Sim's blog

電子工作はじめてみました

AVRイーサネット

2008-08-30 11:14:57 | AVR
ArduinoGainerの国内販売をされているスイッチサイエンスさんが、AVRイーサネットキットの無料モニターを募集されています(募集ページ)。募集〆切は2008年9月1日必着です。

スイッチサイエンスさんはモニターとは言っていないのですが、ブログ等でとりあげるのが前提なので実質モニターだと思います。募集は3名ですが、多数応募のときは抽選ではなく選考を行うそうです。

募集条件は以下です。
- お送り先が日本国内であること。
- 1ヶ月以内くらいに、組み立ててみてくださること。
- 組み立てたことを、ブログ等で公表してくださること。
- お名前、ブログのURLを当サイトで発表することをお許しいただけること。

AVRはATMEGA168、イーサコントローラはSPI通信のENC28J60です。
オプティマイズさんのSPIイーサネットキットと同じ石です。
超低コスト インターネット・ガジェット設計」という本の第6章のμIPというプロトコルスタックの実験で、ENC28J60を使っています。最近、ぼのぐらしさんがμIPの実験をされています。

ENC28J60はスイッチサイエンスさんでも売っていますし(リンク)、秋月にもあります(商品番号I-01948)。

そのうち、商品化されるのでしょうか。ブレッドボードにも刺さるみたいですし、よさげなアイテムです。特に超低コスト インターネット・ガジェット設計を買ったけど回路作るのたいへんそうとか思ってる方にはお勧めだと思います。

秋月でpickit2が4000円

2008-08-30 10:10:58 | その他のマイコン
すんさんのところでも話題になっていますが、秋月でpickit2の取扱いが始まっています。お値段は4000円とかなりお安くなっています(商品番号M-02508)。ちゃんと調べたわけじゃないですが国内最安じゃないでしょうか?元々pickit2単体での販売が少ないというのもありますけど。
digikeyでも4118円です(digikey品番PG164120-ND)。送料まで考えると場合によってはdigikeyの方が安くなることもあります。
秋月では評価ボードつきのpickit2 debug express 5800円(商品番号M-02514)の取扱いも始まっています。

pickit2というとair variableさんが色々なことを調べてくださっています(pickit2の記事)。

写真で見る工作室さんでは、なんとpickit2を自作されています(記事)。キット化して販売もされています(ほぼPICキット2)。

秋月はPIC関連でも他に新商品があります。
PIC24HJ12GP202-I/SP 400円(商品番号I-02523) 内部動作40MHzというのがすごいですね。
dsPIC30F4013-30I/P 650円(商品番号I-02517) DIPです

ところで、秋月のAKI-PICプログラマーはどうなっちゃうんでしょうね。

FTF2008

2008-08-29 06:19:13 | その他
フリースケールのFTF 2008が9/10に開催されるそうです。現在、参加申し込み受付中です。開催案内はこちら
FTFデザイン・チャレンジ・コンテスト 最終結果発表および表彰式も行われます。ファイナリスト5名も発表になっています。freescale freakにログインすると今回の作品の紹介ビデオが見れて、投票もできます。かなりの力作ぞろいです。



LCDメモ

2008-08-27 23:51:24 | 電子工作
千石電商ダイセン電子工業のLCDを売っています(2F)。
上がLCDP61で6桁(500円)、下がLCDP81(300円)です。千石は店頭にはありましたが通販サイトにはないみたいです。店頭には、この他に確か2種類のLCDパネルも売っていました。

