四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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老朽化する公共投資財 

2010年01月30日 20時05分00秒 | 事件・事故・自殺
最近、インフラの老朽化で至るところで、道路の陥没、高速道路や鉄道のコンクリートやボルトの落下がよく報道される。

老朽化した場所を特定するための調査は困難を極め、たとえ特定できたとしても工事が困難な場所や工事をする人手が足りないなど、まったくお手上げの状態に陥っているということです。

地下に埋められた上下の水道管が破裂したりすると、その周辺が浸水する被害や、道路の陥没で車が穴に落ち込んだりするということがあります。

水でも被害は甚大ですが、ガス管の腐敗でガス漏れした状態で起こる被害はさらに深刻です。先ほどNHKのニュース7で、ガス爆発の保存映像が映し出されていましたが、集団住宅やビルなどでの爆発となると確実に生命の危険にさらされます。

最近、我が町ではケーブルテレビのデジタル化への張り替えを行っているのですが、作業員が確保できないために、工事が大幅に遅れているといいます。

失業率は5%を超えていますが、屋根に登って作業する人たちは集まらないらしいのです。
給料は仕事内容に比べると割安になっています。たしかに喜んで応募する人は少ないでしょう。
ボーナスもなし、社会保険もなしでは、ケガをしたときには自己負担ではたまったものではありません。

勝間和代の本の中にもガテン系の肉体労働の薦めとか、野外労働の魅力などは紹介していません。
NHKでさえ、『会社の星』などのビジネス講座が増えていますが、肉体労働に関してはDIYくの趣味講座位ではないでしょうか?

ガス屋の現場仕事はかなり危険です。道路発作には警察と役所で許可を取るのですが、現地では図面が読めない職人も居て、深さの当たりを間違えて工事中にガス管に穴をあける事故がかなり起こります。

地下にはガス管・水道管・電話管・電気管などが並んで埋められていたりすると、どれがどれやら解らなくなり、水道屋が間違ってガス管に穴を開けたり、電話線を切断したりといろいろな事故が毎日のように起きています。

災害対策に携わったことがありますので、実情はもっと複雑です。

とにかく、予想できる未来図としては日本の人口10万都市のほとんどが廃虚になり得る可能性が高いということです。しかも30年後には3000万人しか生き延びられないと行政側では判断しています。

引っ越しするときには上水道の設備が新しく、水道料金が安いところを選ぶことです。と、いってもこの考えも当てにはなりません。ダムの近くは水があっても危険地帯ですから、ダムの周辺には住まないことが安全対策の第一でしょう。

わたしの知人たちは海外への居住を考えています。
お金のある人たちはモナコを目指しています。


子供が生まれてくる。赤ん坊が生まれてくる。
その赤ん坊はすでに何をやるかどういう人生をたどるかは、はたして決まっているのであろうか?

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