四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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今や分析科学が主流になっているが、それらは発展の段階が緩やかになっている後手の科学である。

2011年07月09日 09時51分44秒 | 科学
ロボット工学という最先端のテクノロジーが最近注目されているが、これは飽くまでも分析科学であることを考えておく必要がある。

何を分析しているかというと人間である。

人間の行動を研究してそれに見合ったロボット開発しようとしているのである。

つまり原型はあくまでも人間である。

人文科学の一番の主題も人間である。
これは哲学の基礎を為すもっとも重要な課題となっている。

人間の悟性は、逆立ちして世界を眺めても世界が逆立ちすることがないように、時には大爆音も小さく聞こえ、小さな音も普通以上に聞くことができる。
闇夜の小さな灯りが日中の太陽光に匹敵する明るさに見えることもある。
つまりこういう事を電気信号を使って分析的に科学しようとすることは、けっして新しいことではなく、後手後手の科学でしか無い。つまり、原本は他にあるということで、常に分析しか出来ないのである。

若手はこういう分析にはまりやすい。

そして分析科学をやっている多くの学者たちの顔を見ると、自信満々で俺は偉いのだという傲慢な顔つきをしている。

傲慢になるのは彼らの勝手で私がとやかくいうことではない。
ヤクザも同じように傲慢な顔をしている人間が少なくはない。
似ていると言えば似ている。
大学の研究のすべてが学問であるとは限らないように、彼らが教授の地位にあっても学者といえるわけではない。

特に芸術の分析は盛んである。
演奏家の脳波を調べるためにタコ足配線を演奏中につけさせ、見ているものを驚かせることがある。
そんな邪魔なものをつけて本当に演奏ができるのか心配になってしまう。
演奏する本人は快感だと言えばそれまでであるが!


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