買ってしまいました。

日曜日の午後はARマジックがあったみたいですが、もう一度、見落としたものを見て回る元気もなかったので、帰宅の途につきました。

とりあえず、やたら楽しかったです。文化祭のノリです。展示をされていた皆様方、スタッフの皆様方、本当にありがとうございました。ご紹介できなかった方、申し訳ありません。
オライリーの人に聞いてみたところ、次回は秋に開催したいとのことでした。次も楽しみです。

MTM03に行ってきました2日目(2)

2009-05-26 00:55:56 | その他
MTM03に行ってきました2日目(1)の続きになります。

ラピュタの飛行石です。

最初分からなくて、これが何か教えてもらいました。すみません、基礎からやりなおします。

色々な模様をトースターで作っていました。

最初アルミで作ったそうなんですが、作成に手間がかかるので、キッチンに置く銀色の紙(?)に変えたそうです。お子さんと遊ぶのによさそうです。

不思議な立つCDです。

横から撮ったので、何か分かりづらいのですが、裏のモーターで円盤を回してジャイロ効果で立つんだそうです。

ニキシー管時計です。


エレキモノサシです。

ちょうどお昼で誰もいなかったので、どのように使うものかは分かりませんでした。

桁をバラバラに配置できる時計です。

各桁はサーバーからの時刻情報を受信して、自分の担当する桁を表示する仕組みだそうです。通信には赤外線を使っているそうです。

ニコニコ動画を現実の世界に結びつけるアイテムです。

動画にコメントがつくと、ネギを振って教えてくれたり、コメントが電光掲示板を流れるそうです。

ビーズ(?)のようなもので作られた可愛らしい作品が飾られていました。


ニコ技の看板の下に置いてあったのは、レーザーハープでした。
遮ると音がなります。


POKENという名刺交換デバイスを痛くしたものだそうです(ASCIIの記事)。


ここまでがたぶん一番奥の部屋だと思います。
すみません、どの方の展示なのか、せっかく名刺を頂いたのに全く分からなくなってしまいました。

手作りの静電容量、近接センサーです。

木の板の両側に銅板が張ってありました。

センサーに手を近づけると対応するLEDが光ります。
この方はカメラ映像を影絵のように出力するデモもされていたのですが、うまく写真がとれていませんでした。

Twitterする植物

どういう原理なのかを聞き忘れましたが、おなかが空いたりすると、Twitterにしゃべるんだそうです。この前、はじめて登録してみただけの私より高級かもしれません。

スカウター(ドラゴンボールのアレですね)を自作している方がいました。

もちろん、まだ完成していないので、基礎技術の検討や開発をされているそうです。
試しに調べてもらったら、戦闘力が5000くらいあったので、ナッパくらいには勝てる?と思ったら、戦闘力は乱数だったそうです。

USBすらついていないような古いPCを利用する方法を研究している方がいました。

ホストコンピュータから画像を送ってもらうことで端末として再利用するようです。
ちなみに、こちらがホストコンピュータのMacBook(?)です。

昔からすると、格段にパソコンの性能が上がっていることが分かります。ホスト1台で5台くらいを制御していました。

linux環境でのキーバインド設定ユーティリティを開発している方です。

GUIで色々なモードに対応した複雑なルールを設定できるところが売りみたいでした。

ウソ発見器(?)を展示していました。

マトリックスLEDが光って、???な状態を教えてくれるみたいです。

ついでに、外にあるLED風車もチカチカ点滅します。


置いてあった説明です。

ちゃんと、説明とセットにして写真を撮っておかないと、いっぱいありすぎて、後で分からなくなります。しくしく、反省。

パラメトリックスピーカです。


キットも販売されていました。



廊下で電気通信大学の学生さんが展示をされていました。

プリンタヘッドで音楽を鳴らすカラリオンです。


その横では、ウマウマの踊りをする人形がいました。

動くので、うまく写真に撮れていません。あやつり人形みたく、吊るしてある糸を制御しているように見えました。

今回、見に行った中でお気に入りの一つです。
7セグ時計のように見えます。


数字の部分は10枚のアクリル板を重ねています。

アクリル板は各々0~9の傷がつけてあります。下から、LEDでどの板を光らせるのかを制御することで、見える数字が変わる仕組みになっています。
手前の2と奥の5では、光っている位置が異なっているのが分かると思います。おもしろい発想ですね。

ブレッドボード用の楽器だそうです。

マイコンのどの足にスピーカをつけるかで、音程が変わります。キーボードにつなげることもできます。ワンチップなのがおもしろいです。

大学のサークルみたいなところで、出展されたみたいです。電子工作な青春って、何かうらやましいです。


隣の部屋に入ってみました。

さっそく、しゃべるとLEDが点滅するマスクをしている方がお迎えくださいました。


フレキ基板で作られています。


ニキシー管時計がありました。

ニキシー管自体の販売もされていました。

エレキジャックNo.12に載っていた「ステップ・ゴーゴーゴーで階段ダンス!」が飾ってありました。

一円玉飛ばし機も体育館にあったので、エレキジャック巻頭の2つの実物を見れたことになります。

大きな電光掲示板がありました。


こちらのパンドラプロジェクトの応用作品ということみたいでした。


GPS時計です。

GPSから時刻情報だけを抜き出して表示しています。ブレッドボードです。レシピも配布されていました。GPSを使うことで、同期が速く頻度も多いので精度が高いとのことでした。

こちらはパラグライダー(空を飛ぶアレです)用のGPSモジュールです。

飛んでいる最中に見ると危ないので音で聞けるようになっているそうです。飛んでいる高度なんかも分かるそうです。展示されている方がパラグライダーをされるそうで、実際に使われているそうです。

テオ・ヤンセン風のペーパークラフトを作るワークショップが開かれていました。

このアイテムをいっぱい組み合わせて、大きなものにすることができるんだそうです。

MTM02にもあった、レゴで作ったスキャナーがバージョンアップしていました。

紙送り精度が高くなっています。実際にスキャンするところを見せていただきました。

このあたりで力尽きたのか、この後は写真がまばらになっていきます。90組の展示とはいいながら、1組が1つとは限らないので、見るものがいっぱいあります。
ちょうどお昼頃だったので、意外と空いていて丁寧に説明していただきました。ありがとうございます。
この時間帯に一時閉店されている方がおられたのに気づいたのは後のことでした。
今日は、もう眠いので明日に続きます。