秋月だとSP-521(通販番号P-00477)、T361002(通販番号P-02422)があります。
共立エレショップだとVIM-503があります。

LCDを使っている方を探してみました。

(1) おじさん工房 LCメーター(電卓LCD使用)
LCメータの出力部に100円電卓のLCDを使っています。

(2) 電子工作マスターへの道 SEG-LCD時計
SP-521を使って時計を作っています。jujurouさんのところです。

(3) 新適当マイコン電子工作研究所 MC9S08LC60 - 液晶パネルを駆動してみた
LCDP61を出力に使っています。のりたんさんのところです。

(3)はLCD出力機能付きのマイコンを使っています。(1)と(2)は自分で出力信号を作っているようです。

トラ技の2008年1月号に「PICでLCDパネルを直接駆動」という記事がありました。(2)のjujurouさんと同じ方法です。

dutyとbiasという言葉が出てきます。重要なキーワードだと思われます。

1/3dutyというのは、ダイナミック点灯の多重度です。LCDパネルの配線しだいなのでLCDパネル毎に決まっていて変更はできません。1/3-dutyのときはcom信号が3本あることになります。

biasの方はよく分かっていません。
1/3biasというのは、Vccの1/3と2/3とGNDの計4レベルの電圧を使うことのようです。1/2biasの方が扱う電圧の数が少ないので制御回路が簡単になると思います。dutyのようにLCDパネルによって決まっているのかどうか、よく分かっていません。同じLCDパネルでも色々なbiasで制御できるものなんでしょうか?また、biasを変えるとどのような影響があるのかもよくわかっていません。

LCDパネルは直流を入力すると壊れるので必ず交流を入れないといけないみたいです。どのくらいの周波数を入れる必要があるのかもよく分かりません。分からないということでいうと、最大定格とか、その手の話もよく分かりません。

あしたなにしよぉぅさんが色々な液晶の解析をされています。

液晶ドライバ付きのマイコンというと、手持ちだとトラ技2007年1月号付録のMSP430付録基板がそうでした。

さて、動かせるようになるんでしょうか(笑)

TIMER_AでPWMする

2008-08-25 23:44:56 | MSP430
ツインT発振器の続きです。トラ技9月号のマルチテスターキットで色々な波形を見ようとしています。

MSP430のTIMER_AはPWMができるようになっています。色々なduty比のパルスが見れます。
#include <msp430x20x3.h>

void main(void)
{
    int duty = 1000;

    WDTCTL = WDTPW + WDTHOLD;   // WDT停止
    P1DIR |= 4;                 // P1.2を出力にする
    P1SEL |= 4;                 // P1.2をTA1にする
    CCR0 = 2000 - 1;            // PWM周期(500Hz ... 2ms)
    CCTL1 = OUTMOD_7;           // CCR1 reset/set
    CCR1 = duty;                // CCR1 PWM duty cycle
    TACTL = TASSEL_2 + MC_1;    // SMCLK, up mode

    _BIS_SR(CPUOFF);            // LPM0に入る
}

ソースはTIが公開しているサンプルを参考にしました。

使っているのはF2013です。F2013は何も設定しないと1MHzで動作しています。up modeだと、CCR0に設定した値になると0に戻る動作をします。2000にしているので、2ミリ秒で1周期です。途中でCCR1になったところで出力が反転します。出力はP1.2なので4pinです。

duty = 1000 (1:1)

0.5ms/divで4divくらいなので1周期2ミリ秒で、計算どおりです。

デバッガでduty = 1000;の代入が終わったところまで動かしてから、dutyの値を書き換えてやるとデューティ比が変わります。定数を変えても再コンパイルや書き込みがいらないので、ちょこちょこっと試すのには便利です。

duty = 500 (1:3)


duty = 1500 (3:1)


実験の様子です。

右の方にいるICがMSP430 F2013で、右上にいるeZ430を使って、書き込み/デバッグしています。左上の方にいるのは前回のツインT発振器です。

TIの無料コンパイラCCEはeclipseベースなので結構重いですが、とても便利です。

ツインT発振器

2008-08-23 23:20:03 | 電子工作
この前作った78K0マルチテスターキットで正弦波を見てみたいということで、なるべく簡単な正弦波発振回路を探してみました。ブレッドボードラジオさんでツインT発振回路が紹介されていました。

回路図です。

C2とC3はブレッドボードラジオさんと違って0.1uFにしてあります。こうすると350Hzくらいで発振します。

ブレッドボードで組んでみました。


ブレッドボード向けに書き直した回路図です。


78K0マルチテスターキットで見てみます。

きれいに正弦波になっています。

ハムフェア2008が開催されるそうです

2008-08-22 22:28:20 | その他
ハムフェア2008というイベントが8/23,24に開催されるそうです(案内のページ)。

ハムというとアマチュア無線のことみたいです。そっちの方はさっぱりなのですが、出展団体リストを見ているとジャンク販売と書いてあるところが色々あります。アマチュア無線をされる方って電子工作とかも好きそうなので(勝手な思い込み)、ジャンクといっても中古の無線機とかだけじゃなくて、パーツとかキットなんかもあるかもしれません(これまた勝手な想像)。全く分かってないということで言うと、アマチュア無線って、もしかして無線機を自作するところから始めたりするものなんでしょうか?というのも自作品コンテストの紹介のページがあって、色々なものを作られています。アンテナを作ってる人がいるのには驚きました。

CQ出版も出展しているので、もしかすると(葵)ちゃんに会えるかもしれません。

シリアル・パラレル増設ボード

2008-08-21 23:31:00 | その他
最近のPCはシリアルポートやパラレルポートがないレガシーフリーです。確かにモデムは使わないし、プリンタもUSBなので必要性がなくなってきています。でも、マイコンをいじくる人にとっては今でも重要なデバイスです。

以前、すんさんの掲示板でkawanaさんにシリアル・パラレルの増設PCIボードを一つ教えてもらいました。ぐぐってみたら他にも見つかったのでメモがわりです。

(1) 玄人志向 2S1P-PCI

これのよさげな所は、26pinのケーブルを伸ばす(D-SUB 25pinを経由しない)使い方ができそうなことです。

(2) FREEDOM PCI-1P2S

メーカーサイトを見てもこの製品が載っていないっぽいので、既に流通在庫のみと思われます。これは親にパラレルがいるので、玄人志向のと逆です。

(3) AREA SD-PCI9835-2S1P



とりあえず見つけたのはこんな感じです。プリンタ増設だけで何万円とかのも見つかりましたが、上のは2000~4000円くらいで売られているみたいです。

旭川の電子パーツ屋さん

2008-08-20 22:52:18 | 電子工作
先週、帰省していたときに探してみました。
2軒あったのですが、どちらもお盆休みで中には入れませんでした。

(1) クラフト電子

google mapへのリンク

ホームページはないみたいです。

松尾ジンギスカンの隣でした。



(2) 旭無線

google mapへのリンク

ホームページを見た感じだと、パーツ屋さんじゃないかもしれません。

(3) FreeLab
ここは、通販専門ショップみたいです。


まだあるかもしれませんが、見つけていません。工業高校とかの側にありそうな気もします。
お盆なのに秋の気配がただよい始めているという別天地みたいな場所でした。

札幌貿易

2008-08-20 22:25:38 | 電子工作
最近のCQ出版の付録基板をぐぐっていて、部品セットを販売している通販サイトを見つけました。
札幌貿易では最近の付録基板の部品セットを扱っています。

- Interface 5月号 FR60基板部品セット (600円)
- トラ技8月号 78K0基板部品セット (380円)
- Interface 9月号 ColdFire基板「RJ45と32ピンコネクタセットA」 (830円)
- Interface 9月号 ColdFire基板「RJ45と32ピンコネクタセットB」 (930円)
- Interface 9月号 ColdFire基板「RJ45 コネクタ」 (480円)

サイレントシステム関連の商品も扱っています。
定価と販売価格の両方が書いてあるものは、試しにカートにいれてみたら販売価格の方みたいです。
サイレントシステムさんの部品セット販売も終了しているっぽいので、ここもいいかもしれません。
8/23 追記 サイレントシステムさん、売り切れなんかじゃないです。こちらから買えます。すみません、トップページから行く方法が分からなかったので販売完了でページがなくなったものと勘違いしていました。

78K0基板関連

2008-08-20 22:08:16 | その他のマイコン
設計者のなひたふさん自らが作られた私設サポートページがオープンしています。私もポリスイッチのことで相談にのっていただきました。最後まできちんと仕事をされる姿勢には頭が下がる思いです。

JJ1WKNさんが、秋月の32x16LED基板をつなげる実験をされています。JJ1WKNさんというと、エレキジャックでも紹介された横浜電子工作連絡会という電子工作愛好家の集まりでも活躍されている方です。ブログを拝見していると、これでもかというくらい色々なものを作られています。

私も使わせてもらっているでんし研さんのAVRライターがバージョンアップして高速化されています。元々が2.3秒だったのが0.8秒と3倍近く高速になっています。
まだ試していませんが、78K0基板は、ジャンパーを切って、AVR基板側からI/O電源をいれてやると、3.3Vとかでも動かせるはずです。

トラ技の8月号ですがamazonで売り切れています。川崎駅前のあおい書店も売り切れでした。すごく売れたみたいです。

ポケットL/Cメーターキット復活

2008-08-19 23:01:46 | 電子工作
ストロベリー・リナックスポケットL/Cメーターキットが復活しました。ずっと品切れでしたが、バージョンが新しくなっての復活です。ずっと待ってたのでうれしいです。

LCメータは色々な方が作っておられます。
一番最近に見つけたのは、マルキン'ず工房さんです(LCメータ作成の記事)。
こちらの方がPSoCを使って色々なLCメータを作られています。秋月で昔売っていたものも位相検波を使うものだったようです。今となっては秋月回路図集でしか見ることができません。

やっぱり自分で巻いたコイルを計ってみたいとか思っています。

トラ技9月号のマルチテスターキットを作りました

2008-08-19 22:34:44 | その他のマイコン
マルツ部品セットを買ったので作ってみました。

付録小冊子には作り方が特になくて、トラ技のページに作り方が載っています。
いつも思うのですが、横置き抵抗の次はICソケットの方が背が低いのに、どうして後に付けるという解説が多いんでしょう?ICソケットを先に付けると何か困ることがあるんでしょうか?


MSP430を使って矩形波を出力してみました。


CCEの最新バージョンを使わないとeZ430が動きませんでした。書き込みをしないでもデバッガで周波数を変えれるので色々な周波数を試せます。
#include "msp430x20x3.h"

main()
{
    register int i, n;
        
    WDTCTL = WDTPW + WDTHOLD;
    P1DIR |= 0x01;              // P1.0出力

    n = 10;
    while(1){
        P1OUT ^= 0x01;
        for(i = n; --i; ) ;
    }
}

デバッガで途中で止めてnの値を変えると周波数が変わります。
オブジェクトを見てみるとregister宣言をすると、ちゃんとレジスタに割り当てられています。forは、色々試してみましたが、たぶん最速ループです。
    MOV.W   #0x000a,R14
L1:
    XOR.B   #1,&Port_1_2_P1OUT
    MOV.W   R14,R15
    DEC.W   R15
    JEQ     L1
L2:
    DEC.W   R15
    JNE     L2

    JMP     L1

R14がiでR15がnです。

どうせならサイン波とか見たいかな。

ノキア液晶5110

2008-08-12 20:03:30 | V850
先日CoCoNET液晶工房で買ってきた「ノキア液晶5110(加工済み)[M-LCD5110-PCB]」をInterface付録のV850基板につなげてみました。

その昔、東京ラジオデパートのATラボで買ってきたのと、中身は一緒(PCD8544)なことに気づいて、ATラボさんから頂いたサンプルプログラムを動かしました。

そもそもどっちが上か、さっぱり分かっていませんでしたが、実はふちの広い方が上でした(CoCoNetの写真も全部逆さま?)。

ぐぐって見るとトラ技2006年3月号に、この液晶の記事が載っていたみたいです。ソースプログラムのダウンロードもできます。

動作電圧ですが、データシートをながめた感じでは、2.7-3.3Vで動作させるのがよさそうです。